プレイレポート
「LET IT DIE」プレイ日記 第5回:パンイチ女,道に迷うの巻
ガンホー・オンライン・エンターテイメントとグラスホッパー・マニファクチュアが手がけるPlayStation 4用ソフト「LET IT DIE」。前回のプレイ日記では,ようやく初の大ボス(マックス・シャープ)を倒して10階を踏破した。
しかし,本作をプレイしている人なご存じのとおり,実は「ここからが本番」と言ってもいい。つまり,いよいよバルブの塔が本気を出してくるということだ。
「アイアンハンマーで殴る!」戦法だけで,ここまで攻略してきた筆者だが,果たしてどこまで通用するのか……。試練の第5回です!
- プレイ日記 第1回:パンイチ女,バルブの塔へ旅立つの巻
- プレイ日記 第2回:パンイチ女,初ボスに挑むの巻
- プレイ日記 第3回:パンイチ女,暁に死す!の巻
- プレイ日記 第4回:パンイチ女,初トロフィーを得るの巻
4Gamerの「LET IT DIE」特設サイト
「LET IT DIE」公式サイト
PlayStation Store「LET IT DIE」購入ページ
さて,ようやく11階に到達したことで,「グレード2」のファイターを作れるようになった。グレード2になると,レベル上限が50近くまで大幅にアップする。11階以上はさらにキツくなることが予想されるため,この先生きのこるにはグレード1では厳しいだろう。
というわけで,新たに第4の戦士・グレード2のストライカーを降臨させる。金髪っ娘なのでパツキーナとかも考えたけど,今回はデフォルトの名前を尊重してみよう。
ここで,おなじみのCOEN(コーエン)ベンチマーク。すでに何回か戦ってレベル17まで上がっているガブリエラさんの勇姿をご覧ください。
なんと,わずか三撃で倒してしまった。あまりにもケタ違いのパワー。髪が金色に輝く怒りの戦士は,やはり強い。オレはおこったぞー!!!! COENーッ!!!!(とばっちり)
レベルが21になったところで,そろそろ最前線に投入して,12階セヤネ,13階モモハラへと足を踏み入れる。すると,空き地のような場所で突然「ピピッ!」という音が……。
さすがに,ここまで来ると殺意が違う。もし遠隔武器を持っていれば,敵が地雷の近くにいるときを狙撃して逆に利用できるのかも……などと考えながら進んでいると,不意に現れたピストル野郎にアッサリとやられてしまった。いつの間にか手持ちのキノコが尽きているじゃない!
前回はサイフのヒモを緩めてしまったが,ここは一旦,待合室に戻ってキルコインで復活させることに。
しかし,復活にかかる費用が1万7000と高額になり,キルコイン事情が苦しくなってきた。襲撃を繰り返してキルコインを稼ぎつつ,レベル上限を目指して,11階で敵を求めて戦いまくる。そんなこんなを繰り返して,あるとき,待合室に戻ってくると……。
何だか待合室がボロくなっているような……まあ,元からボロかったけど。木野子會舘にいたっては炎上しており,鍋奉行がガタガタと震えていた。
鉄男に話しかけると,妙にシブい声で「お,お客様……襲撃されてしまいました……」と報告してくれた。ログアウト中に襲撃される可能性があるのは知っていたが,ログインしているときでも待合室を離れていると襲撃されるのか……。
「防衛のためにファイターを育てたり,施設を強化したりしないとなぁ」とは思うものの,今は深刻なキルコイン不足。待機メンバーであるボブ美やボサ江のために武器や防具を買うこともできない。
えーい,仕方ない! 来るなら来たらいいじゃない! 待合室の惨状に目を背けつつ,ガブリエラの強化に専念。キルコインは少し貯まるたびに武器や防具を購入して,スピリチウムは施設の強化にどんどん注ぎ込む。こうして所有量を減らしておけば,襲撃されても大して痛くないはず。スゴく後ろ向きな対策だけど……。
そうこうしていると「抗争」が発生。もちろん,イソイソと参戦しますよ。
初めての抗争にドキドキしながら,「具体的に何をすればいいのかな?」と思っていたのだが,何のことはない。プレイヤーのすることは,ふだんの襲撃と変わらない。抗争期間中に自分がどれだけ相手にダメージを与えたのかが評価され,終了後に「がんばったで賞」としてキルコインとスピリチウムをドーンともらえるというわけだ。チームへの貢献度が上位にランクインすると,デスメタルがもらえることも!
ちょうどキルコインに飢えていたこともあり,小一時間,抗争相手であるSingaporeのプレイヤーを襲撃しまくってみた。
通常の襲撃で稼いだうえに,あとから追加ボーナスがもらえるようなものなので,抗争には積極的に参加したいものだ。
さて,ガブリエラのレベルが41になり,「そろそろ本格的に攻略しないとね……」とエレベーターを降りた筆者。だが,恥ずかしいことに道に迷ったというか,12階セヤネから上に行けないというか,地図を凝視せざるを得ないというか。
セヤネから上階に通じるルートは見つけたのだが,反対側から扉が施錠されているので,これ以上は進めない。あちこちウロウロしていると,11階マカツツミでそれらしい扉を発見した。
その先には広場が見える。イヤーな予感がするけど,どう考えても行くしかない。バッと飛び込むと,やっぱりボス登場!
「GOTO-9(ゴートク)」はこれまでのボスと違って,こっちのハンマー攻撃を見事なタイミングでスッと避けるので少々厄介だ。地面に吐かれたゲロのようなモノを踏むと滑って転倒してしまうことも。さらに転倒したところを大車輪攻撃でガリガリ削られたり,ジャンプからの落下攻撃がキツイ。
幸い,食料やキノコは蓄えがあったので,HPが減っても決してあわてない筆者。ただ,何も考えずに片っ端から食べていたら,なんと混乱効果のあるキノコ「トトダケ」を食べてしまった! ナンテコッタイ!
混乱状態に陥ると方向感覚がムチャクチャになってしまうので,効果が切れるまでひたすら逃げることに。ちなみに効果時間(15秒)はそれほど長くないので,なんとかピンチを脱したものの,ゲロ滑りからの大車輪攻撃が地味に痛い。
とはいえ,基本的にGOTO-9は隙が大きい。地道にハンマー攻撃を当てるようにすれば,そこまで恐れる相手ではないはずだ。
これで11階マカツツミから12階ウコンガオカへのルートが開通。しかし,11階のエレベーターはとっくに使えるようになっているし,新たなファイターが開放されるわけでもない。
「あれ? コイツ,倒す必要なかったのでは……」と思った矢先,「画面にはいろいろな場所のバルブが有効になった」という内容のメッセージが表示。なるほど,コイツを倒さないと先へ進めなかったのかも……。
それから少し迷いながらも一旦,9階ヨシキダニへ降り,10階シモオオメノ,11階ノケジリ,13階カモトと進むルートでエレベーターを発見できた。
13階到達時点では新しいファイターの開放がなく,ここは気合を入れて16階を目指すしかなさそうだ。その道中,何度も死線を潜り抜けたり,15階ウソガヤでスナイパーに狙われたり……といったあたりはプレイ動画のほうで詳しくやっておりますぞ。
ようやくたどり着いた16階では,再びJIN-DIE(ジンダイ)が登場。基本的には一回り強くなっただけだが,以前とは地形が違ったり,遮蔽物がかなり減ってしまったり,唐突にゲロみたいなモノを吐いてきたりと,なかなか戦いにくい相手だ。
なんだかボスがやたらゲロ吐くようになった気が……。しかも,ここまで猛威を奮っていたアイアンハンマーでは,さほどダメージを与えられなくなった。
食料やキノコを十分に用意してこなかったこともあり,ゲロビームで削られまくっていると,お久しぶりの瀬戸 際子さん。ただ,今回は手応えを感じていたので,デスメタルを惜しむことなく蘇生を選択。ラストスパートじゃーい!
「16階に到達すれば,グレード3のファイターが開放される」という情報を得ていたので,さっそくファイターデポへ帰還。しかし,さすがにグレード3ともなると高額でキルコインが全然足りない。
よろしい,ならば襲撃だ。しかし,こんなときに限って,やたら強い守衛ファイターに当たってしまう。ガブリエラがやられ,ポニ子がやられ,ボサ江までも返り討ちに遭うという非常事態に……。
襲撃自体にも多少のキルコインが必要なので,その襲撃費用すら足りなくなると,1階イケガラに行ってコツコツ稼ぐしかない。当然,エレベーター代も足りないし……。
「ううむ,これは面倒だぞ」というわけで,DHサービスの「エクスプレス1日パス」を初めて試してみることに。幸いなことに,パスが何枚か溜まっていたのだ。
序盤はあまり必要性を感じなかったが,10階を超えるとエレベーター料金も高くなってきたし,キルコイン不足を解消するにはベストの選択肢だろう。
エクスプレス パス(またはエクスプレス1日パス)の効果期間中は襲撃費用がゼロになり,金色のロイヤルエレベーターがタダで使用可能。しかもデスバッグの容量が10個増えて,リワード箱に毎日デカールが届くのだから,いたれり尽くせりだ。東京デスメトロのプラットフォームが豪華になったり,襲撃時に即時退却が可能になったりするというメリットもある。
もう元の状態には戻れないかも……。
個人的にはエレベーターで移動中,エレベーターガールの虎井 凛さんを背後から眺め続けられるうえに,降りる直前に凛さんの一言コメントが聞ける点を推したい。
「エスカレーターは苦手としております」という謎のエレベーター愛溢れるコメントから「当エレベーターは密室となっております」というものまで,いろいろな意味で目が離せない凛さん。「エレベーターが密室って,それは当たり前だけど,わざわざそう言ってくる意図は何なの!? えーと,それはつまり……」といったところでベルが鳴って扉が開き,目的の階に着くわけです。
扉が開くと見慣れた景色が広がり,急に冷静になることでしょう。頬を染めながら足を踏み出し,「下がっていた筆者の血液が上へ参りまーす!」といったところで次回に続きまーす。
4Gamerの「LET IT DIE」特設サイト
「LET IT DIE」公式サイト
PlayStation Store「LET IT DIE」購入ページ
- 関連タイトル:
LET IT DIE
- この記事のURL:
キーワード
(C)GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
- LET IT DIE アンクルプライム エディション【CEROレーティング「Z」】 - PS4
- ビデオゲーム
- 発売日:2017/03/09
- 価格:¥5,283円(Amazon) / 5980円(Yahoo)