バカバカしくも爽快なシングルFPS「Shadow Warrior」の発売に合わせてローンチトレイラーが公開に

　Digital Devolverは，銃器や刀剣を利用して戦うシングルプレイ専用FPS「Shadow Warrior」のダウンロード販売をSteamやGoG.comで開始し，ローンチトレイラーを公開した。現在販売サイトでは10％引きキャンペーンが行われており，スタンダード版が34.99ドル，特別版が44.99ドルで販売されている。


　「Shadow Warrior」は，3D Realmsが1997年にリリースした同名タイトルのリブート版で，アジア系キャラクターのロー・ワンを主人公にした，バカバカしくもド派手な爽快アクションが楽しめるゲームだ。開発はポーランドのFlying Wild Hogが担当しており，ステレオタイプなブラックジョークやオールドスクールなゲームプレイはそのままに，ゲーム内通貨で武器をアップグレードしたり，「Ki Crystals」というアイテムを利用してショックウェーブのような気功術を放ったりできるようになっている。

　ストーリーは，Zilla Enterprisesの会長から伝説の刀を探し出すよう指示されたボディガードのロー・ワンが，単身で敵地に潜入し，古代神率いる魔物と戦っていくというもの。姉妹品にあたる「デューク・ニューケム」にも通じる，自意識過剰で脳天気な主人公となっており，ヤクザやモンスター達を陽気に粉砕していくことになる。


　ロー・ワンのセリフは言葉遊びが多く，それなりの英語力がないと雰囲気を十分に堪能できないかもしれないが，FPSの黎明期にあたる90年代のノリが気持ちいい，スカっと遊べるシングルプレイFPSに仕上がっている。Metacriticではファン評価の平均が10点中8.9点となっており，評判も上々のようだ。

「Shadow Warrior」公式サイト