スクウェア・エニックスが2014年1月30日に発売を予定しているPlayStation 3用ソフト「
ディアブロ III」。すでに発売されているPC版は売上が1400万本を突破しているほどの大ヒット作だが,今回は現在配信中の
体験版をプレイする様子をムービーにしてみた。
本作は
「ハック&スラッシュ」の代名詞ともなっているシリーズの最新作。自動生成されるダンジョンに挑み,敵や宝箱などから強力な装備を手に入れて,さらに難度の高いダンジョンへと挑む……という流れを繰り返していくのだが,何時間でもどっぷりとハマって遊んでしまうほどの高い中毒性が特徴となっている。
本作で選択できるクラスは,接近戦に長けた戦闘民族
「バーバリアン」,弓やボウガンを扱う
「デーモン・ハンター」,回復と武芸に秀でた戦士
「モンク」,死者を従え呪術を操る
「ウィッチ・ドクター」,魔力を用いて遠距離から攻撃する
「ウィザード」という5種類。体験版ではその中から,バーバリアンとウィザードを使用可能となっているので,ムービーではその2つを使ったプレイの模様を収めている。
それぞれのクラスには専用のスキルが用意されていて,レベルがアップするごとに新しいものを覚えていく。好きなときにいつでも付けたり外したりできるので,大勢の敵がいるので範囲攻撃のスキル,ボスが相手なので単体対象に大ダメージを与えるスキル,といった戦術をとれるのが楽しい。筆者は個人的にこういったスキルの取捨選択が苦手なので,あとであれこれといじれるのは凄く嬉しいですはい。
装備は,NPCから購入するほかに,ダンジョンの敵や宝箱などから入手できる。装備品の性能やスキルはランダムで決定されるようになっており,レア度の低いほうから
ノーマル,
マジック,
レア,
レジェンダリーという4つのカテゴリに分けられている。レア度の高いものほどさまざまなスキルが付与されているのは言うまでもない。
装備の性能がランダムで決定されるというシステムがかなり面白く,なかなか出にくい優れたアイテムを追い求めて,何度もダンジョンに挑んでしまう
中毒性を持っている。ちなみに,アイテムの保管庫はプレイヤーのアカウントごとに全キャラ共用となっているので,バーバリアンのプレイ時に入手した弓を保管庫に入れておき,デーモン・ハンターでそれを取り出して装備するといったことが可能だ。レアなのに自キャラのクラスで装備できないアイテムが無駄にならないのはもちろん嬉しいのだが,その装備を使いたいがために,別のクラスのキャラクターを作成したくなってしまうのだ。ああ,また寝不足に……。
本作はマルチプレイに対応しており,PlayStation Networkでつながったフレンドやマッチング相手と最大4人で遊べる。コントローラを複数用意すればオフラインでもマルチプレイ可能なので,オンラインにつなぎたくない,つなげないという人もご安心を。
ほかのプレイヤーとの協力プレイでまた別の楽しさも生まれてくるはず。体験版でもマルチプレイが可能なので,ぜひ実際に試してもらいたい。
ちなみに,体験版の
セーブデータは製品版に引き継ぎ可能で,手に入れたお金や装備品も持ち込むことができる。製品版の購入を考えている人は,今のうちから予習と事前準備に励んではいかがだろうか。