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[E3 2013]「Titanfall」のデモプレイをレポート。巨大ロボットTitanが活躍するオンラインメインのFPSは,果たしてどんな内容か
Titanfallの特徴は,兵士達と一緒に巨大ロボットTitanが戦うという点だ。Titanは強力な火力を持ち,コイツのミサイルが直撃すれば歩兵などひとたまりもないのだが,実際のプレイでは結構簡単にやられてしまうシーンも見られた。
ゲームの時代設定が遠い未来ということで,兵士達はジェットパックを背負っており,高い場所へ飛び移ったり,壁をつたって移動したりといったアクションが可能。フリーランニングのような彼らの動きは,行けないところがないんじゃないかと思えるほどのもので,四方八方からロケット弾を浴びせられたTitanは,割と為すすべもなく爆発することになるのだ。
さらに,兵士がTitanの上に飛び移ってハッチをむしり取り,デリケートな部分に銃撃を加えて破壊,Titanを倒すといったシーンも見られた。デモプレイを見る限り,兵士とTitanの力や数のバランスは,思いのほか取れている印象だ。
機動力が高いのは兵士だけでなく,Titanのほうも結構速いので,ゲームのペースはかなりスピーディだ。仮に倒されてリスポーンしても,戦闘の中心地へあっという間に飛んでいけるので,いつでもどこかで激しい戦いが繰り広げられているという雰囲気である。
最初,Titanは小隊ごとにわずかしか存在しないようだが,どうやら時間の経過に伴い,自分のTitanを呼べるようだった。軌道上からワープしてきた輸送船がTitanをドロップし,さっそくそれに乗り込むわけだが,その乗り込み方が,Titanの差し出した手に掴まれて操縦席まで運ばれるというもので,ドロップから搭乗への流れが非常に格好良く,意味なく降りたり乗ったりしたくなること請け合いだ。こういうカッコいい演出をあちこちに施すのも,大作感を醸し出す一つの工夫なのかもしれない。
説明がほとんどなかったため確実ではないのだが,対戦はチームデスマッチではなくオブジェクティブで,所定の場所を確保したチームが勝利する形と思われる。おそらく,これ以外にも複数のゲームモードが準備されているはずだが,現時点では未発表だ。
なおゲームエンジンは,ValveのSource Engineを大幅に強化したものが使用されているとのことで,兵士や建物,そしてTitanなどは,さすがにディテール豊かに描かれている。Titanのデザインについては好き嫌いがあるだろうが,いかにも海外のクリエイターが考えそうなものになっており,質実剛健な巨大ロボットが好きな人にはグッとくるものがあるはずだ。
SFテーマのマルチプレイFPSは昔から数多く作られており,ライバルも多い。Titanというギミックがゲーマーにどれほどアピールできるのか,続報とあわせて注目したいところだ。Titanfallは2014年春,PCおよびXbox One,Xbox 360向けにリリースされる予定になっている。
4GamerのE3 2013特設ページ
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(C) 2013 ELECTRONIC ARTS INC. TRADEMARKS BELONG TO THEIR RESPECTIVE OWNER. ALL RIGHTS RESERVED
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