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64チームが頂点を競う極限の戦い。「機動戦士ガンダムEXVS. MAXI BOOST」全国大会「PREMIUM DOGFIGHT 2015」決勝大会レポート
“VSシリーズ”を通して7回目となる本大会には,タレントの椿姫彩菜さん,声優の岡本信彦さん,ガンダム芸人として知られるぬまっちさんらが登場。来場したプレイヤー達と共に激戦の様子を見守った。本稿ではその会場の様子をお伝えしていく。
「機動戦士ガンダムEXTREME VS. MAXI BOOST」公式サイト
主役級の機体2種が5月下旬に実装決定
大会のレポートに入る前に,まずはイベントの途中に挟まれた発表ステージで明らかにされた情報をまとめて紹介しよう。
先に掲載した速報でもお伝えしたとおり,新機体「ガンダムアストレイ レッドフレーム(レッドドラゴン)」と「ダブルオーガンダム セブンソード/G」が5月下旬に実装されることが明らかとなった。また,オリジナル店舗大会「SUMMER BATTLE」も開催されるとのこと。
新たな機体の名前がスクリーンに映し出された瞬間は,来場者席からは大きな歓声が沸き起こる盛り上がりとなった。マニアックながらも人気の高い主役級の機体だけに,登場を待ち望んでいたファンも多かったようだ。
また大会終了後には新機体が遊べるフリープレイ台も設置され,プレイヤー達は新たな機体を前に,その可能性を模索して早くも熱い議論を交わしていたようだった。正確な実装日は現在とのことろ判明していないが,続報を楽しみにしておこう。
優勝は長田幕府。2年ごしの雪辱を果たす
ここからは,今回のメインイベントである全国大会の模様をお伝えしていこう。今大会は16のブロックごとに総当り戦が展開される決勝予選を経て,それを勝ち抜いたチームにより決勝トーナメントが争われる形で行われた。
本大会で多く見られたチーム構成は,強力な射撃武装を多数所持するバンシィ・ノルンと,ドレッドノートガンダム(Xアストレイ)のコンビだ。試合においては「強力な弾幕を張る2機の連携をいかにして崩すか」という点が見どころとなっていた。
数々の激戦を経て決勝トーナメントの決勝戦に残ったのは,バンシィ・ノルン&ドレッドノートガンダム(Xアストレイ)の「長田幕府」チームと,ガンダムサンドロック改&ストライクフリーダムガンダムで勝ち上がってきた「老害」チームだ。
両チームともに一進一退の攻防を演じたものの,最後には1つのダウンをきっかけとして,一気に攻めに転じた「長田幕府」チームが勝利を収めた。バンシィ・ノルンを操る長田ザク氏は,前回大会で惜しくもベスト8戦で敗退しており,本大会で雪辱を果たした形となる。
大会の最後を飾る授賞式。今回は順位賞だけでなく,出演者各人が選出したプレイヤーに与える“特別賞”(椿姫彩菜賞,岡本信彦賞,馬場P賞)が用意された。発表の中で一番の盛り上がりを見せたのが“馬場P賞”というあたり,開発陣とプレイヤーの距離の近さを感じさせる。
表彰の後,授賞式の締めくくりとして登壇したプロデューサーの馬場龍一郎氏は,「ガンダム勢は民度が低いとか,動物園だとか言われるかもしれないけど,今後はちゃんとルールとマナーを守りつつ,皆さんのこの熱量とパワーでアーケードや家庭用(EXVSシリーズを)を盛り上げてほしいと思います。それが我々チームスタッフの糧になりますので,引き続き応援よろしくお願いします」とコメント。来場者達から大きな声援と拍手が送られた。
こうして終了となった今回大会。先に紹介したとおり,5月末には「EXVS.MB」の次期アップデートが控え,夏には新たな大会「SUMMER BATTLE」も開催となる。それまでの間に,プレイヤーはじっくり腕を磨いておこう。
台湾,香港から参戦した海外プレイヤーも表彰を受けた。現在,香港では20以上の店舗に「EXVS.MB」が設置されており,かなりの人気を博しているそうだ。今後は海外勢の参加も期待できるかもしれない |
3位以上の受賞者には,岡本信彦さんから直接メダルの授与が行われた |
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