食パンシミュレーターの「I am Bread」が正式リリース。ローンチムービーも公開

　イギリスのBossa Studiosは，これまでアーリーアクセス版を提供していたアクションゲーム「I am Bread」を正式にリリースし，そのローンチムービーを公開した。


　高い難度による“イライラ”と，奇抜な設定に大笑いする“ゲラゲラ”を楽しむという，新しい形の物理シミュレーター「Surgeon Simulator」で知られるBossa Studios。本作でもそのテイストは健在で，プレイヤーの目的は食パンとなってその四隅を使いながら移動し，冷蔵庫を開けてジャムや卵を用意したり，自分をオーブンでこんがりと焼いたりして，帰宅する主人のためにおいしいパンになることだ。

　当初は這いずるような移動しかできないが，慣れてくるとスケートボードにうまく乗ったり，天井の扇風機につかまって遠くにジャンプたりといった高度なプレイもできるようになる。ゲーム実況向きの作品で，アーリーアクセス版の段階でも，ゲーマー達の食い付きは非常に良かったようだ。


　正式リリース版では，新たなステージとして，危険物の多そうな「Gas Station」と，エピローグとなる「Car」，そして待望のチュートリアルが加えられている。「キーボードでの操作が難し過ぎる」というユーザーの意見を受けて，キーボード操作時にパンの耳のグリップを強める調整も行われているとのことだ。ゲーム中にさまざまな条件を達成することで得られる実績が34種類，トレーディングカードは6枚用意されている。

　ただのおふざけに終わらず，プレイヤーの操作スキルに挑戦状を叩きつけるようなゲームになっている「I am Bread」。現在Steamでは25パーセント引きのローンチセールも行われているので，我こそはと思うプレイヤーは，本作を“かじり尽くして”みるのもいいだろう。

「I am Bread」公式サイト