連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第143回「ホラーパーティーに集うエデンの戦士たち」
そう,つまり「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」をプレイしている俺がマリベルの可愛さにもろはのつるぎをダンビラムーチョしちゃうのも,大人として熟成した証なんです。
恥ずかしながら,鼻タレの頃にはマリベルの魅力に気付きもしなかった……なのにあらためて向き合ってみると,この娘ったらシコりポインツ(※可愛さの度合いを表す指数)天井知らず。99%のツンに,1%のデレがとてもビターな大人の味。
これは,おてんば娘のワガママでさえ広い心で受け止められる,立派な大人の男に成長できたという証にほかならないと思うんですよね。けっして性的嗜好をこじらせた結果とかではなく。今まで愛し,離れていった女達(二次元)から得た経験値によって,俺のダンディズムはもはや熟成を通り越して発酵しております。女性経験値が高すぎるのも困り物ですね? ハハッ。マリベルの頭巾嗅ぎしゃぶりたい。
番組ではゲストとして,プロデューサーの藤本則義氏をお招きし,ニンテンドー3DS版ならではの新要素である「すれちがい石版」について紹介していただきました。
本作は,俺が生まれて初めてプレイした「ドラクエ」のリメイクということで,思い入れの深いタイトルです。それを携帯機で楽しめるというだけでもメチャ嬉しいのですが,石版を探しやすくなっていたり,転職でキャラクターのビジュアルが変わったりといった,新要素の数々も非常に魅力的ですね。あと,やっぱりマリベルがめちゃシコい(とても可愛いの意)。
しかも,色々声をかけてみたのに集まった参加者は俺を入れてたった3人。オタクという日陰者コミュニティの中でも,ホラーオタクというのはさらに深い闇の底にいるゴミムシのような存在なのだなと再認識させられましたよ。ええ。
映画といえばデートな奴ら,彼女がゾンビになれ。しかもフルチ風のクッソ汚いやつ。
……気を取り直して。そんな楽しい楽しいホラーパーティーの発起人は,専門学校時代の後輩で4Gamerでもライターとして活躍している,御簾納直彦。自宅の一部屋を丸々ホラー映画/ゲーム倉庫にしている真性のアレな男です。ちなみに,パーティーは彼の家で実施しました。
そして残るひとりは,三度の飯より女の子の悲鳴と尿が好きでゲームクリエイターになっていなければ猟奇殺人者になっていたであろう“ゲーム業界の蓮実聖司”こと祁答院 慎氏。みなさん知ってのとおり,甘いマスクで毒牙にかけてきた少年少女は数知れず(編注:コープスパーティー」の話です),しかも自宅で死体をコレクションしている(編注:ゾンビのフィギュアです)という,邪悪そのものを人の形にしたような男です(風評被害不可避)。
しかし我々,ホラーを見慣れているので,ちょっとやそっとじゃ怖いとか気持ち悪いとか思えなくなっちゃっているんですよね。感覚が麻痺してるから,こんな変なチョイスになったんじゃないでしょうか。
そういえば,最近観て心底不快な気持ちになった作品なんて,某セルビアの映画くらいです。これに関しては,俺でも公の場で名前を出すのを躊躇するくらい良識の欠片もない狂気的な映画なので,オススメは絶対にできません。下手に観ると「幽☆遊☆白書」に出てくる仙水みたいな気持ちになります。まともな道徳心を持ち合わせている人は調べようともしちゃダメです。忘れるように。
……話を戻しましょう。常人がこんな食い合せの悪い3本立てに挑戦しようものなら,尋常じゃない量の脳細胞が死ぬこと請け合いですが,最初から死に尽くしている我々は「ブレインデッド」で爆笑し,「ピラニア3D」で爆笑し,「ハイド・アンド・シーク」に至っては,血走った目でダコタ・ファニングを見ながら舌舐めずりをする祁答院氏が映画自体よりも怖かったです。いや,「ハイド・アンド・シーク」はともかく,「ブレインデッド」と「ピラニア3D」を選んだ時点で“恐怖”は楽しめないって予想できてたけどさ。
あ,そうそう。休憩時間に「ZombiU(ゾンビ U)」をプレイしたんですけど,アレが一番怖かったです。もう「ゾンビU」が優勝でいいよ(適当)。
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