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iOS向けAVG「タイム・ミステリーズ 2:甦るアンブローズ家の過去 コレクターズ・エディション」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第87回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介するのは,iOS向けアドベンチャーゲーム「タイム・ミステリーズ2:甦るアンブローズ家の過去 コレクターズエディション」だ。
「タイム・ミステリーズ 2:甦るアンブローズ家の過去 コレクターズ・エディション」ダウンロードページ
早速,相続した荒れ果てた邸宅に向かったエスターは,そこで,過去と現在を行き来できる「時間装置」を発見する。この時間装置を使って,アンブローズ家の真実を暴いていくことになるのだ。
ゲームは,画面内の気になる場所をタップして調べていく,スタンダードなアドベンチャーゲームのスタイルが採用されている。タップした場所がアイテムなら取得,スイッチなら操作,ドアなどの出入り口なら移動,といったように,自動で行動してくれる仕組みだ。
本作には,アイテムを組み合わせて使ったり,パスワードを入力したりする謎解き要素も用意されている。そのほか,本作でちょっと変わっているのは,キーアイテムの入手法が複数用意されていること。たとえば,積み上げられたガラクタをすべて取り除くとキーアイテムが入手できるシーンがあるが,ここで得られるキーアイテムは,パズルゲームを解くことでも手に入れることができるのだ。
1つのアイテムを入手するのに,異なる解法が用意されているというのはなかなか面白いアプローチといえるだろう。
脱出ゲームと呼ばれるジャンルも含め,アドベンチャーゲームの多くは,謎解きの遊び応えと難度が大きく関係しており,万人が納得するバランスに落とし込むのが難しいところである。本作では,それを解決する手段として,ゲーム内に攻略ガイドが用意されているのだ。
画面左下に配置された「ヒント」をタップすれば,いつでも「次にタップすべきポイント」が示されるので,これに従えばサクサク進められる。とはいえ,じっくり謎を解いていきたい人は,攻略ガイドを使わないほうがいいかもしれない。
レトロな雰囲気のグラフィックスで,若干のホラー要素も含まれるストーリーの本作は,やり応えも十分。序盤が無料で試せるようになっており,続きがプレイしたい場合は250円(税込)でアンロックできる仕組みになっているので,スクリーンショットの雰囲気が気に入ったならぜひプレイしてみてほしい。
「タイム・ミステリーズ 2:甦るアンブローズ家の過去 コレクターズ・エディション」ダウンロードページ
著者紹介:トリスター/慈空宇砂利
ゲームやアニメなどの書籍や解説書,そして広告制作などを行う編集プロダクション「トリスター」のライター。1プレイで完結するアーケードスタイルのゲームが好み。フィーチャーフォンからスマートフォンへ移行が進み,そういったタイトルが増えてきたことに喜んでいる。
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