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とはいえ本作は,「LINE:ディズニー ツムツム」や「LINE ポコポコ」といったカジュアルなパズルゲームではなく,“シミュレーションRPG”と謳われているわけで,「自分,こ難しいゲームは無理ですわ……」と尻込みしているLINEユーザーも少なからずいそうである。
しかし安心してほしい。最初に断言しておくが,アルビオン戦記は結構本格的なゲームではあるものの,ゲームデザインは明らかにライトゲーマー向けになっている。さらに本作は“シミュレーションRPG”と銘打たれてはいるものの,各ユニットを手動で動かしていくタイプの(いわゆる)SRPGではないため,面倒な操作は一切不要なのである。
4Gamerでは,そんなアルビオン戦記の概要や魅力を複数回に分けて特集。第1回となる本稿では,基本的な遊び方を中心にお伝えしていこう。
「LINE アルビオン戦記」公式サイト
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5人の英雄と150種以上の傭兵を組み合わせ
自分だけの最強パーティを編成しよう
本作の舞台となるのはアルビオン大陸。プレイヤーは5人の「英雄」から好きなキャラを選び,突如暴政を行うようになったアルビオン皇帝・ステニウスの軍勢に立ち向かうこととなる。
現在用意されている英雄は,「騎士 フリード」「術師 アシュトン」「僧侶 ファティマ」「頭領 ベロニカ」「商人 メリッサ」の5キャラで,それぞれ特徴やイラストが異なっている。どの英雄を選んでも,ゲーム攻略の難度が大きく変わることはないが,本作のバトルは敵を素速く殲滅することが重要(後述)なので,全体攻撃や使い勝手のいいBURSTスキルを持つアシュトンやベロニカは結構オススメだ。
「商人 メリッサ」(攻撃特性)BURSTスキル:敵単体に大ダメージ |
「騎士 フリード」(防御特性)BURSTスキル:自身への攻撃対象となる確率アップ |
「僧侶 ファティマ」(回復特性)BURSTスキル:味方全体を回復 |
「術師 アシュトン」(サポート特性)BURSTスキル:味方全体のSPを回復 |
「頭領 ベロニカ」(特殊特性)BURSTスキル:敵全体にダメージ |
英雄を選択したのち,ゲームの基礎を学べるチュートリアルを一通りプレイしたら,いよいよゲーム本編のスタートだ。ゲームに必要な知識はチュートリアルで説明されるが,ここでもざっくりと説明しておこう。
本作は,プレイヤーの分身である英雄キャラ1体と傭兵キャラ4対,そしてフレンドのキャラ1体という構成で,最大6キャラによるパーティを組んで敵と戦う。ちなみに傭兵は,約150種類以上ものバリエーションが用意されており,敵からのドロップやガチャによる排出で入手することができる。
なお英雄/傭兵には,それぞれ攻撃/防御/回復/サポート/特殊という“特性”が設定されており,特性に応じたパラメータ/スキルを持っている。プレイヤーはキャラごとの特徴を把握し,「打たれ強いキャラは前衛に置こう」「このバトルは被ダメージが少なそうだから回復の代わりにサポートを入れよう」などとあれこれ考えつつ,パーティを編成することになる。“戦略的”を謳うほかのゲームと同様,本作でも“戦いの前から戦いは始まっている”というわけだ。
240ものステージがプレイヤーの挑戦を待っている
ボリューム満点のアルビオン戦記
アルビオン戦記では,ワールドごとに用意されたステージを次々とクリアしていくことでゲームを進める。1つのワールドは6つのフィールドに分かれており,各フィールドには9つのステージ+BONUSステージの,計10ステージが用意されている。本作には現時点で4つのワールドが存在するので,敵のパーティ構成や強さが異なるステージが,すでに240も実装されているというわけだ。
そして各ステージは,味方パーティと敵パーティとのバトルで攻略していくことになるのだが,バトルの詳細は後述するとして,ここでは簡単に,ゲームの基本的なサイクルを,画像を交えて紹介していこう。
スキルは任意のタイミングで発動可能
まさに「シンプルだけど奥が深い」バトル
そんなバトルで重要になるのは,何と言ってもスキルの使い方だ。画面下部のキャラアイコン(スキルゲージも兼ねている)が一杯になったときにタップすると,使用可能なスキルが表示されるので,状況に応じてスキルを使い分けていくといい。
序盤のうちは,敵単体/全体に直接ダメージを与えるタイプのオーソドックスなスキルをフル活用し,タイムアタック感覚で最速クリアを目指していくといいだろう。そういったごり押しが通用しなくなってきたら,クリティカル率や防御力を高める補助スキルや,回復スキルなどを織り交ぜていくのがオススメ。直接ダメージを与えるタイプのスキルにも,防御力を下げたり,出血させたりといった二次効果が付与されているものもあるので,ゲームに慣れてきたらそのあたりについても研究してみよう。
もう一方のスキル,BURSTスキルについても説明しておこう。これは画面下部のキャラアイコン上にときおり表示される「BURST」をタップしたときに発動する特殊なスキルだ。実際にプレイしてみると,BURSTは10〜30秒に1度くらいの間隔で,ランダム(つまり誰がBURSTするかは分からない)に一瞬だけ(1秒前後?)表示されるようだ。効果は特性(攻撃/防御/回復/サポート/特殊)によって異なり,以下のような感じになっている。
攻撃特性:敵単体に大ダメージ
防御特性:自身への攻撃対象となる確率アップ
回復特性:味方全体を回復
サポート特性:味方全体のSPを回復
特殊特性:敵全体にダメージ
どのタイミングで誰のBURSTスキルが使用可能になるかは分からないため,やや計算しづらいところはあるものの,定期的に訪れるBURSTチャンスをモノにできれば,ステージの攻略タイムは確実に縮まる。パーティ編成の段階で特性をある程度固める(サポート特性4,回復特性2といった構成など)ことで,特定のBURSTスキルを出やすくするといった工夫もできるなど,こちらも研究しがいのある要素と言えるだろう。
オートバトルということで,プレイヤーがやることはないんじゃないかと思っていた人もいるだろうが,実際にはプレイヤーの介入すべき要素が多く,工夫次第でバトルの結果をよりよいものにすることができる,シンプルながら奥が深いバトルシステムなのだ。
英雄/傭兵を積極的に強化して
さまざまなコンテンツに挑戦してみよう
ゲームを進めていくと,どうしても攻略できないステージに突き当たったりもするだろう。そんなときには,傭兵をレベルアップ/進化させてみるといいかもしれない。
アルビオン戦記では,英雄はバトルで得た経験値で,傭兵は他の傭兵と合成することで成長していく。敵からドロップした傭兵や,本作の運営チームから贈られた「モコ召喚石」(使用すると「モノモコ傭兵」など合成用の傭兵が入手できるアイテム)などを使って,積極的にレベルアップさせていこう。
なおレベルが最高になった傭兵は,進化用傭兵と合成させることで「進化」させることもできる。傭兵が進化すると能力値や使用スキル,グラフィックスなどが変化するので,まずはお気に入りの傭兵で進化を目指すといいだろう。
ステージ攻略を進めれば,英雄は自然と強くなっていく。なお英雄に限り,必殺技(スキル)/能力(パッシブスキル)のほかに“英雄スキル”を習得/強化することもできるので,パーティ編成にあわせてセッティングを変えるといい |
運営チームからプレゼントされるモノモコ傭兵を使えば,傭兵のレベルを20〜30程度まで簡単に上げられる。ステージに登場する敵の強さにあわせて傭兵を成長させていこう |
アルビオン戦記では,運営チームからのプレゼント企画やイベントなども,積極的に行われている。もちろんログインボーナスも用意されているので,毎日少しずつプレイするといいだろう |
なお本作では,LINEの友だちだけでなく,ゲーム内限定のフレンドともゲームが楽しめるようになっている。フレンドとの交流を重ねていくと「フレンドコイン」というものが入手でき,これを使うことでフレンドガチャや,BONUSステージへの挑戦が可能になるので,LINEは生活必需品だという人も,たまにしか使わないという人も,リアル仲間を増やしつつ,アルビオン戦記を楽しんでみてほしい。
フレンドコインはBONUSステージへの挑戦などに必要となる。有り難いことに(?)ゲーム内限定のフレンドを作ることもできるので,LINE仲間が少ない人でも十分楽しめるはずだ |
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(c)2014 YD Online Corp.
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