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彼女が“デューク”の後継者なのか? 片腕が機械化された女性戦士が主人公の見下ろし型アクションRPG「Bombshell」が発表
本作のストーリーは,右腕が機械化された主人公のボムシェルことShelly Harrison(シェリー・ハリソン)が,誘拐されてしまった大統領を救うべく,4つの惑星を舞台にエイリアンやロボットを相手に戦い抜くというもの。右腕をカスタマイズすることで,さまざまなタイプの武器を使えるようになるようだ。
今回公開されたトレイラーやスクリーンショットからは,「Duke Nukem 3D」に代表される1990年代中期のFPSの雰囲気に「Diablo III」のようなアクションRPGの要素をミックスし,さらにSFのテイストを加えたものという印象を受ける。なお,ゲームエンジンには「Unreal Engine 3」が採用されているとのこと。
Interceptor Entertainmentと3D Realmsといえば,本誌の連載記事「奥谷海人のAccess Accepted第419回:またかよデューク〜再び起きたDuke Nukemの権利問題」でも詳しくお伝えしたとおり,「Duke Nukem」シリーズのIP(知的財産権)を巡ってGearbox Softwareと係争中である。すでに同シリーズの新作として「Duke Nukem: Survivor」が制作されていることが話題になっていたが,おそらくそのプロジェクトの途中で新たに生まれたのが「Bombshell」なのだろう。この点については,公式サイトのFAQでも「裁判には多大な時間がかかるが,その間も生産性を高めておく必要があった」と言及されている。
「Bombshell」のリリース時期は2015年第1四半期とのことで,対応プラットフォームはPCとPlayStation 4。すでに公式のMODサポートについても前向きな意向が表明されており,今後の発表に注目したいタイトルだ。