ニュース
「Overwatch」新ヒーローキャラクター“ソンブラ”を追加するアップデートが実施。全ヒーローのアルティメットコストは25%引き上げに
スペイン語で“影”という意味を持つソンブラは,ハッキング能力を活かしたオフェンス/サポート系のキャラクターとなり,相手の背後に忍び寄ってかく乱したり,ヘルス値50%以下の敵を壁越しに透視できる「Opportunist」というパッシブスキルを利用して,ちゃっかりとキルをしたりなど,小回りの効くロールになる。
また,新パッチの導入により,1対1の「Mystery Duel」や,3対3の「Elimination」を含めるカジュアルプレイ向きのメニューオプション「Arcade」が追加されたほか,メイのホームグラウンドでもある新マップ「Ecopoint: Antarctica」もアンロックされた。
公式フォーラムで公開されたパッチノートには,このほかにも改善やバグ修正が行われていることが開発者のコメント付きで記述されており,PlayStation 4版は「PlayStation 4 Pro」に正式対応したことも明らかにされている。
バランス調整の面では,全ヒーローのアルティメットコストが25%引き上げられた。これによりアルティメットスキルの発生率を低下させ,ゲームの流れが急速に変化しないように調整が図られた。なお,パフォーマンス面のバランス調整が行われた何人かのヒーローは,以下のような変更が行われている。
【アナ】「ナノ・ブースト」のスピードは加増しなくなった
【D.VA】アルティメットアビリティの「メック召喚」のコストが20%軽減。メカのヘルスは200に倍増し,銃撃中の移動速度は25%向上
【ルシオ】「アンプ・イット・アップ」のヘルス向上値は秒間につき10%減少
【メイ】「ブリザード」のコストが15%増加
【マーシー】ヘルス回復を稼働させるのに必要な秒数が3秒から1秒へと軽減
【ファラ】「ロケット・ランチャー」の爆破ダメージの最低効果が13%増強し,ノックバックの最低効果は0%になる。「ジャンプ・ジェット」は35%強化
【ソルジャー76】「ヘビー・パルス・ライフル」の弾丸のダメージが17から20に向上し,弾丸の最低飛散幅は2.2から2.4へと増加
【トルビョーン】スクラップは自動生成されるようになるが,敵からのドロップは40%減少。「フォージ・ハンマー」のスイングスピードは25%増加する一方で,そのダメージは27%減少する
【ウィドウメーカー】「ヴェノム・マイン」は,設置したプレイヤーにダメージを与えなくなる。「ウィドウズ・キス」のチャージ速度は20%向上する
【ザリア】「パーティクル・バリア」と「バリア・ショット」から得られるパワーは,どちらも20%減少
今回実装されたソンブラや,その他の新要素については,先に開催されたBlizzCon 2016の取材記事が詳しいので,そちらも参照してほしい。
なお,競技プレイの第2シーズンは,太平洋時間で11月23日16:00時(日本時間では24日09:00時)をもって終了し,第3シーズンは太平洋時間の11月30日16:00時(日本時間では12月1日09:00時)からスタートを切る。
新シーズン開始までの一週間は,アメリカでは感謝祭を跨いでの充電期間となるが,スキルレーティングに影響を及ぼすことなく,競技プレイのルールセットでマッチできるようだ。ただし,第3シーズンにあたっては,スキルレーティングも調整され,そのことで第2シーズン終了時点よりもスキルレーティングが下がっているという現象もありえることが,パッチノートで述べられている。
「Overwatch」公式サイト
キーワード
(C)2015 BLIZZARD ENTERTAINMENT, INC.
(C)2015 BLIZZARD ENTERTAINMENT, INC.
(C)2015 BLIZZARD ENTERTAINMENT, INC.