企画記事
「ポケットモンスター X・Y」,いよいよ本日発売。ぜひ知っておきたい新要素の数々を,新たに登場するポケモンたちとまとめて紹介
新たなポケモンはもちろん,数多くの新要素が追加されているシリーズ最新作。本稿では,このタイミングで,本作の見どころをまとめてお伝えしよう。
なお,本作の発売を記念して,ポケモンより「A4クリアファイル Let's go KALOS!」「リングノート Let's go KALOS!」「マグカップ Let's go KALOS!」のポケモングッズ3点を5セット,読者プレゼントとして提供していただいた。手に入れたいという人は「Weekly 4Gamer」内から応募してほしい。
「ポケットモンスター X・Y」公式サイト
■新要素紹介
●新たな冒険の舞台「カロス地方」
●18番目のタイプ「フェアリー」
●「メガシンカ」でポケモンがさらなる進化を遂げる!
●2種類の新バトル形式「群れバトル」「スカイバトル」
●ポケモンをかわいがって仲良くなれる「ポケパルレ」
●「PSS」で新たな通信機能も充実
●オンライン上のボックスを利用できるサービス「ポケモンバンク」
■新ポケモン紹介
●パートナー候補とその進化形
●伝説のポケモン
●メガシンカポケモン
- メガミュウツーX / メガミュウツーY
- メガリザードンX / メガリザードンY
- メガルカリオ
- メガバシャーモ
- メガデンリュウ
- メガアブソル
- メガクチート
- メガガブリアス
- メガフシギバナ
- メガカメックス
●「ポケットモンスター X・Y」で登場する新ポケモン
新たな冒険の舞台「カロス地方」
主人公の家の前。サイホーンはオブジェ? |
ハクダンシティの噴水はロゼリアがモチーフ |
18番目のタイプ「フェアリー」
18番目の新タイプであるフェアリーは,ドラゴンタイプに対して抜群の効果を持ち,逆にドラゴンタイプの技は無効化するという貴重なタイプだ。これまでのドラゴンタイプには,「こおり」か同じ「ドラゴン」しか苦手なタイプがいなかったが,フェアリーの登場によって,新たな天敵が増えたことになる。これにより,ポケモンの力関係もガラリと変わることになるだろう。
ほかにもフェアリーは,「かくとう」や「あく」のタイプを相手にするのが得意なようだ。
ちなみにフェアリーには,本作で新たに登場するポケモンだけでなく,「サーナイト」や「マリル」,「プリン」といった既存のポケモンも分類されることになるので,新たな戦略が生まれるだろう。
「メガシンカ」でポケモンがさらなる進化を遂げる!
もう1つ,本作のバトルで注目したいのが「メガシンカ」だ。これは,通常の進化とは異なり,バトル中のみ発生する特殊な進化で,一時的に秘めたパワーを解放することで,さらなる力を発揮できるというもの。能力が向上するだけでなく,なかにはタイプや特性が変わるポケモンもいるので,うまくメガシンカさせれば一発逆転を狙えるかもしれない。一度のバトルでメガシンカできるポケモンは一匹だけで,バトルが終了すると元に戻る仕組みだ。
メガシンカは,特定のポケモンが条件を満たしたときのみ可能となる。その条件の1つが「メガストーン」と呼ばれる道具で,メガシンカできるポケモンそれぞれに用意されているという。これを対応したポケモンにどうぐとして持たせると,バトル中にメガシンカできるのだ。
なお,プレイしているのが「ポケットモンスター X」か「ポケットモンスター Y」かで,手に入るメガストーンが異なる場合がある。もちろん,どちらのメガストーンを持たせるかによって,メガシンカした状態も違ってくるので,自分の遊んでいるソフトでどのようなメガシンカが見られるかというのも,本作の楽しみの1つだろう。
2種類の新バトル形式「群れバトル」「スカイバトル」
「ポケットモンスター X・Y」では,これまでのポケモンバトルの形式に加え,新たに「群れバトル」と「スカイバトル」が加わる。
群れバトルは,野生のポケモンとの戦いにおいて,1匹のポケモンで複数を相手にする形式だ。“群れ”というだけあって,5匹のポケモンと一度に戦わなければならない。
厳しいバトルになるぶん,経験値を多く獲得するチャンスでもある。冒険に連れて行くポケモンには,複数の相手を同時に攻撃できるわざを覚えさせておきたいところだ。
もう一方のスカイバトルは,一部のトレーナーが挑んでくる,ポケモン同士の空中戦だ。バトルに参加できるのはひこうタイプなど,一部の限られたポケモンだけとなるので,手持ちに参加可能なポケモンが少ないときは,戦いを避けたほうがいいかもしれない。
ポケモンをかわいがって仲良くなれる「ポケパルレ」
ポケモンの魅力はバトルだけではない。本作の新要素「ポケパルレ」では,ニンテンドー3DSのタッチスクリーンを使って,仲間にしたポケモンと遊んだり,なでたり,お菓子をあげたりできる。ポケモンが喜ぶことをしてあげればあげるほど絆が深まり,バトル中に違う仕草を見せてくれたり,よりバトルで活躍してくれたりなど,良いことがあるので,積極的に仲良くなろう。
「PSS」で新たな通信機能も充実
PSSを活用すると,インターネット上に接続しているほかのプレイヤーであれば,これまで通信したことのない人であっても,簡単にポケモンの交換やバトルを行えるほか,メッセージを送ったり,「ポケットモンスター X・Y」の関連情報を受け取ったりもできる。PSSの機能を以下で紹介しよう。
●GTS(グローバルトレードステーション)
世界中のトレーナーとポケモンを交換できる機能。自分が交換に出したいポケモンと,交換で欲しいポケモンを設定して,条件に合う相手が見つかれば交換が成立する。本作では,自分が出会ったことのないポケモンもトレードしてもらうことができるようになったので,GTSを活用すればポケモン図鑑を埋めやすくなるだろう。
●ミラクルこうかん
自分のポケモンを交換に出すと,すぐに世界中の誰かのポケモンと交換される機能だ。ただし,どのポケモンがやってくるかは分からない。
●ホロキャスター
すれ違ったプレイヤーの情報や,本作の関連情報,友達からのメッセージなどを受け取れる。ゲームをプレイしていないときでも,ニンテンドー3DSをスリープ状態にしておけば利用可能だ。
●ハッピーサイン
ほかのプレイヤーに短いメッセージを送信できる機能。設定したハッピーサインは,PSSを通じて友達やすれちがったプレイヤーに表示される。
●Oパワー
冒険を有利に進められる特殊な力で,ポケモンの能力を一時的に上げる,野生のポケモンを捕まえやすくする,手持ちのポケモンを回復させるなど,さまざまな効果がある。自分で使うだけでなく,PSSを使ってほかのプレイヤーに使ったり,あるいは使ってもらったりできるのもポイントだ。
Oパワーは冒険の中で手に入れることができるほか,配信もされている。10月12日から発売記念イベントとして,ポケモンセンターと全国のイオンモールで「HPかいふくパワー Lv.2」「PPかいふくパワーLv.2」「おこづかいパワー Lv.2」が配信されるので,受け取ってその場で使えば,冒険がさらに進めやすくなるだろう。
オンライン上のボックスを利用できるサービス「ポケモンバンク」
「ポケモンバンク」は有料のサービスとなり,1年間で500円(税込)の利用料金がかかる。ただし,配信日となる12月25日から2014年1月31日までにダウンロードすると,30日分の無料利用券がもらえるので,使い勝手を試してみたいという人は,まずはダウンロードしてみよう。
なお,ポケモンバンクに対応しているのは「ポケットモンスター X・Y」のみだが,連動アプリケーション「ポケムーバー」を使うと,「ポケットモンスターブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2」から,インターネット上のボックスにポケモンを預けられる。つまり,これと「ポケモンバンク」を組み合わせることで,これまで一緒に冒険してきたポケモンを本作に連れてくることも可能というわけだ。
- 関連タイトル:
ポケットモンスター X
- 関連タイトル:
ポケットモンスター Y
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(C)2013 Pokémon.(C)1995-2013 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
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