イベント
ユービーアイソフト主催「FPS Day 2024」会場レポート。久しぶりのオフラインイベントには,どこか「UBI DAY」の面影があった
「レインボーシックス シージ」公式サイト
「レインボーシックス シージ」公式サイト
当日は「レインボーシックス シージ」のAPAC地域チームによるトーナメントや,「エックスディファイアント」のエキシビションマッチを中心としたスケジュールが組まれており,現在開発中の「レインボーシックス モバイル」(iOS / Android)の試遊コーナーをはじめとするアクティビティも展開された。
主なイベント(有料・事前購入制)は会場の3階であるパークタワーホールにて行われたが,1階のギャラリー1は誰でも無料で入場でき,物販やファンミーティングなどを実施していた。
ユービーアイソフトといえば,以前は「UBI DAY」と題したオフラインイベントを例年開催していた。「シャチョー」の愛称で親しまれたスティーブ・ミラー氏(現在は退職)を筆頭に同社スタッフも表舞台に出てくるスタイルで,ファンコミュニティの距離感の近さも特徴だった。
ユービーアイソフトのプライベートイベント「UBIDAY2016」開催。注目の「ウォッチドッグス 2」や「フォーオナー」の実機プレイがお披露目に
2016年11月3日,ユービーアイソフトのプライベートイベント「UBIDAY2016」がベルサール秋葉原にて開催された。「ウォッチドッグス 2」および「フォーオナー」のステージイベント,そして同社のキーパーソンが今後の展開についてトークを繰り広げたラウンドテーブルの模様を中心にお伝えする。
- キーワード:
- PC:ウォッチドッグス 2
- ユービーアイソフト
- アクション
- SF
- Ubisoft Entertainment
- Ubisoft Montreal
- クライム
- 特殊部隊/スニーク
- 北米
- PS4:ウォッチドッグス 2
- Xbox One:ウォッチドッグス 2
- PC:フォーオナー
- MO
- シングルプレイ
- PS4:フォーオナー
- Xbox One:フォーオナー
- PS4:ゴーストリコン ワイルドランズ
- 現代戦
- 欧州
- Ubisoft Paris
- ミリタリー
- TPS
- Xbox One:ゴーストリコン ワイルドランズ
- PC:レインボーシックス シージ
- 対戦プレイ
- FPS
- PS4:レインボーシックス シージ
- CERO D:17歳以上対象
- Xbox One:レインボーシックス シージ
- PC:Eagle Flight
- ノージャンル
- VR
- PS4:イーグルフライト
- PC:STEEP
- PC
- PS4:STEEP
- PS4
- スポーツ
- Xbox One:STEEP
- Xbox One
- ライター:大陸新秩序
- イベント
コロナ禍によってオンライン開催になったり,開催そのものが途絶えたりしたが,今回は同社のFPSタイトルにフィーチャーする形で,久しぶりにオフラインイベントが復活した。時代に合わせた変化を遂げつつも,“ユービーアイらしい”空気感を味わえたのでレポートをお届けしよう。
朝から多くのファンが会場に集結
先にお断りしておくと,本稿ではトーナメントやエキシビションマッチの結果を割愛している。試合の内容や結果が気になる人は,YouTubeのアーカイブをチェックしてほしい。
YouTubeのアーカイブ「APAC Cup」
というわけで,まずは会場の雰囲気からお伝えしていく。
3階のホールは入り口から装飾が全開だ。コミュニティや関係者から届いたフラワースタンド,小ネタを挟んだ注意書きのポップ,フォトスポット,小物が設置されていた。
ホールに続く通路を挟むように設置されていたのが,「レインボーシックス モバイル」の試遊コーナーと,「エックスディファイアント」のチャレンジコーナーだ。
「レインボーシックス モバイル」は開発中のビルドをプレイでき,終了後のアンケートに回答すると賞品が当たるクジに挑戦できた。
「エックスディファイアント」のチャレンジコーナーでは,プラクティスゾーン(射撃場)を用いたミニゲーム企画が行われていた。ステージ上に現れる的を射撃するタイムを競うものだ。参加賞としてステッカーを配布したほか,最速タイムを記録したプレイヤーには特別な景品が贈られた。
このエリアでは食事も提供していた。メキシカンフードという予想外のチョイスに驚いたが,すれ違った出場選手が「めっちゃうまかった」と話していたのを耳にした。筆者はカメラを抱え,会場を行ったり来たりしていたので食べられなかったのだが……。
余談だが,FPS Dayに限らず,長時間のリアルイベントでは「昼食をどうするか」を考えておくといい。会場でなんとか調達するのか,インターバルなどを利用して会場の外に出るのか。イベント次第だが,選択肢はいくつかある。
筆者は栄養ゼリーや固形栄養食を流し込みがちだが,これはあくまで仕事があるから手短に済ませたいだけであり,素敵な思い出の一幕にはしっかりとした食事は欠かせない。とくに友人や仲間と参戦しているときは尚更だ。
試合だけでなく,こうした時間も記憶に強く残る。しっかり食べて,いい思い出を作って,最後まで全力で選手や出演者にエールを届けたいところだ。
コミュニティの活気を率直に感じた
1階のギャラリーには,ゲーマー向けセレクトショップ「FUTAROKU」が出展していた。会場限定を含むグッズが購入できたほか,ラテアートの販売,eスポーツチームの選手やイベント関係者によるファンミーティングも行われていた。
公式コスプレイヤーの写真が用いられたフォトスポットや,今回のイベントに使用されたイラストを手がけたコミュニティアーティスト どんぴちゃんさんの巨大イラストウォールも設置されており,ファン同士の交流の要になっていたようだ。
コミュニティの活気が率直に感じられたのはファンミーティングも同様。以下より会場の雰囲気が少しでも伝われば幸いだ。
オフラインならではの賑わいを見せた「APAC Cup」
イベントのメインストリームとなっていたのが,「レインボーシックス シージ」のAPAC地域チームによる「APAC Cup」だ。9:30頃からのセミファイナルを経て,勝ち上がった「Orgless」と「CAG OSAKA」がグランドファイナルの舞台で激突。日本代表のCAG OSAKAが優勝を果たした。
見どころが多い試合ばかりだったので,ぜひアーカイブを視聴してほしい。
YouTubeのアーカイブ「APAC Cup」
エキシビションマッチも観客を魅了
APAC Cupのセミファイナルとグランドファイナルの間に実施されたのが,Rush Gamingのメンバーとインフルエンサーによる「エックスディファイアント」のエキシビションマッチだ。ハイレベルな戦いを繰り広げ,観客を魅了していたが,この試合は配信が行われていない。
タクティカルなCQBをメインとする「レインボーシックス シージ」と異なり,ハイテンポなアリーナシューター要素を持つ「エックスディファイアント」の登場は,会場の空気にいい具合の刺激を与えていたと思う。
実況解説を務めたのは,父の背中所属の馬人(うまんちゅ)さん,動画配信者の実況者ジャンヌさん。動画ではよく耳にしているが,会場に響き渡るジャンヌさんの声はなんだか新鮮だ(やっぱり動画とは声が違う)。
試合は「オキュパイ」「ドミネーション」が予定されていたが,急遽「チームデスマッチ」も実施した。とくにチームデスマッチは,バチバチのエイム勝負に見応えがあった。キルが直接ポイントになるので,ルールをよく知らない人でも展開が分かりやすかったようだ。
コスプレイヤーの皆さんの写真をお届け
会場では,コスプレイヤーの皆さんも大きな存在感を放っていた。ステージに登場したYunocyさん,シスルさん,Tabucoさん,黒子ききさん,コスプレイヤーとして韓国で最多のフォロワー数を誇るMyBooさんといったクリエイターをはじめ,一般参加のコスプレもOKだったため,至るところに見覚えのあるキャラクターが存在した。
試合間のインターバルには,ユービーアイソフトのイベント名物「コスプレランウェイ」も実施され,大いに盛り上がった。以下,素敵なコスプレを披露してくれた皆さんを紹介しよう。
コミュニティとの関係を感じる一幕も
ユービーアイソフトからコミュニティに対するリアクションの数々が行われたことも,今回のイベントの特筆すべき点だろう。
前述のとおり,コミュニティアーティスト どんぴちゃんさんによるイラストが会場で使用されていたほか,ストリーマーの宇宙花(こすも)いんぐさんが「日本Esports新世代コンテンツクリエイター」に任命された。また,日本のコミュニティへの多大な貢献を表彰し,ねりぴぴさん,Naviさんにはコミュニティ・アワードが贈られた。
取材後記
リリースから約9年の月日が経つ「レインボーシックス シージ」は,2025年に大きな節目となる10周年を迎える。この10年で世の中は激しく変化したが,順当にアップデートを重ねて運営が継続されているのは純粋にスゴイことだろう。
そしてなにより,イベントの参加者は誰もが楽しそうだった。会場では偶然,ユービーアイソフトの代表を務めるオザン・コチョール氏と立ち話をする機会があったが,筆者が「ユーザーの皆さん,本当に楽しそうですよね」と伝えると,氏の顔が一段と明るくなったのが強く印象に残っている。
今後のイベント開催は未定とのことだが,「レインボーシックス シージ」10周年に合わせてコミュニティが喜ぶようなサプライズがあってほしいと思っている。ともあれ,「UBI DAY」の遺伝子は「FPS Day 2024」に受け継がれていた。それは間違いない。
「レインボーシックス シージ」公式サイト
「レインボーシックス シージ」公式サイト
- 関連タイトル:
レインボーシックス シージ
- 関連タイトル:
レインボーシックス シージ
- 関連タイトル:
レインボーシックス シージ
- 関連タイトル:
エックスディファイアント
- 関連タイトル:
エックスディファイアント
- 関連タイトル:
エックスディファイアント
- 関連タイトル:
レインボーシックス モバイル
- 関連タイトル:
レインボーシックス モバイル
- この記事のURL:
キーワード
(C)2015 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Tom Clancy’s, Rainbow Six, The Soldier Icon, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries.
(C)2015 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Tom Clancy’s, Rainbow Six, The Soldier Icon, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries.
RAINBOW SIX MOBILE (C) 2022 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Tom Clancy’s Rainbow Six, Ubisoft and the Ubisoft logo are registered or unregistered trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries.
RAINBOW SIX MOBILE (C) 2022 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Tom Clancy’s Rainbow Six, Ubisoft and the Ubisoft logo are registered or unregistered trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries.