マイナビは本日(2014年5月12日),PC用将棋ソフト
「将棋新世紀 PonaX(ポナックス)」を5月30日に発売すると発表した。価格は1万3824円(税込)。
本作は,2013年3月〜4月にかけて開催された
「第2回 将棋電王戦」において,現役プロ棋士を初めて破った将棋プログラム
「Ponanza」を思考エンジンとして採用したゲームソフトだ。
Ponanzaは現在,最強の将棋ソフトの一つとされており,商品化に伴い,電王戦からさらに進化した最新バージョンが搭載されているとのこと。最高棋力はプロ棋士に匹敵する強さとなる八段で,
300段階の強さ設定が可能だ。さらに終局後は,「攻め」「守り」「スピード感」「安定感」「発想力」 の5つの項目で,プレイヤーの対局を評価してくれるという。
なお,5月20日までに予約すると,
商品価格が約30%オフになるキャンペーンが実施されている。早期購入がお得なので,将棋ファンは早めに予約しておくといいだろう。
将棋電王戦で現役プロ棋士に初めて勝った歴史的将棋ソフト
初代電王「Ponanza」を『将棋新世紀 PonaX』として初の商品化
〜5月30日(金)より発売〜
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区)は、Windows用将棋ソフト『将棋新世紀 PonaX(ポナックス)』を5月30日(金)に発売します。これは、2013年の「第2回 将棋電王戦」において、現役プロ棋士を初めて破った将棋プログラム「Ponanza」(開発:山本一成氏)を思考エンジンとして採用した、初のゲームソフトです。
「Ponanza」はプロ将棋棋士対コンピュータソフトの戦いで大きな話題となった「第2回 将棋電王戦」で勝利し注目を集めた後、続いて開催されたコンピュータ将棋ソフトNo.1を決める大会「第1回 将棋電王トーナメント」で見事優勝を果たし、初代「電王」の称号を獲得。そして今年春開催の「第3回将棋電王戦」ではコンピュータ側の大将を務め、屋敷伸之九段を破りました。現在、最強の将棋ソフトのひとつとされています。今回の商品化では、電王戦参戦時よりもさらに進化した最新バージョンを搭載。「Ponanza」の強さを初めて家庭用PCソフトとして体験できるようになりました。
■「Ponanza」のこれまでの主な実績
2013年3月:「第2回 将棋電王戦」第2局で現役プロ棋士・佐藤慎一四段を破る。史上初めて現役のプロ棋士に勝利した将棋ソフトとして大きな注目を集める。
2013年5月:「第23回 世界コンピュータ将棋選手権」準優勝。
2013年8月:「電王戦タッグマッチ」で佐藤慎一四段とタッグを組み優勝。
2013年11月:「第1回 将棋電王トーナメント」に参戦。優勝を飾り「初代電王」の称号を獲得。
2014年4月:「第3回 将棋電王戦」でソフト側の大将として登場。屋敷伸之九段に勝利。
2014年5月3日〜5日:「第24回世界コンピュータ将棋選手権」準優勝
■開発者・山本一成氏 プロフィール
1985年生まれ。2010年、東京大学卒業。2012年、東京大学大学院卒業。
学生時代プログラミングと出会い、将棋ソフト「Ponanza」の開発をスタート。東大将棋部出身で、自身も棋力五段のアマ強豪。
<商品概要>
商品名:『将棋新世紀 PonaX(ポナックス)』
対応OS:Windows8.1/8/7
発売日:2014年5月30日(金)
販売価格:税込13,824円(本体12,800円)
<最低動作保証環境>
CPU:Pentium 4 3GHz以上
メモリ:
3GB以上搭載
HDD:1.5GBの空き容量
ディスプレイ:High Color以上
その他:インストール時CD-ROMドライブが必要
〜『PonaX』の主な特徴〜
◆最高棋力は「八段」。プロ棋士に匹敵するレベルの強さです。また、強さ(レーティング)の数値を10〜3,000まで10単位で変更できる仕様のため、“300段階”の強さ設定が可能。持ち時間や手合いの設定も自在に行うことができます。
◆『PonaX』の読み筋をアニメーション化。『PonaX』がどのように思考しているのかを、動きのあるアニメーションで見ることができます。観戦や棋力アップに大いに役立ちます。
◆終局後は、「攻め」「守り」「スピード感」「安定感」「発想力」 の5つの項目で、『PonaX』がユーザーの対局を評価。
◆読み上げは人気女流棋士・山口恵梨子女流初段。
※5月20日(火)までに予約すると、約30%オフとなるキャンペーンを実施中。
詳しくは下記URLにて『将棋新世紀 PonaX(ポナックス)』商品ページ:
https://book.mynavi.jp/ec/products/detail/id=24990