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「LINE:ディズニー ツムツム」の世界累計収益が25億ドルを突破。Sensor Tower,スマホ向けパズルゲームにフォーカスしたレポートを公開
※記事内の画像は,すべてSensor Towerのブログより。
今回のレポートでは,LINEが2014年1月にリリースした「LINE:ディズニー ツムツム」(以下,ツムツム)が,国内のスマホ向けパズルゲーム市場をリードする存在であることが指摘されている。本作は,「ツム」と呼ばれるぬいぐるみの中から,同じものを3つ以上なぞってつなげると消えるという,シンプルなルールで楽しめるパズルゲームだ。
Sensor Towerのストアインテリジェンスデータによると,ツムツムの2014年1月から2023年10月までの世界累計収益は25億ドル(約3750億円)を突破しており,同期間における市場別シェアは日本が97%を占めるという。同期間のダウンロード数でも日本がトップを獲得しており,以下にアメリカ,タイが続くとのこと。
そして,2021年11月から2023年10月までの過去2年間におけるパズルゲームの収益を見ると,ツムツムが唯一3億ドル(約450億円)を突破して,1位にランクインしている。なお,トップ10内には2位に「LINE ポコポコ」が,10位に「LINE POP 2」がそれぞれ入っており,同ジャンルでLINEの強さが証明されている。
その一方で,スマホ向けパズルゲーム市場では,海外メーカーが存在感を示してきている。とくにアイルランドのPlayrixは,「ホームスケイプ」「ガーデンスケイプ」「フィッシュダム」の3本をトップ10内にランクインさせており,上記期間中の収益は合計で5億ドル(約750億円)に迫るという。このスコアは,6億ドル(約900億円)の収益を上げたLINEに次いで2位になる。
また,2023年第2四半期(2023年7月〜9月)の日本におけるスマホ向けパズルゲームの男女別ユーザー分布を見ると,多くの作品で女性が50%以上を占めていることや,先述した過去2年間のツムツムのMAU(Monthly Active Users,月間アクティブユーザー数)が,ほかの作品を圧倒することなど,さまざまなデータが明らかにされている。
日本のモバイルパズルゲーム市場ではツムツムの強さが続き世界累計収益25億ドルを突破、Playrixのゲームも人気拡大
Sensor Tower
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LINE:ディズニー ツムツム
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(C)Disney
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