このゲームの読者の評価
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すこし薄まってしまっているもののロンパ節は健在 85 - 投稿者:MMGames(男性/30代)
- 投稿日:2014/10/18
- 良い点
- ・相変わらずのシュールかつブラックジョーク満載の設定と演出。ダンガンロンパシリーズはとことんまでブラックで絶望的でシリアスな世界観を採用していながら、徹底したシュールな演出により、グロでもギャグでもシリアスでもない、ロンパ節としか言いようのない独特の世界観を形成しており、それは本作にもしっかりと継承されています。
・わかりやすくそれでいて退屈するヒマのない秀逸なシナリオ展開。ブラックシュール演出のあまりのインパクトにシナリオがかき消されがちな本シリーズですが、毎回シナリオの完成度はとても高く、今作もシナリオの完成度は期待を裏切らない出来栄えです。主人公のおかれた状況説明と世界全体の状況説明はとても良く出来ており、すぐにシナリオにのめり込ます。主人公達には次から次へとブラックシュールなイベントが舞い込んでくるので退屈するヒマはありません。
・完全には読みきれない秀作ラスト。ロンパシリーズは毎回「半分くらいは想定通りだけど半分くらいは意外」なラストを迎えます。想定通りのラストではプレイヤーは白けるだけですし、逆にあまりに想定外のラストだといわゆる「超展開」と言われるものでしかなくなってしまい、よほどシナリオが合理的に作られていない限りは理解されないものにしかなりません。その意味で半分くらい意外という本シリーズのラストは極めて絶妙なバランスになっており、本作でもそれがしっかりと継承されています。ラストでがっかりすることはありません。
・適度な難度のパズルアクション。本作は操作システムとしてはFPSスタイルを採用しているものの、実質的にはパズルアクションに近いスタイルを取っています。真面目にシューティングしなくても、ちょっとした工夫で抜けられる箇所が多く、そのパズル難度もちょっと考えらればすぐにわかる絶妙な難度に仕上がっています。また、困ったときはジェノサイダーで強行突破できるのもありがたい点です。ただし、後述するものの、アクションパズルになりきれていない点は気になります。 - 悪い点
- ・ロンパ節は継承されてはいるものの、これまでのシリーズ作品に比べると明らかに演出のブラックさは抑えられています。また、登場してから死亡までがあまりに速いキャラクターが多く、かつ(ロンパ1・2とは異なり)死にそうにないキャラクターは普通に死なないし、シナリオ展開上、最初から犯人?もわかっているため、一体誰が死んでしまうのか? 誰が犯人なのか? という過去シリーズ作品では肝だった部分の楽しみはありません。
・本作はFPS操作システムではあるものの、あくまでシナリオが肝であり、FPS操作はシナリオを語るための道具にすぎない・・・と前置きした上でですが、シューティングとしては最低限の要素は抑えてあるものの3流の出来栄えです。
・武器を構えるときに照準が上に大きくぶれるため、武器を構えてすぐにモノクマを撃つ、という操作が困難です。
・(スキルを全部外していても)武器を構えるときに近くのモノクマに自動で照準を合わせてしまうため、目の前のモノクマに照準が当たらずに横にいるモノクマに照準があってしまうということが頻繁に起きる。
・回避系の動作が一切なく、基本的にダッシュで逃げるしかない
・ズーム、しゃがみといった基本的な動作ができない
・モノクマの弱点が非常に狭く、かつ、多くのモノクマは小刻みに左右に移動しながら前進してくるため弱点に当てるのがとても困難
・弱点に当てなくても連射で簡単に倒せる
・ジェノサイダーならもっと簡単(笑)
どうも全体的に「初心者には助けになるが上級者にはかえって邪魔になる」ような操作システムになっており、初心者だろうと上級者だろうと、「武器を構えて連射>ダッシュで距離を取る>武器を構えて連射」をするしかなくなっており、シューティングとしては極めて大味です。
・上記のようなシューティング操作を採用しているにもかかわらず、ところどころで普通にシューティングとしてプレイしてくることを要求してくる。言い換えるなら「アクションパズルに特化しきれていない」。特に後半でモノクマが大量に湧いてくるところなんかは普通にシューティングであり、パズル要素はかなり薄いです。ここまでシューティングらしさを薄めたシューティング操作を採用したのなら、シューティングとしてプレイさせず全編アクションパズルでまとめて欲しかったところです。
- 総評
- 多少味付けは異なるものの、まさにダンガンロンパと言って良いでしょう。
ただし、これまでのシリーズ作品での肝だった、誰が死んでしまうのかという緊迫感、犯人当て、推理、ぎりぎりグロじゃないブラックな演出、などは本作ではもともとないか薄まってしまっており、かつ、そのかわりに用意されたシューティング操作によるアクションパズルは上記の通りやや残念な出来栄えで、過去作とは方向性が異なる傑作、とは言いがたいです。また、推理は今回まったくありませんので、純粋に推理目当ての人にもお勧めできません。
希望と絶望の間をグラグラ揺れ動き、定期的に強烈に心をエグッてくるシナリオ展開の秀逸さはシリーズ作品通りであり、シナリオが好きなシリーズファンなら間違いなく買いだと思います。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 5 5 4 -
めちゃくちゃな設定なのに心をえぐってくる物語 80 - 投稿者:サラバ(男性/30代)
- 投稿日:2014/10/01
- 良い点
- ダンガンロンパ1、2の間に位置する物語
前作とはちがいアクションゲームになった今作ですが前作の独特な演出を残しつつうまくアクションに絡めてパワーアップして帰ってきました。
不思議な2D感を残しつつ3Dグラフィックになっっていて初キャラクター3D化もとても良かったです。
アクション部分はどちらかと言うとパズル要素が強いのですがパズルが苦手な方でも無双モードでごり押し出きるため初心者に優しい作りになっています。
こまる&腐川コンビもよく収集アイテムの本を見つけるたびにある二人の掛け合いもとても良かったです。 - 悪い点
- アクション部分が簡単すぎます。
初プレイ時に絶望モードで始めたのですが倒されたのが爆風での川落ちの1度だけでした。
また時々理不尽な敵の視界の入り方をして見つかりパーフェクトクリアが難しくなっています。
あと個人的な駄目な点ですがのぶよさんの声が量産型しか発してなくてあまり聞けなかったことです。 - 総評
- 個人的には楽しめました!
ダンガンロンパ1で始めの殺害動機に使われていた家族誘拐をここに持ってくるとは!
そのため数多くの前作登場人物の関係者が出てきてそして絶望します;
また今回の敵は小学生なのですが同情できる感情と残酷すぎる行動に絶望できるでしょう。
1では影が薄い?腐川でしたが今作で評価うなぎのぼりでしたw
こまる&腐川のグラフィックもかわいく?出来ていて良かったです!
最後に一言、ロリコンはダメ! - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 3 5 3
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