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米国陸軍開発のFPSシリーズ最新作「America's Army: Proving Grounds」が正式リリース
本作は,アメリカ陸軍が新兵リクルートのため,日ごろからFPSに熱中しているゲーマーを対象に,陸軍の訓練内容を紹介すること目的として開発されている「America's Army」シリーズの最新作だ。「Unreal Engine 4」による本格的な作りがウリで,「Battle Drill Exercises」(BDX)と呼ばれる6対6による模擬対戦と,「Forward Line Operations」(FLO)という12対12の中規模作戦をテーマにしている。
中東の荒野から都市空間まで,さまざまなロケーションで対戦できるだけでなく,ミッションエディターを使ってマップやミッション内容を自作することも可能だ。
正式リリース版では,陸軍の階級に合わせた成長要素が実装されたほか,Audiokineticの「Wwise」を使用した3Dサラウンドサウンドが楽しめるようになった。
また,武器に多彩なカモフラージュ・スキンを施せるなど,カスタマイズ要素もなかなか充実している。これが無料で体験できるというわけだ。
何より“アメリカ陸軍謹製”ということで,リアルさはお墨付きの本作。2013年8月に開始されたβテストでは92万アカウントが作成されるなど,相変わらずの人気だが,これがアメリカ国民の税金で生み出されているというのは,興味深いところだ。
「America's Army: Proving Grounds」公式サイト
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America's Army: Proving Grounds
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