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さまざまなプレイスタイルで遊べる,「黄昏」シリーズの集大成。「シャリーのアトリエ 〜黄昏の海の錬金術士〜」をプレイムービーで紹介
ガストから2014年7月17日に発売されるPlayStation 3用ソフト「シャリーのアトリエ 〜黄昏の海の錬金術士〜」のプレイムービーを掲載した。本作は,同社の看板RPG「アトリエ」シリーズの通算16作め,かつ「アーシャのアトリエ 〜黄昏の大地の錬金術士〜」に始まる「黄昏」シリーズの3作めに当たるタイトルだ。
黄昏シリーズは,滅びを迎えつつある儚くも美しい世界を舞台にした作品群で,2013年に発売された「エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜」はシリーズ初のTVアニメ化も果たすなど,非常に高い人気を得ている。
「シャリーのアトリエ 〜黄昏の海の錬金術士〜」公式サイト
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アトリエシリーズといえば,調合の奥深さや,近年では戦闘とキャラクターの成長要素などが大きな魅力であり,一方ではシナリオを進めるために限られた期間で定められた「課題」をこなしていくという,タイムマネジメントの要素が色濃いゲームだった。
調合にかかる日数や移動時間などを計算しながら依頼を受けて探索に向かう……といった遊び方をするのが基本だったのだが,本作ではなんと,この時間経過や期限のある課題といったものが撤廃されており,代わりに「ライフタスク」という新システムによってゲーム進行が管理されるようになった。
ライフタスクは,主人公の「シャリー」が今やるべきことや,やりたいと思っていることなどが次々と浮かび上がり,それ自体がゲームの目標になるという仕組みだ。例えば調合をすると,別の何かを作ってみたいと思ったり,新しいフィールドに足を踏み入れると,そのフィールドを踏破したいと思ったり,といった具合にライフタスクが設定されていく。そして,この中から好きなものを選んで一定以上のタスクをこなすと,任意のタイミングで次の章に移行できるようになる。
つまり,やらなくていいことはある程度無視してしまってもゲームを進められるので,プレイヤーがやりたいと思うことを,自分のペースでじっくり追求できるのが本作の大きなポイントなのだ。残り日数を気にしながら,何ができるのかを逆算して遊ぶ従来の作品も面白いが,時間に追われることなく気軽に遊べるゲームとして,よりRPG色が強くなった「シャリーのアトリエ」は,これまでのシリーズを敬遠してきたという人にも強くオススメしたい一本だ。
「シャリーのアトリエ 〜黄昏の海の錬金術士〜」公式サイト
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シャリーのアトリエ 〜黄昏の海の錬金術士〜
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