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新展開を迎える「プリパラ」や「僕のヒーローアカデミア」のカードゲームなど,キッズ向けアーケード機がお披露目。タカラトミーアーツ商談会レポート
2016年1月20日と21日の2日間,玩具メーカーであるタカラトミーアーツのさまざまな新商品が展示される「タカラトミーアーツ2016年春商談会」が,東京都内にて開催されている。稼働3年目に突入する「プリパラ」や,人気漫画を原作とした「僕のヒーローアカデミア 激突!ヒーローズバトル」といったキッズ向けアーケードゲームが展示されていたほか,ちょっと面白い玩具商品が多数見られたので,本稿ではその模様をレポートしていこう。
新展開を迎える「プリパラ」は,マイクと連動したギミックを搭載
アニメやアーケードゲーム,そして各種玩具と,幅広く展開している「プリパラ」。4月からは新シーズンを迎え,アニメでは“神アイドル編”がスタートする。“ちょう絶クール”なアイドル「じゅのん」や,謎の赤ちゃん「ジュルル」といった新キャラクターも登場し,らぁら達が新アイテム「サイリウムジュエルマイク」を携えて,神アイドルを目指す物語が展開されるという。
4月発売予定のサイリウムジュエルマイクは,単体で遊べるのに加え,アーケード版と連動する機能も用意されている。ハート型の「ジュエル」を読み込ませることで,ジュエルに描かれたキャラクターの声や紹介などがマイクから流れるとのこと。
また,筐体にマイクをかざせばマイク限定のコーデが出現する仕組みも。この限定コーデは8種類存在し,マイクにジュエルを多く読み込ませるほど,高レベルの限定コーデが出やすくなるという。
さらに筐体の近くにマイクを持っていくことで,一時的に高レベル限定コーデの出現率がアップ。この時,流れる歌に応じてマイクが発光するため,見た目にも楽しめるアイテムとなっている。
なお,ジュエルを単体でアーケード筐体に読み込ませればアゲアゲアイテムとなり,これまでのLv.50を超える効果のものが登場するという。ジュエルの入手手段としては,プリチケ1枚とジュエル2個がセットになった「ジュエルパック」が発売となるほか,各キャラクターをモチーフとしたマイク用アタッチメントとセットになった「ジュエル&コーデセット」にも付属するとのことだ。
サイリウムジュエルマイクは,「ジュエル&コーデセット」に付属するアタッチメントでカスタマイズすることも可能。なお,写真の左右端2つは試作段階のものとのこと |
こちらが「ジュエル&コーデセット」。ジュエルの中にはレアなものも存在し,そういったものはアゲアゲアイテムとしての効果が高いという |
現時点ではまだ開発中とのことで,会場で実際に限定コーデを見ることはできなかったが,プレイの度にどの限定コーデが出るのかワクワクできるのは面白いところ。またやり込み勢としては,ジュエルの効果も見逃せないだろう。4月からのプリパラは,サイリウムジュエルマイクとジュエルの活用がキーになりそうだ。
「プリパラ」公式サイト
3対3のチームバトルが楽しめる「僕のヒーローアカデミア 激突!ヒーローズバトル」
2015年11月21日に発表された「僕のヒーローアカデミア 激突!ヒーローズバトル」は,週刊少年ジャンプに連載中の人気漫画「僕のヒーローアカデミア」を原作としたアーケード用カードゲームだ。原作に登場するさまざまなヒーロー達が3人でチームを組み,相手のチームと戦っていくという内容で,今回の会場には開発度が60%だというバージョンが出展されていた。
指定された順番どおりにボタンを押す「スピードバトル」で先攻後攻を決定 |
攻撃する味方ヒーローと,標的とする相手ヒーローを指定し,「マッスルバトル」で対決。増減するゲージを見ながらタイミング良くボタンを押して止め,攻撃側のゲージが防御側のゲージを上回っていれば攻撃成功となる |
戦いが進むと「デラウェアスマッシュ」や「右の大振り」など,カード毎に決められた固有の必殺技が発動できる。ボタン連打でゲージを溜めれば,より大きなダメージを与えられる |
バトルで良い成績を収めると,ゲーム終了後に相手チームのメンバーが仲間になってくれることも。仲間として排出されるカードは,すべて描き下ろしイラストのキラ仕様になっているとそうだ |
なお,同作はスマホアプリとの連動も予定されており,アプリ側で表示されるQRコードを筐体に読み込ませることで,限定ミッションがプレイできるといった試みも用意されているという。簡単な操作で迫力のある演出のバトルが楽しめるので,原作ファンは稼働後にぜひ試してみてほしい。
「僕のヒーローアカデミア 激突!ヒーローズバトル」公式サイト
ちょっと気になるおもちゃ達
ここからは,ゲームとは直接関係ないものの,筆者が個人的に気になったアイテムを写真で紹介していこう。
(C)T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京/IPP製作委員会
(C)T-ARTS
(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会