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AKB48のメンバーがゲーム中の衣装をまとって登場。GREE「AKB48の野望」が発表された,コーエーテクモゲームス「新作ソーシャルゲーム 完成発表会」レポート
最初に登壇したコーエーテクモゲームス 代表取締役社長 襟川陽一氏は,同タイトルが実現したきっかけとして,AKB48の総合プロデューサーである秋元 康氏が,2011年5月に開催されたデジタルメディア協会主催の「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'10/第16回AMDアワード」で「大賞/総務大臣賞」を受賞したことを挙げた。その表彰式で,秋元氏がデジタルエンターテイメントコンテンツに力を入れていきたいと意気込みを語ったこと,さらに秋元氏が襟川氏の手がける「信長の野望」シリーズの大ファンだったことから意気投合し,「今までにないソーシャルゲームを作ろう」と,トントン拍子に話が進んでいったそうだ。
また,「AKB48の野望」という名称について襟川氏は,「私と秋元さんの気持ちが一つになったことを示しています」と述べ,「天下統一を目指すファンタジーシミュレーションゲームである」と結んだ。
コーエーテクモゲームス 代表取締役社長 襟川陽一氏 |
「AKB48の野望」プロデューサー 廣重演久氏 |
続いて,「AKB48の野望」のプロデューサーを務める,コーエーテクモゲームスの廣重演久氏より,本作の概要が紹介された。本作は,「聖歌」によって生み出された架空の世界「ラ・チャント」を舞台に,巫女であるAKB48メンバーが抱く,「世界征服」「自らの美しさを世に知らしめる」などといった野望をプレイヤーが叶えていくというもの。
ゲームには,AKB48のメンバーが総出演するが,性格設定や人間関係はすべてゲームだけのオリジナル設定とのこと。さらに名前もオリジナルのものになるとのことで,例として渡辺麻友さんが,泣き虫で戦闘能力は低いが,実は不死身という「シーホク・ラッテ・ミッテ」,柏木由紀さんが大地と自然の力を操る「テラ・スレーク」という具合だ。
AKB48のメンバーが扮する巫女は,肉弾戦を得意とする「獅子の鬣」(ししのたてがみ),魔法を使用する「真理の徒」(しんりのともがら),機械を扱い,大陸制覇への野望が強い「技巧の動輪」(ぎこうのどうりん),争いよりも享楽を好む「奏楽の響」(そうがくのひびき)という4つの属性で分類されており,それぞれの特徴を利用した戦略的なバトルが楽しめるという。
プレイヤーは,指揮官として「推し巫女」に仕え,最大8人の巫女でパーティを組み,ほかのプレイヤーとカードバトルで戦うことで国盗りを進めていく。さらに,育成要素もあり,パーティの強化も可能だ。
そのほか,プレイヤーが巫女の依頼を達成すると,その巫女との絆を深めることができ,声をかけてもらえたり,褒美をもらえたりするようになる。
発表会の後半には,大島優子さん,川栄李奈さん,島崎遥香さん,高橋みなみさんの4名のAKB48メンバーがステージに登場し,「AKB48の野望」にまつわるトークを繰り広げた。
ナルシスト魔術師「アルティ・ストヘラル」に扮する大島さんは,まず「セリフがすごい!」と感嘆。廣重氏によると,アルティは自分を認める人には優しいが,そうでない人には非常に厳しいのだ。またアルティという名前には,「銀河系エンターテイメント」という意味が込められているという。
大島優子さん |
川栄李奈さん |
島崎遥香さん |
高橋みなみさん |
川栄さんは,ラ・チャントにおける前大戦の首謀者だった「プエルラ・スピカ」に扮する。ネタバレになってしまうため,あまり詳しく説明はされなかったのだが,廣重氏によると,前大戦時のプエルラは何者かに操られていたそうだ。また“スピカ”という名前は,星ではなく“スピーカー”から取られているとのことで,プエルラは,にぎやかな役どころになる模様。
島崎さんが扮する「ファウスト・モトル・ミッテ」は,ゲームの舞台となる戦乱を画策した「乱世の魔王」。つまり悪役なのだが,島崎さんは「ゲームの世界でしか悪者になれないので,貴重な経験なんじゃないでしょうか」と感想を述べた。
そして,高橋さんが扮する吟遊詩人「モトイル・ペルシャ・テッラ」(通称,イル)は,廣重氏いわく「いい役どころ」のキーパーソンとのことで,その正体はゲームの進行に伴って明らかになっていくという。
最後に,4名のメンバーのコメントを掲載しよう。
大島さん:
普段と違うキャラクターになれるのが面白いと感じました。また,どうやってみんなと戦って国を盗っていくのかも気になります。ナルシストゆえに,ぜひとも一番を目指したいです。
川栄さん:
私はあまりゲームで遊ばないのですが,このタイトルは,お話を聞いた瞬間にやりたくなりました。プレイヤーはメンバー誰かの味方になれるとのことですが,私もぜひ自分自身の味方になって頑張りたいです。
島崎さん:
今日,設定を聞いていて,すごく気になることが増えました。私も含めてメンバーの皆がどうなっていくのか,今,知りたいですが,自分でプレイして確かめます。
高橋さん:
メチャクチャ面白そうで,私も登録して遊ぼうと思っています。AKB48は,ファンの皆さんの応援あってのグループですし,ラ・チャントの世界も皆さんあっての国盗りです。(現実とゲームが)リンクしている部分もありつつ,普段の私達とは違った一面が見られるゲームになっているので,すごく楽しみです。
ソーシャルシミュレーションゲーム
僕は戦う、世界と、君の笑顔のために。
聖なる歌より生まれいでし世界「ラ・チャント」
この世界は女神の歌う「聖歌」の力により発展を遂げた
4つの勢力が共存する世界はしばしば争いが始まり
平和と戦争を繰り返し 歴史を紡いでいった
ある時 聖歌の力を持った「少女」が現れた
聖歌の力を使い 世界を平和へと導き 少女は伝説となった
しかし少女は長き統治の後 突然その姿を…消した
少女が消え、各地に散らばった聖歌は争いの火種となる…
「聖歌の力を我が手に!」
己の野望を叶えんとする「巫女」と呼ばれる少女たちが立ち上がる
己の野望のため 聖歌を巡る聖少女たちの戦いが 今、始まる
ゲーム概要
『AKB48 の野望』は、架空の世界「ラ・チャント」を舞台に、プレイヤーが様々な交流、そして戦いを繰り広げるソーシャルシミュレーションゲームです。人気アイドルグループ「AKB48」のメンバーは、ラ・チャントの住人を演じます。そこで、「巫女」としてそれぞれの使命、意思に従い、または運命に導かれ、乱れた大陸を制覇するべく、各々の野望を抱き、立ち上がります。
プレイヤーは、巫女を支える「指揮官」となり、他のプレイヤーと共に、巫女が抱く世界制覇の野望を叶えようとします。AKB48 のメンバーが普段見せることのない本作ならではの魅力や、巫女たちの野望の背景に存在し、徐々に明らかになっていく壮大なストーリーにもご期待ください。
セールスポイント
1.聖歌から創られた「ラ・チャント」の世界
架空世界「ラ・チャント」は、大陸創世の女神の力である“聖歌”により統治されています。この世界では“聖歌”の一部のフレーズを歌うことができる少女を“巫女”と呼び、世界を統一する力のある存在として、人々に支持されています。
「ラ・チャント」は、前の統治者である「伝説の少女」の突然の失踪により、新たな戦乱の時代を迎えつつあります。
2.「AKB48」が「ラ・チャント」の巫女に
「ラ・チャント」の巫女を演じるのは、人気アイドルグループ「AKB48」のメンバーです。メンバー全員に本作固有の名前と性格がつけられ、“巫女”として「ラ・チャント」の世界で活躍します。物語を進めることで明らかになる、巫女同士が繰り広げるドラマが、AKB48の新しい一面を引き出します。
※今回特別に上記4 名を先行して皆様にご紹介いたします。
他のメンバーのカードは、今後随時発表いたします。
3.熱い“国盗り”バトル
プレイヤーは、シーズンごとに、ひとりの“巫女”を選び仕えることとなります。1部隊の“指揮官”となり、“戦少女”を編成・指揮し、仕える巫女の野望を叶えるために戦いに身を投じます。仕える巫女に貢献するべく、プレイヤー同士がしのぎを削る激しい戦いをお楽しみいただけます。
4.4つの属性が生み出す戦略性
巫女や戦少女は、それぞれ“獅子の鬣(ししのたてがみ)”“真理の徒(しんりのともがら)”“技巧の動輪(ぎこうのどうりん)”“奏楽の響(そうがくのひびき)”という4つの属性を有しています。属性ごとに異なる特徴を利用した、戦略的なバトルをお楽しみいただけます。
5.巫女との間に、さらに深まる絆
プレイヤーは、“指揮官”として戦闘で活躍したり、巫女の依頼を達成することで絆を深めることができます。深まった絆の分だけ、声をかけてもらえたり、褒美をもらえたりすることができます。
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