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10周年を迎えた「ONE PIECE トレジャークルーズ」の世界累計収益は10億ドル(約1595億円)を突破。Sensor Towerがレポートを公開
Sensor Towerブログ「ONE PIECE トレジャークルーズが10周年を迎え世界累計収益10億ドル突破、最大市場の日本ではRPD60ドル近くをキープ」
ONE PIECE トレジャークルーズは,バンダイナムコエンターテインメントが2014年5月にリリースし,今年10周年を迎えたタイトルだ。ゲーム内では,10周年を記念して「10th Anniv. トレクル10周年超ありがとう!!超スゴフェス!!」が,6月30日11:59まで実施中だ(関連記事)。
Sensor Towerのデータによると,ONE PIECE トレジャークルーズのリリースから2024年5月までの世界累計収益は10億ドル(約1595億円)を突破しているという。
また,同期間の市場別収益シェアを見ると,トップは日本で67%を占めており,2位は韓国(10%),3位はアメリカ(8%),そしてドイツ(4%),フランス(2%),その他(9%)と続く。
このデータからも分かるとおり,ヨーロッパも上位市場に入っており,世界の広い範囲で同作が支持されていることが分かる。
また,同期間におけるダウンロード数でも日本はトップになっている。上位市場のソース別ダウンロード数シェアを見ると,いずれの市場もオーガニック(広告表示を除いた検索結果からのトラフィック)が80%前後のシェアを占めており,世界における「ONE PIECE」IPの強さが証明されている。
ONE PIECE トレジャークルーズでは,前述の「10th Anniv. トレクル10周年超ありがとう!!超スゴフェス!!」などが2024年5月12日から開催されている。
このイベントでは,限定キャラクターの「ルフィ」「シャンクス」「エース」が登場し,さらに最大100連分のガシャが無料になるなど,大きな盛り上がりを見せている。
このイベントの効果は収益ランキングにはっきりと現れているという。日本のApp Storeにおけるトップ収益ランキングでは,イベント開始前日の5月11日に同作は78位だったが,イベント開始当日には70ランク以上アップしてトップになった。
また,2024年5月現在では,収益上位の市場と比較して2倍以上のRPD(1ダウンロードあたりの収益)となる60ドル(約9600円)近くをキープしており,熱烈なファンに支持されていることが分かる。
日本市場における同作への熱中度は,プレイヤーが費やした時間でも確認でき,1か月あたりにONE PIECE トレジャークルーズに費やした時間は,1〜10時間が最も多く,30%近くになっている。1か月あたり10時間以上を費やしたプレイヤーも10%以上となっており,リリースから10年経過した現在でも同作に熱中しているプレイヤーが多いと分析している。
さらに,市場別の男女比率では男性比率が高いことは世界で共通しているが,日本においては男女比がおおむね8:2の比率になっている。一方,アメリカでは男女比が6:4の割合となっており,ほかの収益上位市場よりも女性比率が20%程度高いという。
※掲載した画像はすべてSensor Towerのブログ(リンク)より。
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ONE PIECE トレジャークルーズ
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(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
(C)NBGI
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