サイバーフロントは本日(2012年10月2日),PC用ソフト
「A列車で行こう9」のバージョンアップキット
「A列車で行こう9 Version2.0 プロフェッショナル」を,
12月7日に発売することを発表した。価格は7140円(税込)。プレイ人数は1人となっている。
なお本作は拡張キットに当たるため,遊ぶには「A列車で行こう9」本体および,
「建物キット」「建物キット2nd」が必要となるが,同時に,以下の3種類のパック商品が発売される予定だ。さらに,店舗ごとに異なる「特殊建物データ」がもらえるという数量限定の
購入特典なども用意されるとのこと。
- A9本体のみを所持している人向け
A列車で行こう9 Version2.0 プロフェッショナル アディショナルパック
(本キット+建物キット+建物キット2nd)
価格:1万1340円(税込)
- これから始める人向け(1)
A列車で行こう9 Version2.0 プロフェッショナル 完全版
(A9本体+本キット+建物キット+建物キット2nd)
価格:1万8690円(税込)
- これから始める人向け(2)
A列車で行こう9 Version2.0 プロフェッショナル 完全版 with プロフェッショナル公式ガイド
(A9本体+本キット+建物キット+建物キット2nd+公式ガイドブック)
価格:1万9950円(税込)
本作は,2010年2月に発売された「A列車で行こう9」を,最新バージョンの2.0にするためのキットだ。建築物やマップといったコンテンツが拡充されているのはもちろん,
システムがプログラム部分から大幅に改良されているのが大きな特徴である。この辺りが“拡張キット”ではなく,“バージョンアップキット”となっているゆえんなのだろう。
システム部分の変更は,たとえば立体交差駅の実装により「駅構内での乗り換え」が可能になったことや,三角地帯への建築,ゲームモードでの地形編集が可能になったことなどが挙げられる。さらに
「スケール1:1モード」が実装されている点も見逃せない。
従来本作では,遊びやすさを優先して電車のスケールがデフォルメされていたが,Version2.0では,電車と建物の比率が1:1になるモードが実装される。これによってより現実に近い,リアルな縮尺の街を楽しめるようになるわけだ。
1:1モードで見る街の遠景
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今回は,そのほか本キットにおける追加要素の情報が届いているので,以下にじっくりと目をとおしておこう。
●充実の鉄道施設
■新種の駅が追加! 電停、そして車両倉庫を実装!
路面電車用の駅「電停(電車停留所)」が追加される、都営7000形、東急300系、広電5100形と組み合わせれば、路面電車のある閑静な住宅街をより美しく再現できます。
また、車両倉庫も新駅として追加されます。
やむを得ず深夜に操車場や駅に停留させていた列車も、ついに車両倉庫へ回送することができるようになります。
車両車庫へは実際に列車を格納することが出来ます。
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■秋葉原、西船橋駅などに多く見られる「立体交差駅」も収録。
高架駅を無理やり十字に重ねて立体交差駅にしていたものも、プロフェッショナルでは「立体交差駅」として標準搭載。
今までのA9では、「交差する駅では、一度駅構内から出なければいけなかった」疑似乗換駅が、バージョンアップされることで「駅構内での乗り換え」が可能になりました。
■架線柱も登場し臨場感はさらに高まる!!
ついに線路脇に架線柱を追加できるようになりました。
架線柱が立つだけで、車窓からの景色がグレードアップ!リアリティが一気に増加します。
また、もっと深く楽しみたいユーザーは、「架線柱の有無で、電化区間と非電化区間を分けるといったこだわりも線形へ反映させることができます。
(※見た目以外、ゲーム中への影響は有りません)
■田園風景に調和するバス停も追加。片側のみバス停も。
都会向きな屋根付きバス停ではない、「ポールのみのバス停」を収録。
田園地帯に似合う田舎のバス停が田舎の風景を創りだします。
さらに新型の橋梁も追加され、山岳鉄道の再現や自然景観を邪魔しない、趣のある橋梁の建設が可能。レール一本にも強いこだわりを表現できるようになります。
●建物キット3rd相当の充実のラインナップ
■街の雰囲気を変える、新たなる建物群!!
過去2つの建物キットに加え、さらにリアリティのある街を可能にする建物バリエーションが豊富になりました。
夕闇に包まれる街を美しく彩る“ライトアップが美しい建物”や地方都市の再現に欠かせない“ご当地名物建物”、格式高い雰囲気を演出する“日本の伝統的建物”など新たな建物が収録されます。
【主な追加建物】
・化学プラント
・ライトアップ広場
・展望台タワー
・琉球城郭
・神社(山、海)
・海浜タワー
・スポーツアリーナ
・天守閣(黒、白)
・木造校舎
・立体交差駅
・鉄道車庫
・田舎駅
・石造橋梁
・バス停
・三角ビル 他
■かつてない細部へのこだわり! 1m四方の建物アイテム登場!
公衆電話に郵便ポスト、さらには自動販売機など、小さなスペースに利用できる建物アイテム。
想像力を刺激するようなアイテムを多数追加することで、ジオラマのような街作りが楽しめ、街に何かが足りなかったと感じていた方にとっては、満足いく自分好みの街を作ることができます。
さらに、架線柱のように道路脇に電柱が建てられるようになり、よりリアルな街並みを形成できます。
1m四方建物アイテムリスト
・郵便ポスト(新型・レトロ)
・石灯籠
・電柱(鉄筋・木製)
・防災スピーカー
・防災倉庫
・電話ボックス(新型・レトロ)
・ベンチ
・自動販売機
・ゼブラフェンス
・地下鉄入口 等
■隙間を有効活用できる、三角地帯の建物も追加!
A列車で行こう9では線路や道路、建物を自由な角度で建設できるようになりましたが、その反面、建設が困難な三角地帯の空き地ができてしまうことがありました。
そこで三角形の建物を追加することで、そのデッドスペースを最大限活用し、より密集したリアルな大都市を形成することができます。
●これぞ究極のリアリズム! スケール1:1モード
■車窓一新、街一新! 電車:建物の比率をリアルスケールにできる機能を搭載!!
A列車で行こうシリーズではこれまで、電車のスケールは遊びやすさを優先してデフォルメして表現されていましたが、今回のバージョンアップでは、リアル志向のユーザーから多く要望を受けていた「電車と建物の大きさの比率を 1:1 にする機能」
を遂に搭載します。
この機能をフル活用した、度肝を抜くような街に挑戦してみて下さい。
▲車両のスケールが1/2になることでフルスケールな街に。
<通常スケール> |
<1:1 フルスケール> |
●ダイヤグラムだってバージョンアップ!
■ポイントの時間指定が可能
世界に誇る日本の緻密なダイヤグラムの再現が可能に。
時刻に応じて進入番線が変わるターミナル駅も、定時で車両点検のために車庫に回送する電車も、ポイントの時間指定が可能にします。
■通常と臨時の2つの発車時刻の設定が可能に
これまでは平日・休日で発車時刻を分けてダイヤを設定することができませんでしたが、このバージョンアップで、同一列車でも「行楽シーズンの休日ダイヤ」など休日や季節に合わせて発車時刻を切り替えることができるようになります。
●ゲームモードでも地形編集が可能に
■建設だけじゃない。地形を変えるまでの大規模都市開発が可能
山を切り崩してリゾート施設を建設したり、海を埋め立てて工場を稼働させたり。
相応の費用を支払えば、飽和状態の都市を再開発してさらなる発展を目指すことができます。
●市街化調整区域指定が可能!
■選択範囲の街の自動発展を止め、レトロな街並みの景観保護が可能
旧市街地を保護したり、自然豊かな景観を保護して保つことができます。
範囲を決めて選択すると、街の自動発展を止め、自分好みのレトロな街並みや田舎の風景を崩すことなく保存することが可能です。
●遊びやすくをさらに
■電車をクリックすることで追跡モード・車窓モードと簡単切り替えが可能
これまではメニューの「Train」から電車を選択して、そこからまた追跡モード・車窓モードと選んでいましたが、このバージョンアップで画面上の電車をクリックすることで簡単に手早く追跡モード・車窓モードと切り替えがしやすくなります。
■選択建物と周辺建物のチェックがよりしやすく
確認したい建物をクリックすると、見やすいようにカメラが自動移動します。
画面が建物を中央に配置するように移動し、周辺建物のチェックや設定変更がより手早く出来るようになります。
●新マップ12個追加!
■バージョンアップにあわせて新マップを12個追加(通常10個、1:1スケール2個)。プロフェッショナルの新要素を活かした都市開発を楽しむことができます。
<A列車で行こう9 Version2.0 プロフェッショナル マップ紹介>
【海の守り神と山の守り神】
山の神社と海の神社が向かい合うように建立された、2つの島がある地域。
かつては、漁業や畑作で収入を得ていましたが、近年は全国的に見られる「田舎離れ」から過疎化の一途をたどっており、村全体の収入が減ってきています。
自然や美しい街並みを残しつつ、周辺地域の交通インフラを整えることで、島外からの観光客の集客に期待が集まっています。
【ランドマークタワー博覧会】
中洲には、タワー建設により商業化に成功した街があります。現在もなお急激な発展を見せており、近年、その成功を受けて未開拓の河口部分や浅瀬地域を利用する計画が発足しました。
この地域では、まず川で分断された土地を造成して、「用地確保」と「区画整理」をすることが重要視されています。
また、中洲街に倣い、ランドマークタワーを建設することで大きな経済効果の上積みも期待されています。
【建物博物館II】
この地域は、車両基地が集中することから、鉄道ファンに「聖地」と呼ばれています。
近年の鉄道ブームの盛り上がりを受け、周辺地域の活性化のため、鉄道博物館の建設が提案されました。
観光地化による集客効果に、住民からの期待が高まっています。
●製品情報
タイトル :A列車で行こう9 Version2.0 プロフェッショナル
発売日 :2012年12月7日(金)
価格 :6,800円(税込:7,140円)
対応OS :Windows 7 / Vista / XP
ジャンル :A列車で行こう9 バージョンアップキット
プレイ人数 :1人
メディア :DVD-ROM
JANコード :
企画・開発 :アートディンク
販売 :サイバーフロント
※本ソフトを遊ぶには「A列車で行こう9」本体、「建物キット」、「建物キット2nd」が必要です。
[必須動作環境]
■OS:Windows 7(64bit版 & 32bit版)/Vista/XP ■DirectX:DirectX9.0c以上 ■CPU:Core 2 Duo ■メモリ:[XP]1GB以上 [VISTA/7]2GB以上 ■HDD空容量:1.2GB以上 ■VRAM:512MB以上 ■ビデオカード:GeForce 6シリーズ以降、RADEON X1000シリーズ以降のビデオカード ■ディスプレイ:1024×768ピクセル以上 ■サウンド:Direct Sound対応 ■入力機器:キーボードおよびホイール付マウス ■その他:インストール時にDVD-ROMドライブ必須、インストール時にインターネット環境が必須、A列車で行こう9本体
[推奨動作環境]
■OS:Windows 7(64bit版 & 32bit版)/Vista/XP ■DirectX:DirectX9.0c以上 ■CPU:Core i7-860(2.80GHz) ■メモリ:3GB以上 ■HDD空容量:1.2GB以上 ■VRAM:1GB以上
■ビデオカード:GeForce GTS 250 ■ディスプレイ:1920×1080ピクセル以上 ■サウンド:Direct Sound対応 ■入力機器:キーボードおよびホイール付マウス ■その他:インストール時にDVD-ROMドライブ必須、インストール時にインターネット環境が必須、A列車で行こう9本体
▲上記の環境を揃えると、影や水面、天候の表示をオンにした状態で、1920×1080ピクセルの高精細モニターを使って、「A列車で行こう9」を遊ぶことができます。
●『A9』進化版を遊び尽くすための攻略本第3弾!!
さらなる進化を遂げた、『A列車で行こう9 Version2.0 プロフェッショナル』で理想の街並をつくり上げるための指南書。
新要素のスケール1:1モード、ポイント時刻指定、臨時発車時刻設定はもちろん、追加マップを全攻略。『A9』初心者でも思いどおりプレーできるノウハウをお届け!
さらに、『建物キット2nd』、『プロフェッショナル』の建物データ集付き。
■書 名:A列車で行こう9 Version2.0プロフェッショナル公式ガイドブック
■発売日:2012年12月7日
■判 型:A5判
■頁 数:フルカラー128ページ
■定 価:1,890円(本体1,800円+税)
■発 行:エンターブレイン
●店舗別購入特典情報
■ここでしか手に入らない、特殊建物がもらえます!
下記の店舗で対象商品をご購入いただくと、各店舗ごとに違った「特殊建物データ」が特典として付いてきます。(数量限定)
■ビックカメラグループ(データ2種)
・ビックロ ビックカメラ 新宿東口店
・アキバ☆ソフマップ 1号店
※数量に限りがございますので、詳しくは各店舗にお問い合わせください。
※画面はすべて開発中のものです