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[TGS 2013]舞台化やアニメ/ゲームの連動企画なども発表された「BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA」ステージレポート
本稿では,10月より放送予定のアニメ「BLAZBLUE ALTER MEMORY」のBlu-ray発売情報などを含む,ステージ上で発表された各種新情報を,イベントの様子と合わせてお伝えしていこう。
「BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA」公式サイト
アニメ版の映像ソフトは12月末に発売決定
PS3版「BBCP」との連動企画や舞台化の情報も発表に
PS3版にはさまざまな追加要素が用意されているが,中でも注目したいのが,シリーズの大きなウリにもなっている「ストーリーモード」だ。圧倒的ボリュームのストーリーモードはBBCPでも健在で,森氏によると30時間分ものボイス収録を行ったという。
森氏はさらっと「いやぁ,実は最初20時間で終わらせるつもりだったんです。で,エンディングまで20時間分で書き上げたんですが,どうしても書き直したくなって……。気づいたら1.5倍くらいになっちゃってました!」ともこぼしていた。ストーリーに対する強いこだわりは,まさに「BLAZBLUE」シリーズならではである。
今回のストーリーモードは「分かりやすさ」に重点を置いて制作され,従来のようなキャラクター別ではなく「クロノファンタズマ編」「六英雄編」「第七機関編」の3本にストーリーがまとめられている。入り組んだ世界観を持つ作品だけに,キャラクターの立場やストーリーの道筋を,より分かりやすく見せてくれる工夫はありがたい。
また,以前からアナウンスされているとおり,本作のストーリーには小説版「BLAZBLUE フェイズシフト0」よりセリカ=A=マーキュリーが登場する。森氏によると,小説版を読んでいないプレイヤーでも「六英雄編」をプレイすることで,セリカのストーリーを理解できるという。
なお「六英雄編」は,小説版の著者である駒尾真子さんがシナリオを担当しているとのことなので,原作をすでに読んでいる人も,違和感なくストーリーを進められるだろう。
これらの各種ゲーム情報に関しては,以前に掲載した記事に詳しいので,本作のさらなる情報を知りたい人は,そちらをチェックしてみよう。
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まずは今後発売される映像ソフトについて。Blu-ray版「BLAZBLUE ALTER MEMORY」のパッケージは森氏による描き下ろしで,発売は12月末を予定しているとのこと。さらに森氏は,この情報を発表する際に「映像ソフトを買っていただいた方には,PS3版『BBCP』を持っているとちょっと幸せになるかな? という企画も用意しています」ともコメントしていた。どんなネタでファンを“幸せ”にしてくれるのか,今から楽しみである。
これですべての情報公開が終了したかと思われたタイミングで,「BLAZBLUE」の“舞台化”が決定したことが,森氏から発表された。2014年3月より,天王洲銀河劇場にて公開されるらしい。例によって舞台の監修を行っている森氏自身も「どうやってやるんだ!」と叫んでいたが,どのように「BLAZBLUE」を舞台で表現するのか,本当に気になるところだ……。
最後に森氏は「『BLAZBLUE』シリーズはもちろん,今後は『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』の稼働も予定していて,全国大会もやろうと思っています。今後とも,『BLAZBLUE』をはじめとする弊社の格闘ゲームを,ぜひよろしくお願いします!」と来場者に向かって挨拶し,トークステージを締めくくった。
今回発表された情報に関しては,今後公式サイトなどで発表が行われていくことだろう。新情報を見逃さないよう,しっかりと続報をチェックしていこう。
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