「虹色カノジョ」，宣伝隊長のレディビアード氏が編集部に来訪。マッチョな女装パフォーマーが就任した理由とは？

　アンビションは本日（2014年6月3日），同社が配信しているAndroid向け恋愛育成シミュレーション「虹色カノジョ」の宣伝隊長に，女装パフォーマーであるレディビアード氏を起用すると発表した。本稿では，発表に先がけて編集部を来訪した同氏に，ゲームや自身の話などをうかがうことができたので，その模様をお届けする。

本作のダウンロードは無料。iOS版は2014年夏頃に配信予定

Android版「虹色カノジョ」ダウンロードページ

　「虹色カノジョ」は，架空のゲームアプリから飛び出した女の子と，ひとつ屋根の下で過ごす恋愛育成シミュレーションゲームだ。女の子に「お勉強」させることで，幼馴染，ボクっ娘，おっとり，ツンデレ，お姉さん，インテリ，ヤンデレといった性格が形成されていく。また，顔や髪型，服装，身長をエディットできる「キセカエ」では，3人の声優から1人を選ぶ“ボイスきせかえ”も行える。さらに，性格やボイスによって，同じシーンのセリフでもニュアンスが異なる点も見逃せない要素だ。


　去る5月29日，そんな本作の宣伝隊長に就任したレディビアード氏が編集部を訪れた。同氏は，オーストラリア出身の女装パフォーマーで，プロレスや，音楽ライブなど，さまざまなパフォーマンス活動を行っている。肩書きは“げんきプレゼンター”。


　ということで，まずは筆者が，本作で自分好みのキャラクターを作り，それをレディビアード氏に評価してもらうことになった。


　……まったくもってどうでもいい話だが，筆者は理想の女性像にちょっとしたこだわりがある。世の中の男性の多くは，色白でナチュラルな髪型や化粧の女性を好む傾向にあると思うが，筆者の場合は，褐色の肌を持った健康的な雰囲気の女性がタイプだ。さらにいえば，日焼けした肌と素肌とのギャップは，三度の飯よりも好物と言っても過言ではない。
　そんな話しをすると，よく「ギャルが好きなのか」という問いかけを受けることがあるが，そうではない。あくまでも，適度に日焼けした褐色の肌，派手な色の髪，バッチリ決まったメイクといった要素を重要視しているだけなのだ。

そうした点を考慮して生まれたのが，この子だ。小麦色の肌に，学生らしからぬ派手なヘアースタイル。完璧です

　そんなカノジョを見たレディビアード氏は，「スゴーイ！」「カワイイネ！」と連呼。これは，かなり高評価をもらったと言っていいだろう。このとき筆者は，本作を通じて，国境を越えた共感を得られたのだ。
　というように，“自分好みの女性を作ってほかのプレイヤーとコミュニケーションを取る”ということが，本作の楽しみ方のひとつなのである。


　その後は，レディビアード氏と，本作のプロデューサーである可知妙子氏から，さまざまな話をうかがうことができた。
　レディビアード氏を起用したキッカケは，さまざまな単語をインターネットで検索する，というシンプルなものだったと話す可知氏。本作のプロモーション方法を考えている中で，なかなか良い案が浮かばず，本作のテーマである“可愛さの追求”をインターネットで検索したところ，同じテーマを掲げているレディビアード氏に行き着き，起用に至ったそうだ。


　そんなレディビアード氏は，本作について，さまざまな格好を楽しむことができて，すごく面白い作品であり，コミュニケーションツールとしても「GOOD」だと話した。また，同氏の応援隊長就任を記念して作られた4種類のコラボアイテムについても，「可愛くてカッコイイ」と絶賛していた。
　なお，4Gamerでは，このうち「コスチューム・オブ・レディービアード」を入手できるシリアルコードを用意してもらったので，ぜひ活用してほしい。

左側が「コスチューム・オブ・レディービアード」（髪型を除く）。このほか，レディビアード氏をイメージしたヘアースタイルやヒゲ，ワイルドなコスチュームといったコラボアイテムも用意されている

【シリアルコード】 ：4gfnzkfcm64pmnuw
【有効期限】：2014年9月2日
【アイテム内容】：コスチューム・オブ・レディービアード

【使用方法】
「虹色カノジョ」を起動後、下段メニューの「メニュー」から「ニュース」→「シリアルコード」へお進みください。「4Gamer.net」バナーから、コードを入力して頂きますとアイテムを獲得できます。※1アカウントにつき1回しかご入力頂けません

　同氏は自身の女装について，ただカワイイだけでなく，プロレスでは相手を油断させる要素にもなると語った。また，自身の特徴にもなっているツインテールについて，「とにかくカワイイ」と話し，少しだけ垂れた前髪など，髪型へのこだわりも見せていた。
　しかし，リング上では，ツインテールを捕まれて動きを拘束される場合があるとのことで，ちょっとしたジレンマもあるようだ。

　同氏は，今後，さらに多くの人に元気を届けたいという思いから，参戦中の「Fly to Everywhereワールドチャンピオンシップ」（※）で結果を残したいと語った。このほかにも，日本のヘヴィメタル・フェスティバル「LOUD PARK」にも出演したいと話し，今後の活動への意欲を見せていた。

※ユニオンプロレスが認定する女子プロレスのタイトルだが，女装した男子レスラーにも挑戦資格が与えられている

　最後に，当日撮影したレディビアード氏の写真を掲載する。野獣のような表情や，女性顔負けのをポーズなど，さまざまなショットを収めたので，ワイルドな男性が表現する可愛らしさをしかと見届けてほしい。

レディビアード氏は，撮影の直前に軽いトレーニングを挟み，見栄えの良さを追求。美に対する意識の高さがうかがえた

「虹色カノジョ」公式サイト

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