プレイレポート
[TGS 2018]国内初プレイアブルとなった「KINGDOM HEARTS III」のプレイレポートをお届け。「トイ・ストーリー」の世界へさあ行くぞ!
2005年12月に登場した「KINGDOM HEARTS II」からは,約13年ぶりのナンバリングタイトルとなる本作。TGS 2018で国内初プレイアブルということで,気になっている人も多いはずだ。さっそく会場でPS4版を遊んできたので,そのプレイレポートをお届けしよう。
「トイ・ストーリーのCGアニメーションがどれだけ再現されているんだろう」と,ローディング画面で期待に胸を膨らませながら待っていると,冒頭でさっそく,おなじみのキャラクターであるウッディやバズ達が登場。
TOY BOXでは,アンディ達が突如として姿を消すという事件が起こっており,ウッディとバズは,事件の発生と同じ時期に目撃されるようになった「黒いモヤモヤ」と「黒いフードの男」が関係しているのではないかと怪しんでいた。そんなところへソラ達が現れ,その“モヤモヤ”とフードの男が,それぞれ「ハートレス」と“「XIII機関」の人間”であることを聞かされる。かくしてソラとウッディ達は,XIII機関と事件の関係を調査するために協力することになる――というのが導入部分だ。
イベントシーンのCGはグラフィックスの進化により,本当に映画そのままといった印象である。ソラ,ドナルド,グーフィー達もおもちゃの姿で違和感なくウッディ達に溶け込んでいた。
ソラ達のビジュアルチェンジはシリーズでおなじみの要素。トイ・ストーリーの世界では,3人がおもちゃの姿に |
戦闘は,キーブレードによる攻撃や,魔法などを駆使して戦うという馴染みのあるアクションバトルで,攻撃をヒットさせていくと[△]ボタンで特殊な攻撃を発動できる。キーブレードの形態を変化させての攻撃を始め,上位魔法のファイガ,ブリザガ,サンダガ,そして遊園地にあるようなアトラクションを出現させて攻撃する「アトラクションフロー」など,[△]ボタン1つで多彩なアクションを楽しめた。
アトラクションフローは「ティーカップ」や「バイキングの船」など,さまざまなアトラクションを出現させて攻撃する。見た目もド派手 |
ロボットは一人称視点で操縦する。銃で攻撃したり,ブースターで高速移動しながら相手に近づき強烈なパンチをお見舞いしたりと,いつものバトルとは一味も二味も違う。終始ワクワクしっ放しだ。
操縦できるロボットのタイプは3種類が確認できたが,青い機体は「ボム」で攻撃,赤い機体は「タックル」で体当たり,紫の機体は「ランチャー」をぶっ放せるといったように,それぞれで繰り出せるアクションが異なっていた。
筆者がシリーズをプレイするのは,PlayStation 2のKINGDOM HEARTS II以来だったのだが,とにかく「II」からのグラフィックスの進化に驚かされた。
キングダムハーツの魅力の1つは,「映画で見るだけだったディズニーの世界へ実際に飛び込める」という点だ。トイ・ストーリーは原作の映画が3DCGアニメということもあり,ゲームの中にも関わらず本当に映画の世界を歩き回っているような気分だった。
KINGDOM HEARTS IIIには「モンスターズ・インク」や「ベイマックス」「アナと雪の女王」といった多くの3DCGアニメの作品が登場すると発表されている。これらのワールドが“キングダムハーツ”としてどのように表現されているのか,2019年1月25日の発売が,今から楽しみだ。
アナと雪の女王 |
モンスターズ・インク |
会場にはソラのパネルと記念撮影できるフォトコーナーが設けられていた。こちらは試遊とは別に並ぶ必要がある |
「KINGDOM HEARTS III」公式サイト
4Gamerの東京ゲームショウ2018特設ページ
- 関連タイトル:
KINGDOM HEARTS III
- 関連タイトル:
KINGDOM HEARTS III
- この記事のURL:
キーワード
(C)Disney. (C)Disney/Pixar. Developed by SQUARE ENIX
(C)Disney. (C)Disney/Pixar. Developed by SQUARE ENIX