ロックスター・ゲームスは,
「グランド・セフト・オートV」(
PlayStation 4 /
PlayStation 3 /
Xbox One /
Xbox 360。
PC版は2015年1月27日発売予定)の「GTA:オンライン」で楽しめる
「強盗ミッション」を,2015年初頭より無料で配信する。
「
こちら」の記事でも「Heists」として紹介しているが,強盗ミッションとは,ロスサントスでの強盗を楽しめる
4人協力プレイ用のコンテンツだ。
各強盗ミッションにはランク12以上のプレイヤーが4人必要で,1人がリーダーを務めるという。リーダーは,コスチュームを決定したり,プレイヤーを招待をしたり,取り分を決定したりといった権限があるが,強盗のための準備費用などは一人で負担しなければならない。そもそも,リーダーは高級マンション所有者に限られるようだ。
強盗ミッションには,
計20以上のミッションが含まれる予定で,想定プレイ時間は約20時間。同じミッションを別の役割でプレイしたりもできるので,やり込み甲斐もありそうだ。
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プレイヤーの想像を超えるプレイ体験!
「GTAオンライン」強盗ミッション
いよいよ近日配信開始!!
強盗ミッションについては「GTAオンライン」初期から告知を行ってきましたが、その開発はロックスター・ゲームスが当初想定していたよりもはるかに困難なものでした。「ロックスター・ノース」の当初の狙いは、ストーリーモードにおける強盗ミッションのコンセプトを土台に、協力プレイにより重点を置いた「GTAオンライン」の新たなゲームプレイ体験を生み出すことでした。全てのプレイヤーがそれぞれの力を発揮し、結果に大きく関与できる体験です。何ヶ月にも及ぶデザイン、テスト、改訂、再テストを経て、ゲームに搭載される4人プレイのスタイルにたどり着きました。納得のいく仕上がりを実現させるため、プログラマーとミッションデザイナーは大変な苦労をしましたが、やっと2015年の初頭の無料配信が皆様に発表できるようになりました!
開発チームはまず、コンセプトとして様々な準備作業、多様なゲームプレイ、大がかりなクライマックスといった、複数工程から成るミッション群を設定しました。ここではチームプレイと各自の役割遂行が成功と失敗の運命を分けます。さらに各ミッションは、ストーリーモードのキャラクターに再び会える、ユニークな筋書きにしようと考えました。
実際に作業を進めていくと、これほど複雑なマルチプレイ用ミッションを複数同時に作成することは、想定していた以上に困難を極めました。完成まであと少しかと思うと、問題が生じて振り出しに戻るということの繰り返しです。強盗ミッションの登場は既にプレイヤーにも告知していたため、こうした後退がある度に、より完璧なものを作らなければというプレッシャーは増すばかりでした。
強盗ミッションの仕組みは?
各強盗ミッションにはランク12以上のプレイヤーが4人必要となり、その内の1人が強盗リーダーを務めます。作戦ボードを設置する部屋が必要なため、強盗リーダーになれるのは高級マンション所有者に限られます。マンションからリーダーとしてミッションが開始でき、準備作業から本番の強盗に向けてミッションを進行していきます。
強盗リーダーにはメリットとデメリットがあります。良い点としては、レスター(Lester)から直接仕事の情報がもらえます。そして強盗チームへのプレイヤーの招待、役割分担、コスチューム選択、各プレイヤーの取り分は、リーダーに決定権があります。しかしその一方で、リーダーは強盗を成功させるための準備費用をひとりで負担しなければなりません。
チームメンバーと強盗リーダーの両方をプレイすることで、全く別のゲーム体験が可能
強盗ミッションのフィナーレまで報酬を得られないリーダーとは違い、他のチームメンバーは各準備ミッションごとに報酬を受け取れます。チームメンバーと強盗リーダーの両方をプレイすることで、全く別のゲーム体験が可能です。そのためには、何度も同じ役割ばかり担当するのではなく、全ての役割をプレイして強盗ミッションの全容を知りたいと思わせるミッションを作る必要がありました。
強盗ミッションの流れ:準備からフィナーレへ
例えば、各プレイヤーが別々の地点から抜群のタイミングで合流する、壮大な脱獄ミッションのフィナーレがあります。ミッションの成功には、パイロット、破壊担当、潜入作戦が必要となり、真のチームワークと素早い判断力、活発なコミュニケーションを駆使しながら全てのピースを正しく繋ぎ、目標人物の回収を目指します。現金を盗むだけでもなければ、銃を撃ちまくるだけの強盗でもありません。
ミッションには、全員まとまって行うものもあれば、プレイヤーがハッキングや人質の制圧といった特定の役割をこなすもの、小グループに分かれて個別の重要目標を達成するものもあります。たとえば、同じ準備ミッション内でひとつのチームがギャングから逃走車を盗み出し、その間に別のチームが警察署に忍び込むといったものです。ロックスター・ゲームスは協力要素を強化して、各目標達成には効果的なコミュニケーションとチームプレイが欠かせないと、プレイヤーに感じてもらいたいのです。
各強盗フィナーレは、プレイヤーが複数の役割をこなす大掛かりなミッションです。その間にプレイヤーは新しい乗り物や武器、アイテム、服を入手し、びっくりするような場所を訪れ、ストーリーモードの懐かしいキャラクターに遭遇します。
もうひとつ初期段階から変更されたのは、各プレイヤーをミッション目標にどう関わらせるかという点です。強盗ミッションのルーツは、私たちのお気に入りでもある『グランド・セフト・オート・バイスシティ』にまでさかのぼります。さらに、『グランド・セフト・オート・サンアンドレアス』や『グランド・セフト・オートIV』、『グランド・セフト・オートV』の際立ったミッションも、同様に着想を与えてくれました。しかしいずれのミッションもシングルプレイ用であったため、私たちが最初に作った強盗ミッションは1人か2人のプレイヤーしか楽しめず、残りのプレイヤーが参加できないものでした。開発を進めてコンセプトを洗練させていくほど、4人のプレイヤー全員をミッションにとって欠かせない存在にする必要性が高まりました。それはすなわち、全てを見直すということであり、一からの再構築を何度も行いました。そのおかげで、参加するプレイヤーは別の役割でもプレイし直したり、同じミッションを全く異なる視点から体験できるようになりました。これによって各ミッションのリプレイ性が格段に向上しました。
さらに、プレイ済みミッションで長距離移動を短縮できる「目的地へスキップ」機能の追加や、チェックポイントのバランス調整を行い、様々な難易度設定であらゆるスキルレベルのプレイヤーが手応えを感じられるようにしました。服装や戦略など、可能な限りプレイヤーが自由に選択できる要素を盛り込むことにも努めています。 同じミッションでも異なるスタイルでプレイできます。
20ミッションを含む、5つの強盗!
5つのユニークな強盗とそれらにまつわる合計20種以上のミッションを用意しています。
想定プレイ時間は総計で約20時間となります。一通りプレイした後は別の役割で何度もプレイし、様々なアプローチでミッションに挑んでいただければと思っています。
バラエティに富んだ内容を心がけ、オープンエンド型のゲームプレイや派手な仕掛け、いくつかのサプライズも盛り込みました。
プレイヤーが獲得できる報酬も複数用意しました。5種類の強盗ミッションを同じプレイヤーで順番に全てプレイすることで得られる報酬や、全ての強盗ミッションをPlayStation 4、Xbox One、PC版で楽しめる“1人称視点操作タイプ”でプレイすることで得られるボーナスなどがあります。さらに、強盗の各パートでクリア時間や受けたダメージ量、精度などの目標を達成すると大金が獲得できる、エリートチャレンジもあります。