2015年4月25日と26日,千葉・幕張メッセで
「ニコニコ超会議2015」が開催された。さまざまなブースやイベントで目白押しだった会場内において,4Gamerが注目したのが
「超ゲームエリア」だ。同エリアでは,「
ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT」「
スクール オブ ラグナロク」「
シンクロニカ」といった最新ビデオゲームが試遊可能で,麻雀や花札などのテーブルゲームも楽しめた。さらに「全日本ポーカー選手権」の決勝戦が行われるなど,大いに賑わいを見せていた。
ティーンから親子連れまで幅広い年齢層の参加者が集まっていた同エリアを取材してきたので,それぞれのコーナーの模様をお伝えしよう。
新旧さまざまなゲームが揃った「超アナログゲームゾーン」
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トランプゲームの定番中の定番,ポーカーの体験コーナー |
最初にレポートするのは,多数の来場者が詰めかけていた
「超アナログゲームゾーン」。ここではポーカーや麻雀,花札といった定番テーブルゲームに加え,参加者が互いに“嫌われ者”の札を押しつけ合う「ごきぶりポーカー」,盤面にできるだけ多くのブロックを置いていく「ブロックス」,参加者の中に潜む“人狼”をあぶり出す「ワンナイト人狼」,積み上げたカードの山を崩した人が負けになる「キャプテンリノ」など,新旧さまざまなアナログゲームを楽しむ様子が見られた。
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(左)麻雀の体験コーナーでは多くの参加者が卓を囲んでいた (右)土台となる“屋根カード”に指定されたとおりに,“壁カード”を乗せていく「キャプテンリノ」 |
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ゴキブリや蜘蛛などの“嫌われ者”の札を参加者同士で押しつけ合う「ごきぶりポーカー」 |
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参加者が盤面にブロックを置いていく「ブロックス」。ブロックは自由に置けるわけではなく,自分が置いたブロックと角が接しており,かつ辺が接していないという条件がある |
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参加者の中に紛れている“人狼”を探し出すアナログゲーム「人狼」。これを短時間で手軽に楽しめるようにアレンジしたのが「ワンナイト人狼」だ |
実際にブロックを積み上げて「Minecraft」の世界を体験
色とりどりのブロックが来場者の目を引いていた
「超リアルマインクラフト」では,「
Minecraft」に登場するブロックを模したペーパークラフトを組み立て,これを組み合わせてさまざまなオブジェを生み出すという試みが行われていた。地面や石,草などのブロックを自由な形に組み合わせていく過程は,まさに“リアルマインクラフト”といった表現がしっくりくる。小中学生の参加者が目立っていたのも印象的だった。
色とりどりのブロックが積み上がっていた「超リアルマインクラフト」
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ペーパークラフトのブロックを積み上げていくと,下の写真のように立派なオブジェクトが完成する
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「超アーケードゲームゾーン」には最新作が勢揃い
注目の最新アーケードゲームが揃っていたのが
「超アーケードゲームゾーン」。なかでも「
ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT」「
スクール オブ ラグナロク」「
シンクロニカ」という3タイトルは,正式稼働前の話題作を一足早く遊べるとあって取材時には長い待機列ができていた。
また,「
太鼓の達人 ムラサキVer.」のコーナーには,試遊台に加えて巨大な旗が用意されていた。これは同シリーズが15周年を迎えることを記念した寄せ書き用のもので,来場者が思い思いにメッセージを書き残していた。
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「ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT」の試遊台。ポケモン達と一緒に記念写真を撮影できるスポットも用意されていた |
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「スクール オブ ラグナロク」の試遊台では,先日行われたロケテストと同じバージョンを出展 |
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新感覚の音楽ゲーム「シンクロニカ」。試遊した人には,特製ストラップが1つプレゼントされた |
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「太鼓の達人 ムラサキVer.」の試遊台。寄せ書き用の旗には,多数のファンからメッセージが寄せられていた |
「全日本ポーカー選手権」決勝トーナメントで強豪が激突
超ゲームエリアでは
「全日本ポーカー選手権」の決勝トーナメントも実施されていた。これは2007年から開催されている日本最大規模のポーカートーナメントで,今年は約3000人がエントリーしたという。
大阪と東京で行われた予選を勝ち抜いたプレイヤーが会場に集結したのだが,優勝者にはラスベガスで開催予定の「世界ポーカー選手権」への出場権が贈られるとあって,一様に真剣な表情で勝負に臨んでいた。
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「全日本ポーカー選手権」決勝トーナメントの様子。取材時(4月26日)には「レディーストーナメント」と「メイントーナメント」が実施されていた |
ゲーム実況も可能な「超Splatoonゾーン」
注目のWii U用ソフト「
スプラトゥーン」を発売前にプレイできた
「超Splatoonゾーン」。参加者は4人対4人の対戦を楽しめただけでなく,ゲームをプレイしながら実況できるというコーナーも用意されており,これにはサポートMCが実況を盛り上げるというユニークな試みが行われていた。
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実況体験コーナーでは,サポートMCと一緒に「スプラトゥーン」の実況プレイが可能だった |
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会場で「スプラトゥーン」をプレイした人には特製リストバンドをプレゼント |