アルケミストは本日(2012年12月14日),同社が12月20日に発売を予定しているPSP用ソフト
「水平線まで何マイル? -ORIGINAL FLIGHT-」の新情報として,ストーリーダイジェスト第2弾を公開した。
先週掲載したストーリーダイジェスト第1弾
(関連記事)では,序盤〜中盤の共通ルートとヒロインの
宮前朋夏ルートを紹介したが,今回は
名香野陽向,
津屋崎湖景,
古賀沙夜子,
花見麻里矢の各ルートおよび,PSP版の追加シナリオ
「後日談」について明らかにされた。各ヒロインとどのような結末を迎えられるのか気になる人は,さっそくチェックしてみよう。
■ストーリー紹介 各ヒロインルート
◆ストーリー概要
主人公の平山空太はアツくなれるものもなく、漠然と毎日を過ごしていただけだった。
だからこそ活動らしいことをしない「宇宙科学会」は居心地がよかったのだが、ついに解散指示が出されてしまう。
廃部を免れるために挑戦することになったのは、ライトモーターグライダーという新しいカテゴリーの大会出場だった。
しかしその大会には同じ内浜学園の航空部も参加を予定しており、出場権をかけて予選をすることになる。
いきなり現れた顧問の指導のもと、空太とヒロインたちは持てるすべてをつぎ込んでグライダーの調整や、飛行技術の特訓に打ち込む。
共同作業を重ね、チームの団結が強まるほどに、ヒロインたちはそれぞれのたぐいまれなる能力と魅力を開花させていく。
努力が形をなして青い空に羽ばたく時、空太はどのヒロインとともに水平線の向こうを目指すのだろうか。
◆ヒロイン・陽向 (共通+専用ルート+後日談)
気苦労の多い執行委員長
名香野陽向 (なかの ひなた)
CV. 生天目仁美
「信頼されて機体製作を任されたのだから、最後まで責任を持ってやり遂げる。それが私のやり方よ」
身長:162cm
83(C)-58-86
誕生日:6月15日
しっかり者のお目付け役。内浜学園三年生。
中央執行委員会の委員長――いわゆる生徒会長で生真面目。
勉強も運動もできる文武両道派。責任感が強く誰からも頼りにされている。
面倒見がよくてそれを損なことだと思っていない。他人に厳しく、自分にはより厳しく。
いろいろな資格をもっておりメカにも強い。空太に請われてメカニックとして参加する。
[特性]
「図形的直観力」
各種技能系免許を持っており、機体制作にかり出される。
計算も得意だが、材料の「ゆがみ」や「重心位置」などを一目で見抜くセンスを持っている。
[物語テーマ]
「仲間と共に」
機体の制作および整備の責任者として作業の全般を受け持つ。
機体の軽量化のために「フライ・バイ・ラジオ」のアイディアを試してみることになるが……。
中央執行委員会という立場上、宇宙科学会の前に立ちふさがる
……かと思いきや、いつの間にか機体の製作を手伝うことになる陽向。
湖景との意外な関係に驚くこと間違いなしです!
学内予選会後も宇宙科学会を手伝うため合宿に参加。
いつもはしっかり者の陽向ですが、その意外な一面を見ることができます。
合宿途中、新しくチャレンジした部分で不具合が発生します。
原因が分からず追い込まれる宇宙科学会と陽向。その結末は!?
後日談では、主人公との健全なお付き合いの様子が描かれます。
あくまで学生らしく。陽向らしいデートの連続をお楽しみ下さい!
◆ヒロイン・湖景 (共通+専用ルート+後日談)
可愛らしい部活の後輩
津屋崎湖景 (つやざき こかげ)
CV. 小野涼子
「これはわたしがお願いされたんです。だから、どんなことがあっても最後までやりとげたいんです」
身長:158cm
76(A)-55-82
誕生日:7月1日
やや幼く見える外見。内浜学園一年生。宇宙科学会所属。
自分に自信がなくて引っ込み思案。か弱い小動物系で無条件に守ってあげたくなる女の子。
しかしプログラムの腕前はなかなかのもの。
得意分野であるプログラム関係については意外な食いつきを見せる。
作家的な作品顕示欲求を秘めていて、作ったものが受けるとたいそう満足する。
活動では主にソフトウェア系を受け持つ。
[特性]
「ソフトウェアエンジニア」
趣味でプログラムをやっており、ちょっとした空き時間に簡単なゲームを作ってしまうほど。
[物語テーマ]
「頼られる存在になるために」
経験が少ないのが自信を持てない理由ならばと合宿中に慣れないことに挑戦させて、少しずつ自信を積み重ねてもらう。
空太から機体の制御システムを組んで欲しいと頼まれると、
得意分野でもあるのでこれまでにないほどの頑張りを見せるようになる。
宇宙科学会の良心であり、守ってあげたくなる女の子。それが湖景です。
機体の製作にも一生懸命取り組みます。
共通ルートでは、選択肢が陽向と被っていることが多いです。
湖景はエンジニアとして大活躍。
プールや花火など合宿イベントにも注目です!
機体制御のプログラム不具合がなかなか解消できない日々。
そのストレスが引き金となり、湖景の持病が再発してしまい……。
後日談は、秋季総合学会(文化祭)のお話です。
宇宙科学会がロケットの打ち上げに着手!?
◆ヒロイン・沙夜子 (共通+専用ルート+後日談)
掴みどころのない宇宙科学会会長
古賀沙夜子 (こが さよこ)
CV. いのくちゆか
「やるからには勝たないとねー。優勝以外に意味はないの。価値もないの。わかる?」
身長:166cm
90(D)-60-88
誕生日:7月1日
自分のペースに常に周囲を巻き込む自由人。内浜学園三年生。宇宙科学会会長。
天上天下唯我独尊、独立独歩の人。おっとりした口調に、マニアックな知識が大量に差し挟まれる。
思考が読めない上に行動も読めない。多芸多才なのにそれを全く有効活用しない。
周囲に迷惑を振りまくのに決してそれが嫌みにならない稀有な存在。
会の代表として全体を統括するが、遊んでいるようにしか見えない。
[特性]
「全能ゆえに孤独な女王」
勉強、運動、知識……いずれも誰もついていけないレベルに存在しているため孤独にならざるを得ない。
それを寂しがるでもなく、むしろ青春の無駄遣いをあえてするようなことばかりしている。
[物語テーマ]
「宇宙科学会」
誰もが宇宙科学会は沙夜子の気まぐれで作った場所だと思っており、実際、まともな活動などしていなかった。
今回の解散指示に対しても無謀と言える挑戦をすることになるが、なんだかんだでみんなが楽しく挑戦できているのは沙夜子のおかげなのかもしれない。
大会へ向けての沙夜子は優勝することに意外なこだわりを見せる。
解散命令が出てものらりくらり。宇宙科学会の会長はいつでもマイペースです。
当然、ライトモーターグライダー大会への出場を決めたのも彼女。
ゲーム中は選択肢が多くありますので、攻略は大変なキャラかもしれません。
合宿中も相変わらずの沙夜子。
しかしながら、裏方として宇宙科学会のメンバーをサポートします。
大会終了後、沙夜子は突然に宇宙科学会を解散し、姿を消してしまいます。
真意を問うべく、沙夜子を探し出す主人公。そこで見たものとは!?
後日談は、沙夜子と共に新しい活動の場を立ち上げるストーリーです。
イチャイチャのイベントにもご期待下さい!
◆ヒロイン・麻里矢 (共通+専用ルート+後日談)
クールな航空部部長
花見麻里矢 (はなみ マーリャ)
CV. 後藤麻衣
「いいチームです。だからこそ、パイロットの責任は重い。全力でやらせてもらうわ」
身長:154cm
78(D)-53-76
誕生日:11月1日
高潔なアスリート。スラブ系クォーター。内浜学園二年生。航空部部長。
宇宙科学会が大会に出場するための壁となるライバルキャラクター。義理堅く筋を通しストイック。
有能であり実績を残してきたからこそ航空部では孤立しがち。
それゆえに自由奔放な宇宙科学会に居心地の良さを感じる。
パイロットのトレーニング、機体の準備にとさまざまなアドバイスをしてくれる。
[特性]
「パイロット」
従兄が航空競技界では名の知られたパイロットであり、麻里矢もまた優秀なパイロットとしての特性を持っている。
[物語テーマ]
「対等な関係」
第一印象の悪さが、かえって二人の立場を対等にした。
最初はいい加減な部活だと思っていた空太たちの真摯な活動に好感を持つようになる。
宇宙科学会に失礼のないよう航空部は手を抜くことなく予選に臨むことになる。
主人公と麻里矢の出会いは最悪。
しかも学内予選会ではライバル・航空部として立ち塞がります。
予選会で勝利した宇宙科学会を手伝うことになった麻里矢。
抱負な知識と経験で、パイロットの訓練、機体の調整と大活躍です!
合宿を通じて主人公と気持ちが惹かれあう中、パイロットの問題が浮上。
決断を任された主人公、その結末は!?
麻里矢の後日談は、これまでの4人とは少々毛色の違う内容です。
トラブルを通じて絆を確かめ合う、主人公と麻里矢のストーリーにご期待下さい!