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「ギア5 ルフィ」が大人気。「ONE PIECE」のスマホゲーム「トレクル」と「バウンティラッシュ」は,どちらも8月に過去最高収益を記録
※画像はSensor Tower公式ブログより
尾田栄一郎氏による漫画「ONE PIECE」は,さまざまなプラットフォームでゲーム化されているが,特に人気が高いモバイルゲームとして,バンダイナムコエンターテインメント(以下,バンナム)が手掛けるトレクルとバウンティラッシュが挙げられる。前者はRPG,後者はアクションゲームである。
トレクルは,2014年5月のリリースから2023年8月31日までに,10億ドル(約1470億円)近い世界累計収益を記録している。市場別に見ると,1位は日本で67%,2位は韓国で11%,3位はアメリカで8%だ。
Sensor Towerのデータによると,本作は8月6日から収益を大きく伸ばし,8月7日に300万ドル(約4.4億円)を超える過去最高収益を達成している。これは,連載「スマホゲームのセルラン分析」でもお伝えしたように,ギア5姿の「ルフィ」が新登場する「天上決戦超スゴフェス!! 太陽の神編」を8月6日に開始した影響だと思われる。
本作は,日本のApp Store収益ランキングで,8月5日の83位から,8月6日には2位まで順位を伸ばし,8月7日には1位を獲得している。
また,バウンティラッシュも同時期の収益は好調で,8月6日から展開された「【FILM RED日本公開1周年記念】バウンティフェス」に「新時代の歌い手 ウタ」が登場して人気を集めた。
さらに,「ギア5 モンキー・D・ルフィ」が登場する「【全世界1億DL超感謝】超バウンティフェス」がスタートした8月23日には,過去最高収益となる420万ドル(約6.2億円)を達成している。
両タイトルを比較すると,トレクルの収益が毎年1億ドル程度で安定している一方で,2018年にリリースされたバウンティラッシュは着実に成長を続けており,最近ではトレクルの収益を上回るようになった。
バンナムのモバイルゲーム別収益シェアを見ると,バウンティラッシュが1位,トレクルが3位となっており,両タイトルの合計は全体の45%を占めている。
なお,2位は「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」,4位は「ドラゴンボール レジェンズ」であり,これは「IP×モバイルゲーム」のビジネス展開におけるバンナムの強さを示していると,Sensor Towerは分析する。
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(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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