連載
オーライオーライ……からの後逸。スマーフォン向けキャッチングゲーム「たまとり王!」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第359回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
今年も激闘が繰り広げられた,夏の甲子園。球児たちが炎天下で真剣にプレイする一方,筆者は涼しい部屋でテレビ中継を見て,おまけにエラーでも出ようものなら画面に向かってヤジを飛ばす始末だった。
そのことを恥ずかしく思い,せめて彼らの戦いを追体験できないだろうか……と思って探し出したのが,本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する,「たまとり王!」(iOS / Android)だ。
iOS版「たまとり王!」ダウンロードページ
Android版「たまとり王!」ダウンロードページ
ゲームのルールは非常に簡単。スワイプで野手を操作し,画面奥のバッターが次々に放つ打球の落下地点に入ってキャッチしていくのみだ。落下地点にいればとくに追加の操作をすることなく捕球できる。制限時間内に何球ノーバウンドでキャッチできたかがスコアとなる仕組みだ。
ミスせず打球を捕り続けているうちに,打者がスイングのペースを上げて,打球の数がどんどん増えてくる,また,変則的な軌道や速度で飛んでくるボールもあるので,どんな順番で捕るか,一瞬での見極めが必要になるのだ。
また,通常とは違うボールが放たれる場合もあるので,注意が必要。金色のボールを捕ると制限時間を増やせるが,赤いトゲトゲのボールを捕ると,野手がその場で硬直してしまい,一定時間ほかの打球を捕れずじまいになってしまう。何としても回避しよう。
このように,ルールは非常にシンプルだが,いざプレイしてみるとボールの軌道や速度の違いに惑わされっぱなし。本物の野球と同様に,距離感をつかむのがなかなか難しい。本作を体験してみれば,高校球児たちがエラーを出してしまうことにも納得いくはずだ。
リアルな捕球の難しさが,かなりの歯ごたえを生んでいる本作。ぜひプレイして,野球の奥深さを改めて知ってほしい。
ちなみに,日差しが強い屋外でプレイすれば画面が反射で見えづらくなり,さらに捕球の難しさがリアルになる……かも?
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればパソコンのFPS(ファーストパーソンシューティング)も遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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