プレイレポート
[E3 2013]見下ろし視点のシューティング「Halo: Spartan Assault」を体験。PC,タブレット,スマホで遊べる同作のプレイレポート&直撮りムービー掲載
今年のE3においてMicrosoftが注目を集めたのは新世代のハードであるXbox Oneだが,本作はPC版のみがアナウンスされている。初報でお伝えしたとおり,Windows 8搭載PCやタブレット,Windows Phoneをターゲットにした見下ろし視点のアクションシューティングゲームである。
今回,本作のタブレット版とスマートフォン版を試してきたので,そのプレイレポートをお届けしよう。
なお,タブレット版のプレイを確認できる直撮りプレイムービーも用意した。まずはざっとムービーをチェックしてから記事を読んでもらうと,内容を理解しやすいはずだ。
今回,筆者がプレイしたタブレット版は,タッチスクリーンの左側を指で押すとキャラクターの移動,同様に右側で射撃という操作系になっていた。武器の切り替えやグレネードの投擲,アビリティ使用などのためのボタンは下部にまとめられている。なお,至近距離の敵は,画面のダブルタップで発動する格闘攻撃で倒せる。
ミッション出撃前には装備品のカスタマイズが可能だ。2種類の武器のほか,アーマー,アビリティ,ブースター,さらにスカル(さまざまな効果を持つ“ドクロ”のこと)の選択も可能で,このあたりはHaloシリーズのシステムがしっかり踏襲されている印象だ。
射撃時には自動補正がかかるようで,多少狙いがずれていても敵に弾が当たる。タブレットやスマートフォンでのアクションゲームに慣れていない人でも安心だ。頻繁に武器が弾切れするため,替わりの武器や弾を探してマップ内を奔走する――という感覚も,Haloらしさを感じられるポイントである。
会場のプレイヤー達でハイスコアを競うイベントが行われていた。ちなみに1位の賞品はSurface Pro(64GB) |
今回は,周囲から出現するコヴナントを撃退していく防衛任務や,レイス(コヴナントの兵器)を操縦して敵の施設を破壊する任務などを試すことができた。Haloの世界設定をうまくカジュアルテイストのゲームに落とし込んでいるようだ。
なお,本作のシングルキャンペーンには全25ミッションが収録される予定だという。
一方,スマートフォン版は,画面が小さくなる分,機能をまとめて使うボタンの数を絞ったりと,操作方法に違いが見られた。それでも,基本的なゲームシステムは同じである。いつでも好きなときにHaloの世界を楽しめるのは,スマートフォン版ならではの魅力だろう。
ちなみに,アメリカの作曲家/プロデューサーであるトム・サルタ(Tom Salta)氏が,本作のためにオリジナル楽曲を提供することが発表されている。同氏は「Halo: Combat Evolved Anniversary」を始め,「ゴーストリコン」シリーズや「プリンス オブ ペルシャ 忘却の砂」「レッドスティール」などの楽曲を担当するなど,ゲーム・ミュージックへの経験が豊かなことでも知られている。本作が“耳”も楽しませてくれる作品になることを期待したい。
【スクリーンショット】
「Halo: Spartan Assault」公式サイト
4GamerのE3 2013特設ページ
- 関連タイトル:
Halo: Spartan Assault
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