インタビュー
北米でサービスインした「LET IT DIE」のゲームシステムを紹介。PSX会場には案内人のアンクル・デスや,瀬戸際に現れる瀬戸際子が登場
あらためて説明しておくと「LET IT DIE」は,ローグライクな味付けがされたダンジョン攻略型のアクションRPGだ。北米では,現地時間の12月3日にPlayStation 4向けのサービスがスタート。料金形態は,基本プレイ無料のアイテム課金制となっている。
今回出展されていたデモは,E3 2016に出展されていたビルドとほぼ同じ内容だったので,今回は当時のレポートではあまり触れられていないゲームシステム周りを中心に見ていく。
本作のアクションは,近年のサードパーソンアクションでよく見られる,左スティックで移動を行い,L2/R2で攻撃を繰り出すというスタイルになっている。同ジャンルのタイトルと比べると操作は若干複雑なので,こういったゲームを始めてプレイする人は,慣れるまで多少の時間が必要となるだろう。
プレイヤーキャラクターは左右の手に3つずつ装備枠があり,計6個の武器を持てる。ただし,素手攻撃も“少ないスタミナ消費でスタンを発生させられる”という利点があるので,必ずしも“武器を多く持っているほど強い”というわけではない。なお,銃器やハルバードなどの大型武器は両手で所持するものの,占める装備枠は1つだけだ。
二刀流ならぬ二金属バット流 |
太刀は両手で装備 |
通常,スタミナの残量は画面上に表示されておらず,攻撃やダッシュなどのアクションを行ってスタミナが低下してくると,心臓をかたどったアイコンがキャラクターの上に表示される。そのままアクションを続けると,心臓アイコンの脈動が加速,脈動が限界に達すると,キャラクターは息切れを起こして動けなくなってしまう。スタミナ残量を考えずに敵を殴り続けていると途中でスタミナ切れを起こし,手痛い反撃を受けてしまうことに。
デモで登場した武器は,金属バットや電気ノコギリ,ネイルガンなどだ。ハルバードや大口径リボルバー拳銃などもあるが,ホームセンターで売っているような武器が割と多い印象を受ける。しかし,PVではSF映画に登場しそうな拳銃も確認できるので,全体的な武器のバリエーションは非常に豊富だと察せられる。
また,ゲームプレイ中にはさまざまなキノコが登場する。キノコは種類によって,攻撃力や防御力を増強してくれたり,毒で体力を減らされたりする。ちなみに,中ボスを倒したらドロップされた「Doomshroom」というキノコを食べたら猛毒で死んだ。毒キノコは食べずにしまっておいて,敵に投げつけるのがいいかもしれない。
プレイヤーキャラクターが死亡すると赤いジャケットの美女が出てきて,「保険を使いますか?」と聞いてくる。ここでYESと答えるとコンティニューだ。保険の利用には“デスメタル”という虹色のドクロを1つ消費する。なお北米版では,デスメタルは10個で4.99ドル,30個で13.99ドル,80個で32.99ドル,160個で60.99ドルにて販売されている模様だ。
「LET IT DIE」は日本国内での展開も予定されているが,具体的なリリース時期などは今のところ不明だ。続報に期待しよう。
「LET IT DIE」公式サイト
「PlayStation Experience 2016」記事一覧
- 関連タイトル:
LET IT DIE
- この記事のURL:
キーワード
(C)GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
- LET IT DIE アンクルプライム エディション【CEROレーティング「Z」】 - PS4
- ビデオゲーム
- 発売日:2017/03/09
- 価格:¥5,283円(Amazon) / 5980円(Yahoo)