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リアルなグラフィックスの「Get Even」は,BANDAI NAMCO Entertainmentから2016年内にリリース
「Get Even」公式サイト
2014年のE3レポートで大きな話題になったように,「Get Even」にはフォトグラメトリ―という最新映像技術が使われており,ゲームの舞台となる廃墟となった病院が,多数の写真からリアルに再現されている。このフォトグラメトリーは,Electronic Artsの「Star Wars バトルフロント」でも採用されており,その高い表現力が注目されている。
「Get Even」では,過去の忌まわしい事件を解決するため,特殊能力を使って記憶を変えようとする「Black」と,仮想現実をコントロールする能力を持つコンピュータ技師「Red」の戦いが描かれる。記憶と現実の境界が曖昧なサイコスリラーであると同時に,ゲームシステム面でもシングルプレイの敵キャラクターがいつのまにかオンラインの現実のプレイヤーになっていたりなど,混沌さを強調したものになっているという。「NecroVisioN」や「Painkiller: Hell & Damnation」などの開発経験を持つThe Farm 51にとって,かなり野心的な作品だ。
プレスリリースでは,BANDAI NAMCO Entertainment Europeのエルヴィ・エルト(Herve Hoerdt)氏が,「当社にとって,2016年のキータイトルになる」と述べており,販売だけでなく開発にも積極的に協力していく様子がうかがえる。パブリッシャも決まった「Get Even」は,今後さらにゲーマーの注目を集めていくだろう。
©BANDAI NAMCO Entertainment Europe S.A.S developed by The Farm 51 Group S.A. All rights reserved.
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