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ゲームエンジン「Unity」が2021年末までにNVIDIAの超解像技術「DLSS」に標準対応
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印刷2021/04/15 14:29

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ゲームエンジン「Unity」が2021年末までにNVIDIAの超解像技術「DLSS」に標準対応

 北米時間2021年4月14日,NVIDIAは,ゲームエンジン「Unity」が,2021年末までにNVIDIA独自のアンチエイリアシング&超解像技術「DLSS」(Deep Learning Super Sampling,関連記事)に対応すると発表した。
 Unityはすでに,Windows 10のリアルタイムレイトレーシング機能である「DirectX Raytracing」(DXR)をサポートしている。これにDLSSが加わることで,レイトレーシングを多用した映像を低めの解像度でレンダリングしたうえで,DLSSによるアップスケーリングでディスプレイ解像度に拡大して,映像品質を高めながらフレームレートも高いゲーム映像を生み出せるようになる。
 ただ,これまではゲーム側でDLSS対応の機能を作り込む必要があったので,広く普及するまでは至っていないのが実情である。

PC版「LEGO Builder's Journey」によるDLSSの効果を示したスライド。DLSS無効時は18fpsしか出ていない映像を,DLSS Quality(品質重視設定)では38fps,DLSS Performance(フレームレート重視設定)では57fpsも出ているという
画像集#002のサムネイル/ゲームエンジン「Unity」が2021年末までにNVIDIAの超解像技術「DLSS」に標準対応

 映像によっては不自然なノイズが載ることもあるので,DLSSは,あらゆるゲーム映像に適するというわけではない。しかし,高品質の映像を違和感なく高解像度化することでフレームレートを稼げるため,ゲーマーにとっては非常に役立つ機能であるのは確かだ。Unityが標準で対応することにより,DLSSの活用が進むのなら,歓迎できることだろう。


開発者向けNVIDIA公式Blogの当該ポスト(英語)

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