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[E3 2013]麗しのショートカットのベヨネッタはスタイラスでも操作可能。任天堂×プラチナゲームズの新作「ベヨネッタ2」プレイレポート
2014年に発売予定となる本作は,開発を担当するプラチナゲームズが「究極のサードパーソンアクションゲーム」と自負する「ベヨネッタ」(Xbox 360 / PS3)の続編だ。なお,本作のパブリッシャは任天堂となる。
ニューヨークらしき街中を飛び回るステルス戦闘機の上で戦いを繰り広げ,走行中の列車の上で中ボスの「BELIEF」と戦い,そして大ボスの「GOMORRAH」とは空の上で戦うという具合に,“クライマックス”なシーンの連続である。
またBELIEF戦からは,赤いボディスーツを身にまとったロングヘア(!)のジャンヌも参戦し,ベヨネッタと共闘してくれる。デモの終盤ではジャンヌにあることが起きて,先が気になるところでデモは終了,といった流れだった。
というのも本作は,もちろんアナログスティックとボタンを使った操作に対応しているが,なんとタッチスクリーンでの操作にも対応しているからだ。
アクションゲームの操作にマッチするのか,プレイする前は疑問に思うところがあったが,実際に触ってみると意外(?)にもマッチしていて楽しめるものになっていた。
スタイラスで画面をタッチしたままスライドさせると,その方向に移動する。上にスライドさせればジャンプ,横にスライドさせれば回避を行う。画面の敵を連続タッチするとコンボ攻撃が自動でつながり,トーチャーアタック等の特殊アクションは,画面に出現するアイコンをタッチすることで発動するというように,タッチスクリーンでの操作は非常に簡単だ。
Wii U GamePadの画面を見ながら行う操作も多いので,ディスプレイ画面を見ながらタッチスクリーンで操作するのは難しいが,アクションゲームが苦手な人にプレイしてもらうための施策としては,期待の持てそうなアプローチといえる。
ちなみに,タッチスクリーンで操作する場合,難度は「ベリーイージー・オートマチック」と「イージー」のみが選べるようになっていた。
アナログスティックとボタンでの操作時は,前作とほぼ同じ感覚でプレイできる。パンチ([X]ボタン),キック([A]ボタン)の組み合わせでコンボがつながり,銃による攻撃はXボタンまたはAボタン長押しで行う。
回避行動はZRボタンで行い,敵の攻撃が当たる直前にタイミングよくボタンを押すと,時間の流れがゆっくりになる「ウィッチタイム」が発動するのは前作同様だ。もちろん,弱った敵を拷問にかけて倒すトーチャーアタック([X]ボタン+[A]ボタン)も用意されている。
そして,ベヨネッタの身を包むボディスーツが髪の毛でできているという設定は,「2」でも健在。「ウィケッドウィーブ」や「アンブラン・クライマックス」の発動時には,しっかりとセクシーな姿を披露してくれる。
なお前作の「ベヨネッタ」は,普段アクションゲームをプレイしないライト層でも楽しめるよう,ボタンひとつで攻撃や回避を行える「ベリーイージー・オートマチック」(通称:オカンモード)があった。そして先述したように,「2」にもベリーイージー・オートマチックは用意されており,ほぼガチャプレイでも最後までクリアができるようになっている。アクションゲームは苦手だけどベヨネッタの勇姿を再び見たいという人も安心してほしい。
今回試遊できたのは短い時間ではあったものの,ベヨネッタのスタイリッシュなバレットアーツ(格闘術),誰もが目を奪われるであろうリッチな演出など,Wii Uに“引越し”しても,ベヨネッタはベヨネッタであると確認できるに足る内容だった。
発売は2014年とかなり先ではあるが,発売が今から楽しみなタイトルである。
4Gamer E3 2013特設ページ
- 関連タイトル:
ベヨネッタ2
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