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[GDC 2014]発売直前の「Goat Simulator」,シミュレートしているのがヤギだけでないことが判明
すでに何度か紹介しているように,Goat SimulatorはCoffee Stain Studiosの開発者8人が,自社内で「ゲームジャム」を開いた中で生まれてきたプロジェクトで,ラグドール効果などの実験的な意味合いが強い作品だ。その様子を映像化してYouTubeで公開したところ,ゲーマー達の間で大きな反響を得たこともあり,4月1日に9.99ドルで発売される。
実際にちょっと遊んで走り回ってみたが,「トンネルに続く道路」,「バーベキューパーティーを開いている人間たち」,「工事中のビル建設現場」など,YouTubeで公開されている映像で確認できる要素はすぐにチェックできた。見慣れない場所はほとんどなかったので,オープンワールドといえど,その規模はかなり小さい。これで約10ドルの価値があるのかは少し疑問に感じた,というのが正直なところだ。だが,「Steam Workshop」のサポートによって,ファンが新しいマップなどを生み出すことは可能になっている。ファンの努力によっては,広大な世界の中でヤギが大暴れできるようになるかもしれない。ちなみに,ヤギの毛皮テクスチャなどのカスタマイズも可能とのこと。
Coffee Stain Studiosの広報マネージャー,アルミン・イブリサジック氏。「ようやくゲーム業界でヤギが注目されるようになってうれしい」と話していた |
もっとも,ポイントなどは気にせずに,高所からトランポリン目掛けて飛び降りるなど,自由に楽しむゲームなのだろう。
なお,ゲーム中のチャレンジなどを成功させることで,新たな動物として,キリンとダチョウがアンロックされることを,イブリサジック氏が教えてくれた。本作で描かれているヤギと同じく,舌をだらしなく伸ばしながら走り回るのだろうか……。
「Goat Simulator」公式サイト
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Goat Simulator
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