「FFXIV」公式webラジオ「南條愛乃・エオルゼアより愛をこめて」の第1回“オフ会”をレポート。“クルル”役で南條さんが出演することも明らかに

　スクウェア・エニックスがサービスを行うMMORPG「ファイナルファンタジーXIV：蒼天のイシュガルド」（PC / PS4 / PS3 / Mac。以下，FFXIV）のリアルイベント「ジョブを選択してください」が，2015年11月1日に東京都港区で開催された。
　同作の公式webラジオ「南條愛乃・エオルゼアより愛をこめて」の公開録音，もとい“オフ会”の名目で行われたこのイベント。登壇したのはwebラジオのパーソナリティを務める声優/歌手の南條愛乃さんと，FFXIVのプロデューサー兼ディレクターでおなじみの吉田直樹氏だ。

会場となったのは東京・港区のニッショーホール

　今回のイベントは，2014年11月に配信が始まったwebラジオ「南條愛乃・エオルゼアより愛をこめて」では初めてとなる公開録音だ。収容人数700人強のニッショーホールを埋め尽くしたのは，もちろん“光の戦士”およびその候補生達である。吉田氏が自ら来場者を迎えていたこともあり，17：00の開演を前にしてホール内には長蛇の列。そんな中でも吉田氏は来場者一人一人と言葉を交わし，握手や写真撮影の要望に丁寧に応えていた。

　17：00の開演後には，白魔道士のアーティファクト衣装（※）に身を包んだ南條さんが登壇し，webラジオさながらにコーナーを進めていく。今回はリスナーからのお便りが，イベント来場者への事前アンケートとなっており，会場では投稿者のリアクションを含めて楽しむことができた。

※白魔道士のジョブで特定の条件を達成すると入手できるゲーム内装備を模したもの。ちなみに南條さんのメインジョブも白魔道士だという


　最初のコーナーとなった「エオルゼアでのおもしろ話」はいわゆる“ふつおた”コーナーで，「早朝にログインしたら，誰もいないと思っていたのか，フリーカンパニーのメンバーが自作の歌詞をチャットで打っているのを見てしまった」という気まずい内容のものから，「ソロプレイヤーだけどフリーカンパニーをどうやって選べばいいか」といった唐突な質問まで，南條さんが丁寧（？）に答えていた。


　その後は，川柳の最後の五の句をあえて読まない「最後の五を聞きたくないFF川柳」，さらには吉田氏を壇上に迎えての「吉Pさん人生相談」といったコーナーが続いた。


　川柳では「オフ会で　女性キャラみんな　……」といった，思わずオンラインゲームのプレイヤーなら「ああー…」となる一句が南條さんよりMIP（※）を受けていた。まさに，皆まで言うなといったところで，会場全体も唸るしかない様子だった。

※FFXIV内のインスタンスダンジョンなどのバトルコンテンツで，良いプレーをしたと思う人に投票できるもの。ラジオでは，MIPに番組特製のしおりをプレゼントしている


　人生相談のコーナーでは，「FFXIVをやりながらやせる方法はないか」「リアル会社の上司のタゲを取っちゃうんですけど」といった質問に，吉田氏が自ら答えていく。前者に対してはグローバルクールダウンの間に腹筋してみてはどうかというかなり無茶な回答で笑いを誘いつつ，後者には上司のヘイトを上昇させてしまっている原因を見極めることが大事といった真面目なアドバイスも提示していた。
　イベント後半には，来場者の中の有志と共に南條さんが好きだというコンテンツ「究極幻想 アルテマウェポン討滅戦」にも挑戦し，始終FFXIV尽くしの2時間となった。


　なお，パッチ3.1「光と闇の境界」で追加されるメインストーリーで初登場となるキャラクター，「クルル・マイア・バルデシオン」を南條さんが演じることも，このイベント内で正式に発表された。吉田氏はパッチ3.1について，「たくさんのコンテンツも，新しい遊びも入れています。新キャラクター，クルルも登場するので，プレイヤーはもちろん，まだFFXIVに触れたことのない方もぜひ遊んでほしい」と結んだ。


　メインクエストの拡張や「蒼天幻想 ナイツ・オブ・ラウンド討滅戦」を始めとする新コンテンツが追加されるパッチ3.1「光と闇の境界」は，2015年11月10日のアップデートでリリースされる予定だ。

■「パッチ3.1 光と闇の境界」特設サイト
http://jp.finalfantasyxiv.com/pr/special/3_1_As_Goes_Light_So_Goes_Darkness/

Webラジオ「南條愛乃・エオルゼアより愛をこめて」
音泉
http://www.onsen.ag/program/ff/
響ラジオステーション
http://hibiki-radio.jp/description/ff

「ファイナルファンタジーXIV」公式サイト