紹介記事
ファンタジー世界で一風変わった社長業を楽しもう。DMMゲームズの人気ブラウザゲーム「かんぱに☆ガールズ」のゲームシステムを紹介
正式サービスは2014年9月に開始したが,サービスイン直後はサーバーが常にほぼ満員になるという人気ぶりで,いまなおDMMゲームズの人気ランキングでは上位を保っている。現在は,サーバー増強とワールド追加が行われて快適にプレイ環境が整い,さらにアップデートによりゲーム内容も格段にパワーアップしている。
今回は,これからプレイを開始する人に向け,基本のゲームシステムの紹介から本作の魅力を探っていこう。
社長業務も楽じゃない。異世界で自分の会社を運営するある男の記録
会社の業務は,人々の依頼を「クエスト」という形で受注し,目的を達成して報酬を得るというもの。依頼自体はいろいろな種類があるが,ファンタジー世界なのでモンスター達を倒す必要が出てくる。そこで問題になるのが,社長本人には戦闘能力がほとんどないことだ。異世界の住人であるため多少の特殊能力は備わっているものの,実際に戦闘を行ってくれるキャラクター(社員)が必要なのである。
そんなユニークな設定の本作,実際のゲームプレイの方は,現場,人材マネジメント,そして経営と,まさに社長的な立場で全体を見なければならない。
クエストで訪れる現場は,基本的に社員に任せて見ているだけだが,適宜「社長スキル」を使って社員をフォローすることができる。また,クエスト中に出現する選択肢を選ぶのも社長の役目だ。
人材の扱いは,本作において一番頭を悩ませる要素だ。どんなキャラクターを社員として採用して誰を解雇するのか,また,クエストを行う5人を編成したり,「施設」で働く人材の選択も重要となる。
経営については,クエストで入手した資材を,いかに運用していくのかで手腕が試される。「資材管理部」を大きくして資材を増やしていくのか,または,広報部を大きくして有望な社員を集めるのか。装備開発室に投資して,今いる社員を精鋭部隊に磨き上げるのもいいだろう。
……というように,設定に沿って解説していくと,ちょっと難しそうな印象も受けるかもしれないが,要は社員を集めて会社をでかくしていくのが目的だ。プレイ時間の大部分はクエストを回すことになり,このクエスト部分は,選択肢を選ぶ場面以外は完全にオートで進行する。したがって,“ながら”でプレイするのにも適したゲームとなっているのだ。
ブラウザゲームにもさまざまな種類があるように,プレイヤーが求めるゲームシステムは多種多様だ。本作は,可愛いイラストだったり手軽さだったりと,幅広いニーズに応えられるポテンシャルはあるが,その中でも,プレイヤーの負担(マウスをクリックする頻度)が少なく,キャラクターの育成に注力できるようなシステムを求めているプレイヤーにとくにオススメできるタイトルといえるだろう。
毎日送られてくる履歴書に目を通し,会社のためになる人材を確保しよう
では,プレイヤーにとって一番の楽しみになるであろう社員の収集と育成についてみていこう。
社員の収集は,クエストクリア時にランダムで出現するパターンと,送られてきた履歴書から採用を決めるパターンの2種類が存在する。履歴書はほかのゲームでいうガチャに相当するものだが,4枚の履歴書の中から採用する一人を決める仕様のため,ある程度好みのキャラクターを選択可能だ。
履歴書は1日1回必ず送られてくるが,それ以上に社員を採用したいときは,課金もしくはゲーム内でも限定的に入手できる「シャインストーン」を消費する必要がある。
ただし,シャインストーンには別の有用な使い道(後述)もあるので,クエストなどで入手したシャインストーンはよく考えて使いたい。
社員のレア度は,★の数で表されており,★★までの社員はよく見かけるのだが,★★★以上の社員を入手できるのはきわめて稀である。運よく採用できたら,大切に育成していこう。
★と★★の社員は,レベル上限が★が10,★★が20と低いため,敵が強くなってくると素のままでは厳しくなってくるが,レベルの上限を上げる「クラスアップ」が複数回行える仕様となっているので,頑張って育てれば戦力となる。
なお,クラスアップに必要なアイテムをクエストだけで集める困難なので,社員を解雇して入手するのが一般的だ。よって,★社員は解雇候補として,★★以上の社員を中心に育成するのが一般的なようだ。
社員の育成にはもう一つ「引継」というシステムもあり,こちらは,退職する社員の意思を引き継ぐという設定で,引き継ぎ先の社員以外はいなくなってしまう代わりに経験値を入手できる。クエストで敵を倒すだけでも経験値は入手できるので,基本的には同じ社員同士を引き継がせたときに発生する「覚醒」を狙うときに行う。覚醒の回数は限りがあるが,ステータスやスキル回数にボーナスが発生して,その能力は飛躍的に伸びるので活用したい。
社員の育成はクラスアップがキモになるが,「社員を解雇して専用アイテムを確保する」というところが少々分かりにくく,独特の育成法を理解するまでに時間が掛かってしまうかもしれない。だが,一度システムを理解すると,好みの社員を育てようとコツコツとクエストを回すのも楽しくなってくる。
仕事は基本的に社員にお任せて,社長は会社の運営のことを考えるべし
バトルが行われるクエストは,先に述べたように完全オートで進行する。プレイヤーは社長スキルでバックアップできるが,これには時間の経過で溜まっていくパワー(PW)が必要になるため,常時使うというわけにはいかない。基本的には強敵を相手にするときの切り札として運用するべきだろう。
では,クエストでは何に気をつければいいかというと,それは出撃する部隊の編成である。3×2のマスの中に最大5人の社員を配置できるわけだが,必ず前列にはスレイヤーやサムライといった前衛職を,後列にはプリーストやハンターといった後衛職を配置すること。後列には,飛行ユニット以外は手出しができないので,育成したいレベル1の社員を配置するのもいいだろう。ただ,途中で戦闘不能になると経験値は入らないため,飛行する敵が出ないクエストを選択することが大切だ。
編成のポイントとなるのは,やはり回復ができるプリーストだろうか。クエストは基本的に連戦となるため,前衛の一人が集中攻撃を受けたときのリスクを回避ためにも,敵が相当格下でない限りはプリーストは必須だ。
また,リーダーに設定した社員が覚えている作戦が部隊全員に影響することになるため,リーダーの選択も重要となる。最初にリーダーになっているモニクは「元気なヤツをねらえ!」という作戦で,このままだと攻撃が分散して余計にダメージを受けることになりがちである。リーダーが倒れても,ほかのメンバーが生きていれば戦闘は継続するので,「弱ってるヤツをねらえ!」など,有用な作戦を持っている別のキャラクターにリーダーを明け渡すべきだろう。
ちなみに,クエストの途中の選択肢によって,クエストのストーリーが少しだけ変化する。といっても,同じクエストを何度でも受けられ,そのたびに違う選択肢を選べるのでとくに気にする必要はないが,赤い選択肢は,より強力なモンスターが出現する傾向にあることだけは覚えておこう。初めてプレイするクエストは青いほうの選択肢を選び,余裕がありそうなら次は赤いほうを選ぶのがいいかもしれない。
続いて,クエスト等で稼いだ資材を使って運用する「施設」の説明をしていこう。施設は,現段階で,社屋/資材管理部/装備開発室/広報部の4種類あり,それぞれ資材を消費することでレベルを上げることができる。
・社屋
社長室がある本社建物。レベルが上がると社員数の上限が増え,新しい社長スキルを習得することも可能だ。初期段階の社員数は50名とそこそこ多く,レベルが上がっても増える社員は少ない。最初は資材管理部を優先し,資材の運用が軌道に乗ってからレベルを上げ始めよう。
・資材管理部
資材を管理する部署で,レベルが上がると資材の保持数と資材の増加速度が上昇する最重要施設。優先的にレベルを上げ,また有用な社員を配属して資材の確保を行おう。
・装備開発室
その名の通り,社員の装備品を開発できる施設。実際に装備を開発するには,クエストでレシピと素材を入手する必要がある。レベルが上がると装備開発時に追加効果(一部の能力の底上げなど)が付きやすくなる。
・広報部
2014年12月19日に追加されたばかりの新施設で,有望な社員を集めるための募集広告を作成できる。レベルが上がると,広告のフレーズ(前衛職大歓迎など)が増えていき,履歴書を送ってくる社員の傾向をある程度絞れるようになる。
社屋以外の施設は,社員を配属してその効果をアップさせることも可能だ。初期段階だと2人までしか配属できないが,シャインストーンを使ってアンロックすると,最大5人まで配置できる。シャインストーンは,いわゆる課金用のポイントとなっているが,限定的ではあるがゲーム内でも入手できる。その使い道は人それぞれだとは思うが,最初は社員の採用よりも施設の社員配属数を増やすことに使ったほうが効率がよいだろう。
今回は紹介できなかったが,2014年12月19日のアップデートでは,クラスごとの特徴が強調された「クラス特性」システムが導入され,部隊編成の幅が広がった。キャラクター育成の楽しさはそのままに,育成したキャラクターを運用する楽しみが加わった形だ。
ファンタジー世界で一風代わった社長業が手軽に楽しめる本作,基本無料のブラウザゲームということで,ゲーム自体も気軽に始められるので,年末年始の休暇を利用して遊んでみてはいかがだろうか。
「かんぱに☆ガールズ」公式サイト
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かんぱに☆ガールズ
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