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「Overwatch」の最新トレイラーで,e-Sportsや「Overwatch World Cup 2017」の詳細が明らかに
「Overwatch」公式サイト
キャプラン氏は,e-Sportsにおける「Overwatch」の問題点として,観戦する人がマッチで何が起こっているのかが分かりづらい点を指摘。今後,こうした部分の改善に努めて,「Overwatchを最も“見やすいゲーム”にする」と宣言した。また,2017年11月3日〜4日,BlizzCon 2017で開催される「Overwatch World Cup 2017」についてのさまざまな情報が語られているので,以下に紹介したい。
・チームユニフォームのシステム
「Overwatch World Cup 2017」に参戦するすべてのチームは,現在のような赤と青ではなく,プロスポーツ選手のようにホームとアウェイ向けの異なるゲーム内ユニフォームが用意される。
ユニフォームの色は,プレイヤーキャラクターの戦術や戦況によって変化するが,観戦者にどちらのチームがどういう状況なのか分かりやすくする。
・トップダウン型のインタラクティブマップの導入
視聴者およびブロードキャスター向けのツールとして,ゲームの状況を鳥瞰して確認できるトップダウン型の2Dマップが用意される。
スクリーンにオーバーラップする形で,プレイヤーキャラクターがどの位置にいるのか,アルティメットアビリティが発動したのか,フリーズしているのか,といったキャラクターの状態を分かりやすく表示できる。
・サードパーソンスマートカメラ
マップに,キャラクター以外の「サードパーソン視点」のカメラを用意する。これは,キャラクターをフォローしたり,スムーズに移動したりといったアクションが自動的に行われる,スマートなカメラになる。
・インスタント再生機能
ブロードキャスター用のツールとして,簡単に試合の模様を再生できる機能を追加する。
・トーナメントの自動化
トーナメントの主催者が起こしがちなミスを軽減するため,トーナメントのセットアップを自動化する新しいシステムを試験的に導入する。
・マッチの一時停止機能
トーナメントのマッチ中に,回線問題などでプレイヤーが抜けた場合,戻ってくるまで自動的に試合を一時停止する機能を追加する。
ゲームの再開を主催者の権限で行えるようにすることで,技術的な問題からマッチをやり直さなければならないという状況を軽減させる。
以上の新機能は,「Overwatch World Cup 2017」が開催されるタイミングに合わせてアップデートされるものと思われる。もちろん,そこからさらに“見やすいゲーム”にするためのさまざまな試行錯誤が続けられていくはずで,今後の展開にも注目していきたい。
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(C)2015 BLIZZARD ENTERTAINMENT, INC.
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