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[TGS 2014]200人規模の軍団を連れ回すのが楽しい「ブレイドストーム百年戦争&ナイトメア」のインプレッションをお届け
本作は,2007年にPlayStation 3およびXbox 360用ソフトとして発売されたアクションゲーム「ブレイドストーム 百年戦争」(PlayStation 3 / Xbox 360)に,新たなストーリーや戦闘システムなどを加えたタイトルだ。
プレイヤーは,英仏百年戦争の時代に生きる1人の傭兵となり,騎兵や弓兵,そして攻城兵器などで構成された部隊を指揮し,自軍を勝利に導くために戦うことになる。
前作に睡眠時間をたくさん削られた筆者としては,これをやらずに(自分の中での)東京ゲームショウは終われない――ということで,さっそくプレイしてみたので,その感触をお届けしよう。ちなみに今回筆者がプレイしたのはPS4版だ。
試遊台の前に立つと,近くにいたスタッフから「基本操作は前作と変わらないので,経験者ならすぐに慣れます」と説明を受けた。とは言われても,なんせ前作をプレイしたのは7年も前のことなので操作方法なんて覚えているわけもなく,とりあえず,百年戦争の英雄として活躍していたあの頃を思い出しながらゲームを進めることに。
自分の指揮下に置く部隊をとっかえひっかえしながら戦場を駆け回るのが前作の大きな特徴だったが,本作ではそれに加えて,4人のキャラクターを戦場で切り替えることが可能になっている。この切り替えをうまく使えば,それぞれの部隊を違う拠点に攻め込ませたり,1つの拠点に集合させて一気に落としたりといった戦略的なプレイが可能というわけだ。
さらに本作では,最大4つの部隊を1つにまとめることができる。これは「軍団化」と呼ばれており,1つの部隊が50人規模なので,最大で200人規模の兵士をプレイヤー1人で率いることができるのだ。これだけの兵士を連れて歩いてもまったく処理落ちしないところはさすが新世代機といったところか。
敵も同様に大軍を率いて戦場を駆け回っているため,200人規模の軍団同士が衝突する光景はまさに圧巻の一言。軍団を引き連れて戦場を駆け回るのがとにかく楽しい。
前作ではやたらと騎馬隊が強いイメージがあったが,プレイアブルデモで遊んだ限りでは,どの職業もバランスがうまく取れている印象だ。とはいえ,やはり敵の軍勢に騎馬隊で突進してなぎ倒していくのは非常に気持ちよく,筆者はこればっかり使っていた。
せっかく新世代機でプレイしているので,グラフィックスについても軽く触れておこう。全体的にブラッシュアップされているのは一目見ただけですぐに分かるのだが,個人的に目を奪われたのは砂煙の表現だ。もちろん前作でも,軍隊や軍馬が駆け回れば砂煙が舞っていたが,本作では,表現がより強化されているように感じ,軍団同士の大規模な衝突が起きた時は,砂煙で何が何だか分からないほどだった。
今回出展されているプレイアブルデモでは,本作のPVに出てきたようなゴブリンやドラゴンが見られなかったのが心残りだが,製品版に収録される“ナイトメア編”ではこれらと対峙できるので,その日が来るまで楽しみに待ちたい。
「ブレイドストーム 百年戦争&ナイトメア」公式サイト
4Gamer「東京ゲームショウ2014」特設サイト
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