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アメリカ陸軍が開発するFPSシリーズ「America's Army」最新作は,「America's Army: Proving Grounds」。βテスターの登録受付がスタート
「America's Army: Proving Grounds」公式サイト
シリーズ第1作「America's Army」は,陸軍所属のエンジニア達がUnreal Engine 2を使用して製作し,2002年7月にリリースされた。無料ソフトであることも手伝って,累計で900万を超えるダウンロードを記録したことでも大きな話題になったシューティングゲームである。ショッピングモールに勧誘用のオフィスを設けたり,イベントにブースを出展してじっくりと入隊志願者を待つというのがアメリカ陸軍の定番的なリクルート方法だったが,このAmerica's Armyによって,新兵勧誘/訓練内容の紹介のためにゲームを利用するという面白い試みが行われたわけだ。
過去26回にわたってアップデートが繰り返されてきたAmerica's Armyだが,直近では2009年の「America's Army 3.3」のアップデートを最後に進化が止まっていた。ゲーマーの興味を引いておくためにも,新作などのカンフル剤が必要となるタイミングだろう。
おそらく,今作「America's Army: Proving Grounds」にナンバリングがないのもフレッシュさをアピールするものだと思われる。「Unreal Engine 4が利用されるのではないか」といった噂以外,今のところこの作品の詳細は不明だ。
America's Army: Proving Groundsのβテスター登録に,とくに地域による制限は設けられていない模様(ただし,実際に参加できるかどうかは分からない)。イラク戦争勃発後ちょうど10年が経った2013年,本作がアメリカのゲーマー達にどのように受け入れられるのか,注目しておきたいところだ。
「America's Army: Proving Grounds」公式サイト
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