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DRPGにおけるテンポ 55 - 投稿者:kuma(男性/30代)
- 投稿日:2013/08/06
- 良い点
- 事前に自分がどれぐらいやってるかを記載しておきます。
トロフィーのコンプリートまではいかないが隠しも含めて倒せない敵はいない程度まではやっています。
・前作と比べてwiki等に投稿された改善して欲しい点を80%程クリアして2を出していること。
(2で良くないと言われた点もパッチ配布で一部改善していってる模様
ただし、自分はパッチ配布の前にはやめているのでそれは含まれない文章になります。)
・本編までという点においてはそれほど捨て職業が少ないこと。
・エロ?(昨今のエロを見せていくゲーム会社の多さを考えればそこまで突出してないが)
・ダンジョン移動中にキャラクターが喋る。 - 悪い点
- 反復する作業に対するテンポの悪さ。
★戦闘面
・戦闘のテンポが遅い
WIZ経験者であれば遅く感じる。
ボス戦等考えて戦うのであれば表記されるダメージを観ることの重要性がありますが
LV上げ等の作業になると表記の遅さやエフェクト等が致命的になります。
コンフィグ設定で高速化を行えたり、特定のボタンを押せば表記見えない程度の高速化が欲しいところではあります。
・カーソル記憶の意味
コマンド式でカーソル記憶の有無が設定にありオンにすれば初めのコマンド表記のカーソルは記憶されているのですが
その次のカーソルは記憶されていないバグ?
例えるなら前回の戦闘で魔法を使用しファイア2で敵を倒し、再び戦闘入った場合
攻撃
魔法 ←
アイテム
にげる
ここまではいいのですが魔法の項目になると
ファイア ←
ファイア2
ファイア3
になってカーソルが初期化されてるわけですね
これも反復を行う際には手間がかかります。
ファイアで倒せる敵も限られている為テンポが悪くなります。
★ショップ
ショップから退店時に男性の店員から「また、来てくれよな!」等の音声台詞を聞くまで店から出ることが出来ない。
同様にモンスターを書物にするシステムがあり、その際もいちいち音声が付くため
反復で行うにも関わらず毎回それを聞くために待たされるのが苦痛になります。
※コンフィグ設定で「男性の音声」をオフに設定しても喋ります。
★書物時の表記
キャラの付加ステータスとしても武器の育成要素としてもモンスターを書物にするのは欠かせなく、モンスターのLVという要素が不可欠なのにも関わらず表記するべき場所で行われていない。
この為にいちいち書物の詳細を調べてから数回入力後に書物にするか選ぶためテンポが悪い。
★ソートのわかりずらさ
アイテムも書物に関してもそうだがソートの優先順位が文字化されていない。
倉庫に関しても順番こそあるものの、武器だけを見たい場合に切り替えが出来ない。
と色々書いていますが基本テンポです。 - 総評
- ユーザーが声を出せば改善してくれる配慮はありますが、ユーザー側に立ったUI設定や利便性等を設計することが出来ていないように感じます。
パッチ配布を行った点から続編の可能性も考えられるので3を出すなら上記を製作者側で考えられる人物を起用するか体験版を早めに出してユーザーのフィードバックを頂いて改善するのが望ましいと考えます。
本編クリアまでなら悪い点で上げた反復作業も軽減されるのでそこまで気にしなくてもいいと思いますが隠しボスを倒すまでとなるとどうしても育成を強めていかないと厳しいので悪い点に上げた反復作業が不満として出てきます。 - プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 3 1 1 3 -
前作ユーザーの声がキチンと反映された良作 85 - 投稿者:Han_bee2(男性/30代)
- 投稿日:2013/05/23
- 良い点
- 前作と比較すると……
・大幅なユーザビリティの改良
・バトルの戦略性の向上
・ストーリーの強化
・ゲームバランスの向上
本作単体で見たときには……
・人気のイラストレーターの方たちが描く魅力的なキャラクター
・PSPの限界ギリギリ(笑)に挑戦するイベントCG
・(第1エンディングまでなら)満遍なくキャラクターを育てても問題ない、ほどよいバランス - 悪い点
- ・クリア後は相変わらずのSTING難易度。
・戦闘のテンポは演出などをOFFにしないと結構煩わしい。 - 総評
- 前作は400時間ほどプレイしましたが、結局、最終ダンジョン・ダークカテドラル攻略で挫折してしまいました。ですがかなり楽しませてもらいました。そんなわけで本作も発売日に購入。100時間ほどプレイし、第1エンディング後のやりこみ要素をプレイ中でのレビューです。そんなわけですので、前作との比較が多くなるかと。
……前作は人気PCゲームのキャラクターを使用したスピンアウト作品だったわけですが、今作は2とナンバリングされつつも、完全にオリジナルの世界観を持ったタイトルとなっています。ただ、アイテム周りなどで、前作とのつながりはなんとなく匂わせてあったりしますので、前作をプレイした方ならニヤリと出来る部分もあるかと思います。当然、プレイしていなくても十分面白い作品です。
前作は細かな部分でお世辞にも遊びやすい作品ではありませんでしたが、今作はユーザーの声を反映したのか、システム面がかなり改良されています。もっとも重要なのは、「キーコンフィグが追加された」のと「ダンジョンの全体マップが確認できるようになった」ことでしょうか。これらの改良により、複数フロアを同時攻略するような構造ダンジョンでも、比較的ストレスなくプレイできるようになりました。
また、ダンジョンRPGということを考慮しても相当カオスだったバランスもかなりマイルドになっています。本作では敵にも前・後列の概念が生まれたことで、前作で猛威を振るったサムライ・くのいちが弱体化、他の職業も使いやすくなりました。その分、いろいろなキャラクターを使うことができ、バリエーションに飛んだ道中が楽しめます。
まぁ、前作のエッジの効いた部分が好きだった、という方にはちょっと物足りない可能性もありますが、ただ、間違いなくこちらのほうが万人受けする仕様だと思います。
シナリオ面もかなり強化されています。全10章のストーリーとなり、イベント消化後はわりと黙々とダンジョンに潜るだけというギャルゲーにあるまじきストイックさを誇った前作とは異なり、なかなか没入性を高めてくれるかと思います。メインシナリオもレベル50程度でクリアできるようになっており、シナリオを消化し、第1エンディングを見るだけなら60〜70時間もあれば十分だと思います。また、ダンジョン内でキャラクターが掛け合いするようになりました(ランダムな組み合わせなので内容はチグハグですが)。かなり、ギャルゲー・キャラゲーらしさが増したといえるでしょう。
まぁ、主人公・フリードがマモノマニアという設定のせいか、わりと女の子のお色気シーンに遭遇してもクール(笑)。そういう意味ではパッケージから受ける印象ほど、ギャルゲーっぽさはないと思います。ギリギリに挑戦している(笑)イベントCGを以外は、そう大した恋愛イベントがあるわけでもないので、あくまで「可愛らしいキャラが出てくるダンジョンRPG」と認識して買われると良いかと思います。「○○ちゃんを攻略したい!」なんて思って購入すると、やや肩透かしを食うかも。でも、程よい長さのシナリオですし、どの子も魅力的で、パーティーに入れてみたい! と思えます。
…とまぁ、ここまで褒めて来た本作ですが、残念ながらまだ完全無欠というわけではありません。
後半〜クリア後のダンジョンになると、ダンジョンの一方通行などの配置が「狙った」嫌らしさなのが困りモノ。ひたすら同じ部分を何回もグルグル歩きまわらさせるのを狙っている構造なのだろうが、それが見えるだけ、プレイヤーとしては、ハッキリいって苦痛。このあたり、もっと見せ方に工夫が欲しかったかもしれません。
また、封印書作成の微妙なもたつきなど、ユーザビリティもまだまだ改善の余地あり。ぶっちゃけてしまえばキーコンフィグなどは”出来なかった前作のほうがおかしい”レベル。今作でやっと普通になっただけで、まだまだ改善スべき点は山盛りです。サブイベントの発生条件などのノーヒントぶりも目立ちます。このあたりの不親切さは良くも悪くもSTING開発のゲームらしい感じでしょうか。
ただ、第1エンディングまでなら、かなり万人にオススメ出来る内容になったと思います。相変わらずインストールするとかなり快適にプレイできますし、手軽にサクサク遊べるのも○。上に挙げた問題点も、気になる人なら気になる程度なので、ぜひこういうジャンルのゲームが好きなら手にとっていただければと思います。
- プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 3 5 5
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