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[GDC 2014]「Oculus Rift」の形状から着想を得たスキューバダイビングシム「World of Diving」を紹介
「World of Diving」公式サイト(英語)
また,海洋生物の写真撮影や水中スクーターを使ったタイムトライアルなど,さまざまなチャレンジをこなしていくことで,ゲーム内通貨を稼いだり,レベルを上げたりすることが可能だ。
ゲーム内通貨を稼げば,ウェットスーツやシュノーケルなどの装備が購入できるようになり,レベルが上がれば海の深層や高難度のチャレンジにトライできるようになる。
シミュレーションゲームを謳うだけあり,そのシステムはかなり本格的だ。空気ボンベの残圧量をチェックしたり,ウエイトを調整して浮力を変化させたり,2人以上で安全を確認しあうバディシステムを採用していたりと,スキューバダイビングの基本をゲーム上でうまく再現している。中でも,プレイヤー同士の意思疎通がチャットではなく,ダイバー達の間で実際に使われているハンド・シグナルで行われるのが独特に感じられた。
なお,本作はOculus VR製のヘッドマウントディスプレイ「Rift」に対応している。筆者もRiftでのプレイを体験させてもらったが,本当に海の中にいるような臨場感を味わうことができた。
ちなみに,Stitselaar氏はダイビングを嗜んでおり,Riftの開発キットを手にしたときに,スキューバダイビングのゴーグルみたいだと感じたことからWorld of Divingの企画を思いつき,プロジェクトをスタートしたそうである。
発売は当初の予定である2014年3月より遅れているそうだが,公式サイトではプレオーダー(20ドル)を開始しており,Steam経由でのアーリーアクセスも予定しているとのこと。
なんといっても,好きなときに好きなだけ海中散歩を満喫できるのが,本作の最大のポイントだ。スキューバダイビングに行く時間がなかなか取れない人や,興味はあるけど手を出せないという人は,World of Divingにトライしてみてはどうだろうか。
「World of Diving」公式サイト(英語)
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