イベント
[CES 2014]1年前に“非公式Steam Box”として注目を集めた「PISTON Console」は,あれからどうなったか
2013年のCESで開発発表が行われ,「非公式Steam Box」としてゲーマーの話題にも上がったPISTON(関連記事)。しかし,ValveがSteamOS搭載ゲームPC「Steam Machine」を正式発表したときにXi3の姿はなく,2014 International CESにおけるValveのSteam Machineパートナーにも名前は挙がらずだった(関連記事)。いったいアレはなんだったんだという話にもなるが,そのPISTONが会場では実機展示されていた。実際に動いているPISTONが一般向けに公開されるのは,筆者の知る限りこれが初めてである。
なお,PISTONのストレージは容量128GBのSSDだが,容量1TBもしくは2TBのHDDを“取り付けられる”外付けデバイス「SLID3」も,今回新たに発表されている。
その小型さを活かして,ディスプレイのVESAマウントホールに固定することもできる |
こちらが外付けストレージ「SLID3」。容量1TBで249ドルからとなる。PISTONの下に取り付け可能 |
OSはWindows 7プリインストールながら,Linuxもサポートしているとのこと。写真を撮影できていないのは申し訳ないが,起動時にはXi3によるカスタムのユーザーインタフェースが表示されるようになっており,Xbox LIVE風のメニューからSteamやHuluなどを直接起動できるのはなかなか興味深かった。
Steam Machineになれなかったこともあり(?),Xi3では独自の「PISTON Controller」も開発中とのことで,その続報にも期待しておこう。
Xi3公式Webサイト
- 関連タイトル:
PISTON Console
- この記事のURL: