実写を利用したアドベンチャーゲーム「Tesla Effect: A Tex Murphy Adventure」は4月22日にリリース

　Big Fish GamesがKickstarterでの開発資金調達に成功し，Atlus U.S.A.によるパブリッシングが決まっていたアドベンチャーゲーム「Tesla Effect: A Tex Murphy Adventure」が，北米時間の4月22日にSteamとGOG.comでリリースされることが決定した。


　「Tesla Effect: A Tex Murphy Adventure」は，1989年の「Mean Streets」に始まり，1994年に登場した「Under a Killing Moon」などでも知られるシリーズの最新作で，コンピューターグラフィックスの背景画に，実写撮影された役者たちの演技を取り込む「FMV」（フルモーションビデオ）という独特の技法が特徴だ。B級映画っぽさもウリの1つで，公開されたムービーでも，役者たちによる，大げさでコミカルな演技が展開されている。

　本作の舞台は，第3次世界大戦が発生し，荒廃してしまった2040年のサンフランシスコ。探偵テックス・マーフィーが，殺人事件の謎を解き明かしながら，その背後にある20世紀の発明家ニコラ・テスラの遺産を探し当てていくというストーリーが描かれる。


　発売を前に，SteamとGOG.comの双方で1割引きとなる17.99ドルでのプレオーダーも始まっている。日本語化の予定はないようだが，「FMVが懐かしい」という古参のゲーマーはチェックしておくのもいいかもしれない。

「Tesla Effect：A Tex Murphy Adventure」公式サイト