連載
青春時代に戻り,禁断の行為に挑戦。スマートフォン向けシンプルゲーム「エクストリーム早弁」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第204回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
学生時代に「早弁」をした経験はあるだろうか? もったいぶって書いているが,言ってしまえば昼食時間の前に弁当を食べるだけのことである。
だが,筆者の場合,中学時代は給食を食べ,高校時代は購買部を利用していたので,弁当に縁がなく,早弁という響きにも謎の憧れを抱いていたのだ。
そういったわけで,本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,早弁にスポットを当てた「エクストリーム早弁」(iOS / Android)を紹介しようと思う。
「エクストリーム早弁」ダウンロードページ(App Store)
「エクストリーム早弁」ダウンロードページ(Google Play)
とはいえ,本作で描かれるはただの早弁ではない。「エクストリーム」という名のとおり,「極限状態での早弁」がテーマで,プレイヤーは生徒となり,授業中に先生の目を盗んで弁当を食べることとなる。先生は何だかよく分からないことを言いながらときおりこちらを見るので,彼に見つからないよう早弁していこう。
生徒の前には(なぜか)山盛りの弁当が置かれており,画面下にある「早弁る!」をタップすると食べられる。画面上には「弁当ゲージ」が表示されており,早弁る!をタップするたびにこのゲージが徐々に減少。これをゼロにすれば弁当完食となり,早弁に成功となるのだ。なお,ホールドでもゲージを減らせるが,タップを素早く連打したほうがゲージの減りは早い。
制限時間はとくにないが,先生がこちらを見ているときに弁当を食べていると,弁当没収になってしまう。先生はつねに何かを喋りながらこちらを振り返るのだが,振り返るまでにセリフの吹き出しの色が青→黄→赤と変化する。目安として,「青」は安全,「黄色」は危険,「赤」は弁当没収と覚えておくといい。
なお,先生のセリフは一文字ずつ順に表示されていき,表示が一旦止まると吹き出しが次の段階(青なら黄色へ,黄色なら赤へ)へと進む。青のときはひたすら連打,黄色では様子見しながらタップし,適当なところで止め,赤をやり過ごす……という一連のプロセスが基本的な攻略法となるだろう。
早弁に成功すると,食べたものの詳細,重さ,何秒で完食したかが成績として表示される。弁当は「母さんの弁当」であることが多いが,たまに「レア弁当」が登場することも。レア弁当登場時は,生徒の前の山盛り弁当の色が黄色くなるので,慎重に完食を目指そう。レア弁当はゲットすると図鑑(のようなもの)に登録され,その詳細を確認できる。
なお,弁当の重さは「成果」画面で累計としてカウントされており,これまでにどれだけ早弁したのかが数字で分かるようになっている。
先生の目を盗んでタップをするという,適度な緊張感がなかなかクセになるうえ,先生のセリフが意外と面白いので,最後までつい見たくなってしまう。コレクション要素もあるので,ハマる人はばっちりハマるだろう。青春の日々を早弁にかけていたという人も,そうでない人も,レッツエクストリーム早弁!
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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