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「Unreal Engine」,ロイヤリティ率を5%から3.5%に引き下げられるプログラム「Launch Everywhere with Epic」を発表
このロイヤリティは,Unreal Engineを使用した製品について,一定額の収入を得た場合に,エンジンの使用料金として支払うものである。
今回発表された引き下げプログラムは,開発したゲームが対応しているプラットフォームで,PCならSteam,AndroidならGoogle Playなど,ほかのストアでリリースする前(もしくは同時)にEpic Games Storeでリリースしたものが対象となる。
これとは別にEpic Games Storeでは,12%の販売手数料を設けているが,多くの販売プラットフォームで手数料は30%が基本となっており,かなり安い。また,Epic Games Storeで6か月の独占契約を結ぶと,その期間の手数料が0%となり,プレイヤーの購入金額がそのままデベロッパに提供される「Epic First Run」との併用も可能とのこと。
なお,Appleが発表した「Core Technology Fee」(サードパーティーのストアからダウンロードしたアプリについて,一定のダウンロード数など基準を満たした場合,インストールごとに手数料を課すもの)による開発者の負担を考慮し,iOSについては,Epic Games Storeに同時リリースする条件を免除している。
ロイヤリティ率の引き下げの詳細については,開発者が十分な計画を立てられるように,1月1日の導入前までに公開する予定だ。
A better deal for developers ?
— Unreal Engine (@UnrealEngine) October 1, 2024
We just announced ‘Launch Everywhere with Epic’. Starting January 1, you can reduce your Unreal Engine royalties from 5% to 3.5% if you ship your game simultaneously on the Epic Games Store and other stores on PC and Android. Read all the details… pic.twitter.com/yWpzcMzDWK
「Unreal Engine」公式サイト
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