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GIGABYTEのゲーマー向け周辺機器「Aivia」が日本上陸。第1弾はゲーマー向けマウスとマウスパッド
その第1弾となる製品は,ゲーマー向けワイヤードマウス「Aivia Krypton」(日本名はGM-KRYPTON)とゲーマー向けマウスパッドの「Aivia Krypton Mat」(日本名はGP-KRYPTON MAT)の2製品だ。発売は11月下旬の予定で,販売代理店想定売価は順に,8480円,3980円(税込)となっている。
Aivia Krypton(GM-KRYPTON) |
Aivia Krypton Mat(GP-KRYPTON MAT) |
Aiviaは,GIGABYTEが2010年に立ち上げたゲーマー向け周辺機器ブランドで,海外ではマウスやキーボードも展開済みだ。今回日本市場に投入されるAivia Kryptonも,海外ではすでに発売されていたもので,2012年6月のCOMPUTEX TAIPEI 2012で,日本市場への投入が予告されていたことを覚えている読者もいるかもしれない(関連記事)。それが1年以上が経って,ようやく正式に販売されることとなったわけだ。
最大の特徴は,底板をユーザーが交換できる点にあるとされ,実際,製品にはマウスソールの異なる2種類の底板が付属している。要は,底板というよりもむしろソールを交換できるイメージに近いのだが,1枚は,セラミック製ソールが貼られており,素速く操作するのに適しているという「スピードシャーシ」。もう1枚は,いわゆるテフロン加工がなされ,精密な操作に剥くとされる「コントロールシャーシ」となっており,好みに応じて交換できるとのことだ。
底板を外した内部には,錘(おもり)を装着するスロットが10個分用意されており,付属する重量1.8g,または5.3gの錘を好み合わせて配置することで,マウスの重量や重心位置を調整できる点も特徴という。
ソールの異なる2種類の底板が付属。右上側がコントロールシャーシ,右下側はスピードシャーシだ |
1.8g×5と5.3g×5という計10個の錘が付属。重さや重心位置をユーザーが任意に選べる |
ボタン構成は左右メインとセンタークリック機能付きスクロールホイール,DPI変更用×1,左サイド×3,右サイド×3で,計10ボタン仕様。「GHOST Macro Engine」と呼ばれるソフトウェアを使うことで,各ボタンにマクロを割り当てたり,最大5つのマクロプロファイルを切り替えたりもできるようだ。GIGABYTEの製品情報ページによれば,「GHOST Macro Engine」がビルトインされているそうなので,おそらくマクロ設定はマウス内部のフラッシュメモリへ登録できるのではないかと思われるが,このあたり,CFD販売はとくに何も言及していない。
国内での実績がない割には強気の価格設定だが,GIGABYTE製のゲーマー向けマウスがどの程度受け入れられるか,なかなか楽しみなところといえるだろう。
●Aivia Kryptonの主なスペック
- 基本仕様:レーザーセンサー搭載ワイヤードタイプ
- ボタン:左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイール,スクロールホイール手前×1,左サイド×3,右サイド×3
- トラッキング速度:150IPS
- 最大加速度:30G
- フレームレート:12000fps
- 画像処理能力:未公開
- トラッキング解像度:最大8200 DPI
- レポートレート(ポーリングレート):未公開
- データ転送フォーマット:未公開
- リフトオフディスタンス:未公開
- 本体サイズ:67.5(W)×128.0(D)×41.5(H)mm
- 重量:110〜149g(※ケーブルを含むかどうかは未公開)
- マウスソール:セラミック,テフロン加工ソール
- ケーブル長:1.8m
- 対応OS:Windows 8・7・Vista・XP
一方,マウスパッドのAivia Krypton Matは,表裏両面で異なる表面加工が採用された製品だ。摩耗しにくいハードコートにより素速い操作に向くという「Speed Side」と,特殊なパターンの表面加工によって精密な操作に向くという「Precision Side」を,ユーザーが使い分けられる。
左右と上側の辺には,滑り止めになるラバーフレームで取り囲んでおり,マウスパッドが動いてしまうのを防ぐというのもアピールポイントになっている。
2480円のエントリーゲーマー向けマウスも合わせて登場
Aiviaブランドの名を冠さないFORCE M7は,右手用の光学センサー搭載モデルとなっており,ボタン構成は左右メインとセンタークリック機能付きスクロールホイール,DPI変更用×1,左サイド×2の計6個。専用のソフトウェアで(マクロを除く)機能割り当てが5ボタンに対して行えるとのことなので,DPI変更用ボタン以外がカスタマイズに対応しているのだろう。DPI変更用ボタンでは,DPI設定を800/1600/3200 DPIの3段階で切り替えられる。
実力は未知数ながら,価格はなかなか魅力的なので,惹かれる人もいるのではなかろうか。
Aiviaブランドマウスの製品情報ページ(英語)
「GP-KRYPTON MAT」の取扱開始
CFD販売株式会社(本社:名古屋市中区)は、GIGABYTE TECHNOLOGY社(本社:台湾)マウス「GM-KRYPTON (Aivia Krypton)」「GM-FORCE M7」「GP-KRYPTON MAT」の取扱を開始いたします。
■GM-KRYPTON
「GM-KRYPTON (Aivia Krypton)」の主な特長
■店頭想定売価
¥8,480前後(税込)
■出荷予定
11月下旬
特長
■交換可能なマウスシャーシ
スピードシャーシ
スピードシャーシは、迅速な動き、即時反応、および反応速度に焦点を当てて摩耗フリーセラミック基盤を採用しています。
コントロールシャーシ
コントロールシャーシは、制御のための精密な動きを確実にするため、超滑らかなテフロン基盤を採用しています。
■ウェイト チューニングシステム
重心の調整が可能
革新的な重量配分システムで、ユーザの好みで重心や重量を調整することができる。
重量調整ケース
1.8g/5.3gのウェイトを同梱、1.8グラム〜39グラムの間で重量を調整し、バランスを取ることができます
■GHOSTマクロエンジン
GHOSTマクロエンジン
直感的なインターフェースを備えているGHOSTマクロエンジンは、最新のPCゲームタイトルのためにマクロを事前に簡単に定義し、キーやボタンを切り替えることができます。
5つのゲーミングプロファイルを切り替え可能
指先のプロファイルスイッチは、5種類のゲームプロファイルを切り替えることができます。最大70マクロを定義する事ができます。
■左右対称デザインと強力なゲーミングギア
高精度なレーザーセンサーは、8200dpiの解像度と150ipsトラッキング速度をサポートします。
左右対称デザイン
右利き用、左利き用を切り替え可能。
製品情報
http://www.cfd.co.jp/gigabyte/key_mouse/gp-krypton.html
■GM-FORCE M7
「GM-FORCE M7」の主な特長
■店頭想定売価
¥2,480前後(税込)
■出荷予定
11月下旬
特長
■3200DPIブルーゲーミング光学式センサーを搭載
プロフェッショナル・グレードのサファイアブルーの光学センサーは、正確なコントロールと最適なトラッキング解像度を提供します。
■人間工学に基づいた、快適なゲームプレイのための理想的な形状
最高の安定性、精密な動きのために、効率的かつ理想的な形状のグリップを設計しました。
■3段階のDPI調整
800/1600/3200DPIの3段階に調整可能なスイッチと、DPI確認用LEDインジケータ
■耐久性のあるUSBケーブル
耐久性のために補強されたUSBケーブル
最適な信号転送のための金メッキUSBコネクタ
■5つのプログラマブルボタン
FORCE M7は、ボタンの設定をソフトウェアでカスタマイズすることができる。
■ノンスリックコーティング
FORCE M7は、長時間のゲームプレイでのグリップと快適さのために手汗耐性、非スリック、ソフトタッチコーティングを備えています。
■ゲーミンググレードのパッド
ゲーミンググレードの大型のパッドがマウスのスムーズな滑りを提供します。
製品情報
http://www.cfd.co.jp/gigabyte/key_mouse/gm-force_m7.html
■GP-KRYPTON MAT
「GP-KRYPTON MAT」の主な特長
■店頭想定売価
¥3,980前後(税込)
■出荷予定
11月下旬
特長
■ゲームの為の、高性能マウスパッド
Speed side
速度を高めるための耐摩耗性ハードコート
Precision Side
超精度のために、特殊パターンの生地を採用
Anti-slick Rubber Frame
防滑加工を施した3辺のラバーフレームで、マウスパッド本体が動くのを防ぎます。
製品情報
http://www.cfd.co.jp/gigabyte/key_mouse/gp-krypton_mat.html
- 関連タイトル:
Aivia
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