ニュース
[E3 2013]今度はDCコミックスキャラが登場だ。パズルアクション「Scribblenauts Unmasked」のプレイレポート
Scribblenautsシリーズは,2009年にニンテンドーDS向けに1作目がリリースされて以降,さまざなバージョンが発売されてきている。Unmaskedはシリーズ初のタイアップもので,DCコミックスの世界に迷い込んでしまった主人公マクスウェルが,書いた文字(プレイヤーがタイプした文字)がオブジェクトになって現れるという不思議なノートを利用しながら冒険していく。
Unmaskedの大きな特徴は,2500体ほど存在するというDCコミックスのヒーローやヴィランたちを網羅していることだ。2頭身に近いキャラクターに変化を付けるのは難しいはずだが,展示ブースの係員によると,E3デモバージョンでも2000体ほどが存在しており,さコスチュームの微妙な変化を再現することで,バットマンで32,グリーンランタンは130パターンも存在するというから驚きだ。
多くのキャラクターをじっくり楽しめるよう,Unmaskedではエンサイクロペディア風の紹介ページを全ヒーロー/ヴィラン向けに用意しており,DCコミックスの図鑑としても機能する。また,乱闘モード(Brawl Mode)もフィーチャーしており,ゲームのリプレイヤビリティはかなり高そうだ。
Unmaskedで認識可能な語彙は1万語を超えており,名詞だけでなく修飾語にも対応している。例えば「Zombie Superman」と文字を入力すれば,ゾンビ化したスーパーマンが登場して,次々とほかのキャラクターたちに噛みつき始める。隣のデモブースでは,マクスウェルまでゾンビになってしまい,テンヤワンヤな感じになっていた。
日本ではシリーズの一部しか発売されていないが,海外ゲーマーの注目度は高い。同じWarner Bros. Interactive Entertainmentの「LEGO」シリーズのように,さまざまなライセンスの可能性も出てきたわけで,さらなる展開にも期待できそうだ。