ニュース
Windows 10に統合される「Xbox Live」機能は,ソーシャル面で大きく進化
Major Nelson 公式ブログ
New Xbox Features on Xbox One and Windows 10
2015年7月29日に正式リリースされるWindows 10は,発売後1年間に限り,Windows 7/8.1ユーザーを対象にOSの無償アップデートが発表されており,大いに注目を集めている。
XboxユーザーにはおなじみのXbox Liveは,Windows 10に標準搭載される「Xbox App」の機能として無料でサービスが提供される予定で,Windows 10搭載のPCやタブレットでXbox Oneのゲームをストリーミングすることが可能になる。たとえば,リビングのテレビではXbox Oneを使えないときでも,自分の部屋にあるデスクトップやノートPC,タブレットで“ホームクラウド”風にXbox Oneのゲームを楽しめるというわけだ。
7月にリリースされる「Xbox App」では,とくにソーシャル面で大きく進化している様子で,以下の新フィーチャーが採用されている。
- Party Chat
Xbox OneもしくはWindows 10のフレンドと,ゲーム内外でのパーティチャットができる
- My Games
ユーザーがWindows ストアで購入したゲームや,過去にリリースされたWindows向けのゲームなどをアプリ起動時に検索し,自動的にライブラリを構築する。任意でゲームを追加することもできる
- Home
ホーム画面にいくつかのメニューが追加されており,最近プレイしたゲームをリストから選んでゲームストリーミングを始めやすくなった。また,Windows ストアに登場した注目作品が表示される
- Profile
フレンドに表示される自分のアバターやゲーマーアイコンを選択でき,すべてのプロフィール情報は「Customize」で変更可能
- Share with your friends
ローカル保存しているゲーム映像やスクリーンショットをアップロードできる
- Xbox Avatars
ゲーム内で撮影したスクリーンショットをゲーマーアイコンとして利用可能
7月3日に掲載した記事でお伝えしているとおり,Windows 10の無償アップグレードは,7月29日に「Windows Insider Program」参加者向けに配信が開始され,その後,順次一般向けに配信が行われる予定だ。Windows 10におけるXbox Live機能の存在は,Windows ストアの活性化に不可欠な要素といえるだろう。現在,PCゲーマーからの圧倒的な支持を得ているSteamなどの配信サービスに対抗する足掛かりとするべく,さまざまな新機能が実装されていくはずだ。
- 関連タイトル:
Windows 10
- この記事のURL: